アメリカの大統領選挙はバイデン氏がミシガンを制したことで、ほぼ勝負が決まったようだ。ただ、私に中ではトランプ氏の最後の猛烈な追い上げに、感嘆の声をあげたものだ。このトランプ氏のエネルギーに後押しされて、劣勢を伝えらえていた議会の上院は共和党が過半数を維持したようだ。しかし、これは世界でも日本人ならではのことだろう。そのほかの世界では敗者は1%の差でも敗者なのだ。世の中は次の時代に向かって、動き出している。トランプ氏の敗戦で、一番喜んでいるのはドイツをはじめとするヨーロッパだろう。中国は次の政権の出方待ちである。日本はヨーロッパが喜んでいるのとは違い、これまでの関係は薄れる。北朝鮮は戦略が狂いだしている。アメリカでは大統領と議会でのねじれ現象が起こり、IT企業が懸念していた規制が行われにくくなると踏んで、株価は値上がりしている。(くちなし亭、2020.11.05)
Y-FP Office Japanトップページ
Y-FP Office Japanトップページ