ピカソ・マニマニア

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酸漿(ほおずき)の心  シジュフォスの輩

2010-08-29 12:50:40 | 詩作


白い花を咲かせます。




 酸漿のこころ


かさかさの萼を破る

こんなにも瑞々しい身が
覗きます

ほおづきはまだ
これからが人生


このまま姥枯(うばが)れて
種を残すもいい

優しくゆっくり
命 はかなく
頬突きになってもいい


鬼灯ひとつ
貰って下さい


我慢も諦めもお手のもの
シジュフォスの輩より




はだかほうづき、 黒ほうづき、 食用のほおづきもあります。

地下茎及び根は 酸漿根(さんしょうこん)と呼ばれる 生薬です。

咳、痰、冷えに効くそうですが 子宮を収縮させるので 妊婦が多量に摂ると 流産の恐れがあるそう。


畏るべし ほおづき。

       風呼r  でした      



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