上野動物園のフラミンゴの羽が フラミンゴピンクなのは プランクトンに色素を混ぜるからです。
一羽のフラミンゴが この写真のように 私に近づいてきました。
飛べないフラミンゴ
”曲がった嘴の中に
ブラシのような物があるのは
水中のプランクトンを食べるからです。
卵は繁みに一個づつ産み
夫婦仲良く孵(かえ)します。
喉の奥から出る液を
ひなが飲むので
これをフラミンゴミルクといいます”
音声ガイドを聞いていると
一羽のコガタフラミンゴが寄ってきて言う
「ねえ、そこのあなた、
この前 黒い肌の人に聞いたのだけれど
私のふるさとは
本当はここではないと知っていた?」
「えっ、ええ」
戸惑いながら私は 何時か映像で見た
フラミンゴの大群を思い浮かべる
「アフリカの広い湖いっぱい
淡いピンクに染め上げて
群れていたわ」
「それから?」
「それから? それから・・・
私は行った事がないから良く分からない。
ごめんね、おしまい」
本当はもう一つ知っていた
10万羽以上が 一斉に飛び立ち
空にフラミンゴピンクの川を描きながら
遥か彼方に消えていったのを
野生のフラミンゴがピンクもしくは朱(あか)いのは 食用となる藻やプランクトンに カンタキサンチン という天然の色素が混じっているからだそうです。
風呼r でした
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