今日、午前中、某テレビ局にちょいとした取材があったんですけど、その帰り駅前のドトールでコーヒーをすすりながら、今月の正論読んでいたら、おもしろい記事がありました。「ゴジラに見る戦後日本、本土決戦の恐怖と魅惑」がそれなんですが、要するにゴジラというのは、「敗戦に伴い国民が変節したことへの罪悪感と、戦争継続をして大義をつらぬいて滅びることへの恐怖の魅惑」を象徴しているのだということを骨子にして、ゴジラ映画その他を論じているようです。
なかなか難しい文章なので、よく理解できてないところもありましたが、とにかくゴジラを「核の脅威」とか「戦時中の米軍」として捉えるだけでなく、「祖国の変節ぶりに怒る旧軍の化身」とも捉えて、日本が敗戦とどう向き合ってきたかを検証していく視点は新鮮でした。これを書いた佐藤健志という人は、これまでにも「ターミネーター」やら「ハウル」などの映画を俎上に上げて、現代を読み解くという文を次々に書いていて、個人的に注目してます。週末にもう一度じっくり読んでみたいと思います。
PS:ちなみにゴジラだけでなく、「モスラ」や「海底軍艦」といった作品も言及されてます。来月の後編ではおそらく1984年以降のゴジラを扱うんでしょうね。楽しみです。
なかなか難しい文章なので、よく理解できてないところもありましたが、とにかくゴジラを「核の脅威」とか「戦時中の米軍」として捉えるだけでなく、「祖国の変節ぶりに怒る旧軍の化身」とも捉えて、日本が敗戦とどう向き合ってきたかを検証していく視点は新鮮でした。これを書いた佐藤健志という人は、これまでにも「ターミネーター」やら「ハウル」などの映画を俎上に上げて、現代を読み解くという文を次々に書いていて、個人的に注目してます。週末にもう一度じっくり読んでみたいと思います。
PS:ちなみにゴジラだけでなく、「モスラ」や「海底軍艦」といった作品も言及されてます。来月の後編ではおそらく1984年以降のゴジラを扱うんでしょうね。楽しみです。