GWということもあり、このところ「休日の朝に聴くクラシック」みたいなネタばかりのような気もしますが、本日はハイドンをひっぱり出してきました。ハイドンの曲を私は沢山は知りませんが、通称「オックスフォード」と呼ばれる交響曲第92番は大好きな曲です。全体は他のハイドン作品と同様、緻密でありながら、表向きは淀みなく流れていくという、例の調子ではあるのですが、この曲だと随所に短調の部分が織り込まれているのがいいです。ふと時が止まって、17世紀のドイツ・オーストラの田園風景に連れていかれるみたいな感じになるんですね。
演奏は、バーンスタインとウィーン・フィルが84年に録音したアルバムを聴きました。この演奏、確かにオケの音色は極上なのですが、ちょっとテンポが遅く、表情が濃厚なせいで、まるベートーベンを聴いているみたいになっちゃうのが気にかかります。もう少し軽快でスマートな演奏で聴きたいってのが、さっき聴いた印象ですかね。昔はレコードでこの曲の演奏を、サヴァリッシュ、マリナー、セルといろいろ聴き比べできたのですが、CD時代に入って古典派をずっとほったらかしにしていたツケなんでしょう。どれも既に手許ないのがツラいです。ネットでCDを検索してみましたが、あまり出てきません。「オックスフォード」....否、ハイドン自身が、今じゃ、あんまり人気ないのかもしれません。
ところで、ハイドンの作品に限らず、いわゆる古典派の作品群というのは、ロマン派どっぷりな私には、あまり得意な分野じゃないんですよね。とにかく曲数がやたらと多く、識別困難に陥ること多数、よってメゲる....みたいなことにいつもなっちゃう。まぁ、古典派の音楽ってのは、基本的には「BGMとしてひたすら心地よく、完成度の高いのが良い音楽」みたいな認識に立って音楽を作っていたハズですから、私みたいに純文学でも読むつもりで聴こうってのが、そもそも間違いなんじゃないかとも思ったりもするんですけど....。
とりあえず、今回久々に心地よくハイドン聴けたことだし、せっかくの機会だから、ロンドン・セットとかパリ・セットでも、改めて挑戦してみようかなぁ。今回はくれぐれもBGMと割り切って....(笑)。
演奏は、バーンスタインとウィーン・フィルが84年に録音したアルバムを聴きました。この演奏、確かにオケの音色は極上なのですが、ちょっとテンポが遅く、表情が濃厚なせいで、まるベートーベンを聴いているみたいになっちゃうのが気にかかります。もう少し軽快でスマートな演奏で聴きたいってのが、さっき聴いた印象ですかね。昔はレコードでこの曲の演奏を、サヴァリッシュ、マリナー、セルといろいろ聴き比べできたのですが、CD時代に入って古典派をずっとほったらかしにしていたツケなんでしょう。どれも既に手許ないのがツラいです。ネットでCDを検索してみましたが、あまり出てきません。「オックスフォード」....否、ハイドン自身が、今じゃ、あんまり人気ないのかもしれません。
ところで、ハイドンの作品に限らず、いわゆる古典派の作品群というのは、ロマン派どっぷりな私には、あまり得意な分野じゃないんですよね。とにかく曲数がやたらと多く、識別困難に陥ること多数、よってメゲる....みたいなことにいつもなっちゃう。まぁ、古典派の音楽ってのは、基本的には「BGMとしてひたすら心地よく、完成度の高いのが良い音楽」みたいな認識に立って音楽を作っていたハズですから、私みたいに純文学でも読むつもりで聴こうってのが、そもそも間違いなんじゃないかとも思ったりもするんですけど....。
とりあえず、今回久々に心地よくハイドン聴けたことだし、せっかくの機会だから、ロンドン・セットとかパリ・セットでも、改めて挑戦してみようかなぁ。今回はくれぐれもBGMと割り切って....(笑)。
ハイドンでお薦めの交響曲は52番、53番、60番、90番ですか。それではっ!と部屋を見渡しても、これらの演奏は現在ストックしておりませんので、聴くことができません。
ただ、90番は近日中の届く予定のものに入ってますから、届いたらいの一番に聴いてみたいと思います。
それにしても、ハイドンのシンフォニーって現在あまりカタログにあまりませんね。結局はん万円だして、ドラティの全集買うしかないのでしょうか。Naxosあたりで3巻くらいに分けて、全集つくってくれないかなぁ。
ってな訳で、お薦めありがとうございました。
ドラティは、お奨めすべきかどうかはわかりません。それなりにアラがあります。Naxosの方がましかな、と思いますが、こちらは、聞いていないのが多いので・・・