有給休暇の義務化スタート

働き方改革関連法の成立で、4月1日から有給休暇の義務化の新ルールが適用されるようになる。一般的には年10日以上の有給が与えられている社員には会社は5日以上の有給を取らせることが必要になる。いかに働き蜂と言われ続けてきた日本人も、さすがに最近の若者の意識の変化で、有給は夏休みを中心に適度に使われるようになったと思われるのだが、それでも、管理職ともなれば、無理をしてでも出社しなければならないと言うこともある。「親の葬式の日ですら出社した上司がいた。」などと陰口をたたかれる。こんな上司なら、休日出勤も当たり前の感覚になるのだろうし、こんな上司の下に居る部下なら、会社を辞めたくなることもあるだろう。会社を辞める前に溜まっていた有給を目いっぱい使い果たそうともするだろう。まあ、こんな上司と部下の関係の続く会社には、法律で、義務化するのも悪くないが、多分、仕事がたまると嘆いて、家に仕事を持ち込むような非能率的な事が起こりそうで、それだけは止めて欲しいものだ。（4月2日）

Y-FP Office Japanトップページ