こちらは第2巻、前巻と同じく2枚のアルバムの2in1らしいんですが、64年と65年と収録時期が特定され以外はクレジットがなくアルバム名は不明です、24曲収録。しかしこの時期のデオダートはこのアルバムだけみても、64年だけて3枚のアルバムを出していることなり、当時の仕事ぶりがわかります。おそらくこのアルバムもBGM的な消耗品として企画され、あまり深く考えることなくやっつけ的にやったに違いなく、そんな刹那性が満ち満ちています。そのあたりがまた今という時代に共振するのかもしれませんが、確かにこの手の音楽、昔だったらサイコーにダサイ音楽だったハズなのに、今聴くと、けっこうオシャレにきこえたりするから不思議です。
ちなみこちらは、前半、後半共に前巻の後半と同様なオルガンをフィチャーした疑似ワルター・ワンダレー・スタイルです。前半はそれこそ前の続編という感じですが、後半になると、そろそろアラ・ワンダレーにも飽きてきたのか、他のスタイルにも色気を見せ始めていることを感じさせ、その分アレンジも多彩になってきて楽しめます(管の編曲が色彩的で短期間にとても上手になったことを伺わせ、ある意味アメリカン・スタンダード的アレンジに急接近したりするのはとてもおもしろいところ)。また、スタンダードやボサノバ有名曲も多く、全巻中もっても聴きやすい仕上がりという感じですか。
とかし、この時期のデオダートって、おそらくこの2枚の他にも膨大な音源があるんじゃないですかね。しかも、どれもそつのないクウォリティを保っていて、センスもいい....と、まぁ、そのあたりの仕事ぶりが認められて、渡米してCTIのハウスアレンジャーになったんじゃないかな。
ちなみこちらは、前半、後半共に前巻の後半と同様なオルガンをフィチャーした疑似ワルター・ワンダレー・スタイルです。前半はそれこそ前の続編という感じですが、後半になると、そろそろアラ・ワンダレーにも飽きてきたのか、他のスタイルにも色気を見せ始めていることを感じさせ、その分アレンジも多彩になってきて楽しめます(管の編曲が色彩的で短期間にとても上手になったことを伺わせ、ある意味アメリカン・スタンダード的アレンジに急接近したりするのはとてもおもしろいところ)。また、スタンダードやボサノバ有名曲も多く、全巻中もっても聴きやすい仕上がりという感じですか。
とかし、この時期のデオダートって、おそらくこの2枚の他にも膨大な音源があるんじゃないですかね。しかも、どれもそつのないクウォリティを保っていて、センスもいい....と、まぁ、そのあたりの仕事ぶりが認められて、渡米してCTIのハウスアレンジャーになったんじゃないかな。