たまに聴きたくなる作品です。クラシックを聴きまくっていた頃は、90分テープの両面に交響曲だの、協奏曲だのを入れて、通勤電車の中とか昼休みなどまで、クラシック漬けという感じで楽しんでいた訳ですが、こうしたテープで大作の余白によく入れていたのが、シューベルトの即興曲集の中の作品。
シューベルトの音楽は、前期ロマン派に位置するという時代的背景もさることながら、おそらく彼自身のキャラが多分そうさせているんでしょう。聴こえてくる音楽はあまり大きな身振りで、泣いたり、叫んだり、喜んだり、沈みこんだりしません。だから、大作がドラマチックに終わった後、、まるでリラックスして演奏されるアンコール・ピースみたいな感じで、何故かぴったりと収まるんですよね。
即興曲集は作品90と142の2つがあって、テープの余白時間やその前に入っていた曲調に合わせ、いろいろ使ったので、結局、どの曲も好きになってしまったという感じですが、そこはかとない哀感が心の沁みる作品90の1番、しっとりした伸びやかさが美しい同3番、あと、「ロザムンデ」にも使われた旋律が流用されている作品142の3番も、変奏曲形式で控えめですがめくるめくような美しさがあって好きです。
僕が聴いているのは、もっぱらイングリッド・ヘブラーが今から40年前に録音した演奏です。へブラーはモーツァルト弾きとして有名でしたが、彼女のモーツァルト同様、独特のやわらかみがある演奏が、即興曲にぴったりだと思います。あと、ルプーの演奏も良かった記憶ありますけど、もう10年くらい聴いてない、CDもあるかどうか....。最近、この曲の名演とかありますかね???。だれか教えてください。
シューベルトの音楽は、前期ロマン派に位置するという時代的背景もさることながら、おそらく彼自身のキャラが多分そうさせているんでしょう。聴こえてくる音楽はあまり大きな身振りで、泣いたり、叫んだり、喜んだり、沈みこんだりしません。だから、大作がドラマチックに終わった後、、まるでリラックスして演奏されるアンコール・ピースみたいな感じで、何故かぴったりと収まるんですよね。
即興曲集は作品90と142の2つがあって、テープの余白時間やその前に入っていた曲調に合わせ、いろいろ使ったので、結局、どの曲も好きになってしまったという感じですが、そこはかとない哀感が心の沁みる作品90の1番、しっとりした伸びやかさが美しい同3番、あと、「ロザムンデ」にも使われた旋律が流用されている作品142の3番も、変奏曲形式で控えめですがめくるめくような美しさがあって好きです。
僕が聴いているのは、もっぱらイングリッド・ヘブラーが今から40年前に録音した演奏です。へブラーはモーツァルト弾きとして有名でしたが、彼女のモーツァルト同様、独特のやわらかみがある演奏が、即興曲にぴったりだと思います。あと、ルプーの演奏も良かった記憶ありますけど、もう10年くらい聴いてない、CDもあるかどうか....。最近、この曲の名演とかありますかね???。だれか教えてください。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます