そろそろ飽きてきた(笑)。この項目は駆け足で行きたい。ひとくちで云えば現在の森高は職人である。チープなロック・バンド的な稚拙なおもろさを追求した前3作に比べ、そのこだわりもある程度緩んだのか、その成果に満足してしまったのか、ともかくサウンド的にはトレンドも適度に取り入れつつより幅を広げ、同時に音楽の完成度も高くなった(ドラムもずいぶん巧くなった)。また、ポップな商品としての価値やステイタスもかなり安定して得たように思える(正直に云うと、私はここで大分彼女のことを見直した)。近作「タイヨー(`96)」「ピーチベリー(`97)」「今年の夏はモアベター(`98)」「サバサバ(`98)」には、そうした森高の音楽職人としての、良質な仕事が記録されている。実はそのあたりに私自身の彼女への想いも重ね合わせて、ある種アカデミックな評価をしてあげたい気もするだが、これはまた別の機会にゆずることにしよう。
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■参考資料、森高ディスコグラフィー■
・NEW SEASON (1st, 1987年 7月25日)
・ミーハー (2nd, 1988年 3月25日)
・見て (3rd, 1988年11月17日)
・非実力派宣言 (4th, 1989年 7月25日)
・森高ランド (5th, 1989年12月10日)
・古今東西 (6th, 1990年10月17日)
・ザ・森高 (7th, 1991年 7月10日)
・ROCK ALIVE (8th, 1992年 3月25日)
・ペパーランド (9th, 1992年11月18日)
・Lucky 7 (10th, 1993年 5月10日)
・STEP BY STEP (11th, 1994年 7月25日)
・DO THE BEST (12th, 1995年 3月25日)
・TAIYO (13th, 1996年 7月15日)
・PEACHBERRY (14th, 1997年 7月16日)
・今年の夏はモアベター (15th, 1998年 5月21日)
・Sava Sava (16th, 1998年 9月 9日)
・The Best Selection of First Moritaka (17th, 1999年 2月15日)
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■参考資料、森高ディスコグラフィー■
・NEW SEASON (1st, 1987年 7月25日)
・ミーハー (2nd, 1988年 3月25日)
・見て (3rd, 1988年11月17日)
・非実力派宣言 (4th, 1989年 7月25日)
・森高ランド (5th, 1989年12月10日)
・古今東西 (6th, 1990年10月17日)
・ザ・森高 (7th, 1991年 7月10日)
・ROCK ALIVE (8th, 1992年 3月25日)
・ペパーランド (9th, 1992年11月18日)
・Lucky 7 (10th, 1993年 5月10日)
・STEP BY STEP (11th, 1994年 7月25日)
・DO THE BEST (12th, 1995年 3月25日)
・TAIYO (13th, 1996年 7月15日)
・PEACHBERRY (14th, 1997年 7月16日)
・今年の夏はモアベター (15th, 1998年 5月21日)
・Sava Sava (16th, 1998年 9月 9日)
・The Best Selection of First Moritaka (17th, 1999年 2月15日)
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