「ディアベリ変奏曲」でベートーベンのことを思い出したついでに、私が最初にベートーベンの交響曲全集を揃えたのたのはどんな組み合わせだっただろうかと、思い返してみました。いつぞやマーラーでも同じ事書きましたけど、ベートーベンの場合だと、マーラーやブラームスほどいろいろな演奏買ってませんから、割と簡単に思い出せました。
私がクラシックに耽溺するきっかけになったのはマーラーの第5番(バーンスタイン&NYP)、ブルックナーの第7番(シューリヒト&ハーグ・フィル)、ワーグナーの管弦楽曲集(サバリッシュ&VSO,ヨッフム&BRSO)、ブラームスの第1番(オーマンディ&フィラデルフィアO)あたりからですが、これらの曲を聴いて「これはクラシックはいける!」とか勝手に思いこんだ私は、一旦、聴く対象をハイドンまで遡って、そこから改めてクロノジカルに聴いてクラシックの全貌を掴んでやろうなどという大それた野望を抱くようになった訳です。
で、ハイドンは数曲、モーツァルトは後期6大交響曲+αで済ませて、いよいよベートーベンということになたったんだと思いますが、ともあれ1980年前後の頃だと思いますが、その時、買いそろえた演奏は以下のとおりです。
・交響曲第1番/セル&クリーブランド管
・交響曲第2番/セル&クリーブランド管
・交響曲第3番「英雄」/ショルティ&ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
・交響曲第4番/セル&クリーブランド管
・交響曲第5番「運命」/ベーム&ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
・交響曲第6番「田園」/ベーム&ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
・交響曲第7番/クーベリック&バイエルン放送交響楽団
・交響曲第8番/セル&クリーブランド管
・交響曲第9番「合唱付き」/ストコフスキー&ロンドン交響楽団
1番と2番、4番と8番、5番と6番は2枚組でそれぞれカップリングされていたような気がします。ちなみに5番と6番については、そこから遡ること5年くらい前にカラヤン&フィルハーモニア管弦楽団の演奏のものを、実は購入して聴いていたりもしています。まぁ、当然のことながら全て廉価盤で、中古もけっこう入ってハズですが、こうやってリスト化してみると、なんにも分からない駆け出しにしては、古典的なフォーマットに作品についてはセル、剛毅な「英雄」はショルティ、「運命&田園」はベームによるドイツ流のスタンダードな演奏など、けっこう良い選択したかなと、ちょっぴり自画自賛したい気分になりました。
ともあれ、この9曲を多分私は数ヶ月かけて、耳にタコができるほど聴きまくり、古典派からロマン派へ交響曲がどう変化していくのか、さまに勉強したという訳です。あの頃の気合い、持続力があれば、「ディアベリ変奏曲」をすぐにモノにできるだろうに....。
私がクラシックに耽溺するきっかけになったのはマーラーの第5番(バーンスタイン&NYP)、ブルックナーの第7番(シューリヒト&ハーグ・フィル)、ワーグナーの管弦楽曲集(サバリッシュ&VSO,ヨッフム&BRSO)、ブラームスの第1番(オーマンディ&フィラデルフィアO)あたりからですが、これらの曲を聴いて「これはクラシックはいける!」とか勝手に思いこんだ私は、一旦、聴く対象をハイドンまで遡って、そこから改めてクロノジカルに聴いてクラシックの全貌を掴んでやろうなどという大それた野望を抱くようになった訳です。
で、ハイドンは数曲、モーツァルトは後期6大交響曲+αで済ませて、いよいよベートーベンということになたったんだと思いますが、ともあれ1980年前後の頃だと思いますが、その時、買いそろえた演奏は以下のとおりです。
・交響曲第1番/セル&クリーブランド管
・交響曲第2番/セル&クリーブランド管
・交響曲第3番「英雄」/ショルティ&ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
・交響曲第4番/セル&クリーブランド管
・交響曲第5番「運命」/ベーム&ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
・交響曲第6番「田園」/ベーム&ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
・交響曲第7番/クーベリック&バイエルン放送交響楽団
・交響曲第8番/セル&クリーブランド管
・交響曲第9番「合唱付き」/ストコフスキー&ロンドン交響楽団
1番と2番、4番と8番、5番と6番は2枚組でそれぞれカップリングされていたような気がします。ちなみに5番と6番については、そこから遡ること5年くらい前にカラヤン&フィルハーモニア管弦楽団の演奏のものを、実は購入して聴いていたりもしています。まぁ、当然のことながら全て廉価盤で、中古もけっこう入ってハズですが、こうやってリスト化してみると、なんにも分からない駆け出しにしては、古典的なフォーマットに作品についてはセル、剛毅な「英雄」はショルティ、「運命&田園」はベームによるドイツ流のスタンダードな演奏など、けっこう良い選択したかなと、ちょっぴり自画自賛したい気分になりました。
ともあれ、この9曲を多分私は数ヶ月かけて、耳にタコができるほど聴きまくり、古典派からロマン派へ交響曲がどう変化していくのか、さまに勉強したという訳です。あの頃の気合い、持続力があれば、「ディアベリ変奏曲」をすぐにモノにできるだろうに....。
/1980年前後というと、ボクがクラシック音楽を聴き始めた頃です。
そうなんですか。あの頃はクラシックの新譜と沢山出ていて、廉価版はモノ~ステレオ初期ということで、峻別されてましたから、アバドやカラヤンなどの新譜を横目に睨んで廉価盤を買うのは、ちょいと悔しいものがありましたけど、「セル・クリーブラントの芸術」や「オーマンディの音の饗宴」などのシリーズ物や、フォンタナなグロリア、グラムフォンの2種類の廉価盤シリーズ、あと比較的あたしい録音が2枚組になった3000円のものとかいろいろお世話になりました。
今ではその頃の高くて買えなかった新譜が、廉価盤になってバジェット・ボックスみたいな感じで単価ん百円で売られているのみると、ついつい買ってしまうのは、やっぱ当時の飢餓感みたいなものが甦るんですかね(笑)。光陰矢の如しであります。
懐かしいベートーヴェン全集ですね。1980年前後というと、ボクがクラシック音楽を聴き始めた頃です。ボクも殆ど同じLPを買っています。
セル/クリーヴランド管のレコードはCBSソニーの廉価盤で1300円。1番2番、4番8番でしたね。
「運命」・「田園」、ボクはベーム/ウィーン・フィル、グラモフォンの2LPシリーズで3000円。
ストコフスキーの「合唱」はロンドンの2LPシリーズでこれも3000円(カップリングは「運命」と「未完成」という大定盤でした)。
いやぁ、懐かしいです。セルのベートーヴェンは今もよく聴きますし(CDで買い直しました)、ベームの「田園」は今もベストですね。