今月、2019年4月は平成、最後の月なので、何となく、背中を押されているような慌ただしさがある。今日は19日なので、もう2/3が終わったのである。次の週にはいわゆる10連休のゴールデンウイークが始まるのである。さて、そのゴールデンウイークだが、政府の方の考えるほどに、国民は喜んでいないようである。朝日新聞の世論調査によれば、その45%が「うれしくない。」と答えている。ちなみに「うれしい。」と答えた割合は35%だ。国民の半数近くが「うれしくない。」のである。昔は殆どの人が会社員なり、製造業などに従事していたので、単純に休めて「うれしかった」のだが、今は7割の人がサービス業に従事していて、連休中は逆に働く側の人である。そんな人が、忙しくなるばかりの連休を喜ぶはずがないのである。リタイアした高齢者もそうである。人の混む連休に出かけようとは思わない。この時はホテル代も何もかもが値段が高いのである。総務省の家計調査によれば、連休中に使うお金も、平日とそれほど変わらなくなった。平均1日6319円である。むしろ、飛び石連休の狭間の平日の消費額の方が高いかもしれないと言うデ―タがあるくらいである。(4月19日)
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