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政府が舵を大きく切れば、革新技術は生まれる。

2013-12-11 10:45:51 | FP
小泉純一郎氏が脱原発を提起し、政府が原発0を決意さえすれば、いろいろな知恵が生まれると発言した。これを原発推進論者の一部は楽観すぎると反論したのだのだが、東日本大震災以降、自然エネルギーへ政府が舵を切ってからというもの、この分野での革新のスピードは素晴らしい。例えば、太陽光パネルなどの開発でも、東レ、シャープ、パナソニックなどの、様々な業界で、新たな革新技術のニュースが連日のように起こる。過日、積水化学は、高温焼成が不要なフィルム型色素増感太陽電池を産総研と共同開発し、試作に成功したと発表した。最近、屋根の上に据え置くタイプの太陽光パネルを多く目にするが、その最大の欠点は固くて、設置場所を限定されてしまうことだ。柔らかな素材も開発されているが製造コストが高く、これまでは実用的とは言えなかったのである。それを世界で初めてという、さまざまなフィルム基板を使った色素増感型の太陽電池の製造を可能にしたそうである。つまり、政府が大きく舵を切らなければ、このような革新的な技術は生まれてこなかったのである。

Y-FP Office Japan


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