商品ブランドとしてのサンタクロースには一つの大きな欠点があるそうだ。それは毎年、年末の数週間にしかその価値が上がらないことだと「サンタクロース」の商標をフィンランドで持つサンタクロース・ライセンシングの担当者は語る。そこで、ミッキーマウスやキテイーちゃんのように、サンタクロースを1年365日、世界中で売れるようなビジネス展開を考えているようである。さて、25日はクリスマスだった。クリスマスの夜には、どのような子供たちのもとにも、サンタクロースが枕元に現れて、素敵なプレゼントをしてくれる。しかし、大人たちには、その逆である。サンタクロースは子供たちにプレゼントをせよと迫るのである。その典型的な例がヨーロッパのアルバニアで起こった。数人のサンタクロースの集団が銃で武装し、宝飾店を襲ったのである。彼らは見た目は優しげだが、ひげもつけていたし、赤い服も来ていた。十分に変装している。奪った宝石類は、肩に担いだ大きな袋に入れればよい。あたりはクリスマスの夜で、サンタクロースであふれている。彼らにはトナカイのそりはなかったようで、空を飛ばない自動車で逃走したようだ。
Y-FP Office Japan
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