ネスカフェ・ゴールド・ブレンドのコマーシャルでもう四半世紀はお馴染みの、例のダバ・ダーって曲でスキャット・ヴォーカルをやっていたのが、伊集加代という人、CMやらジングル、バック・コーラス等で参加した曲は数千以上という典型的なスタジオ・ミュージシャンのようです。
80年代のピチカート・ファイブあたりが出発点なんですかね。近年はモンド・ミュージックとかいって、60年代後半~70年代前半くらいのイタリア&フランスの映画音楽だとか、日本のTV&CMミュージックあたりの刹那的、享楽的な音楽が異常にもてはやされたりしていますが、これもその流れで復刻されたもので、いわば真打ち登場といったところでしょうか。
1曲目は問題の?ネスカフェのCMでお馴染みの「めざめ」(っていうタイトルだったんだ-笑)ですが、フル・ヴァージョンで聴くとイメージがけっこう違いますね。どっちかというとスウィングル・シンガーズ風にクラシカルな感じです。なんでも、もっと古い録音で、1分くらいのショート・ヴァージョンというのもあるようですが、そっちも聴いてみたいもんです。なにしろ長い間、使われた曲なので、きっとその他にもいろいろなヴァージョンがあるんでしょう。全部収録されたアルバムなんてもそのうち出るのでは....?。
残りの曲は当時のカバーを中心とした匿名性の高い企画物みたいなアルバムからで構成。大半がカバー作品で、アレンジはボサ・ノヴァ、ソウル、バカラックといろいろ。本場物の味付けをパクった、いわば「類似品のおもしろさ」というべきものてす。伊集加代のスキャットも、例えばダニエル・リカーリみたいなその道一筋の凄みとか美しさみたいなものではなく、「とりあえず、軽く歌ってみました」的な投げやりな軽快さが、逆に今の時代に受けているんでしょうね。
80年代のピチカート・ファイブあたりが出発点なんですかね。近年はモンド・ミュージックとかいって、60年代後半~70年代前半くらいのイタリア&フランスの映画音楽だとか、日本のTV&CMミュージックあたりの刹那的、享楽的な音楽が異常にもてはやされたりしていますが、これもその流れで復刻されたもので、いわば真打ち登場といったところでしょうか。
1曲目は問題の?ネスカフェのCMでお馴染みの「めざめ」(っていうタイトルだったんだ-笑)ですが、フル・ヴァージョンで聴くとイメージがけっこう違いますね。どっちかというとスウィングル・シンガーズ風にクラシカルな感じです。なんでも、もっと古い録音で、1分くらいのショート・ヴァージョンというのもあるようですが、そっちも聴いてみたいもんです。なにしろ長い間、使われた曲なので、きっとその他にもいろいろなヴァージョンがあるんでしょう。全部収録されたアルバムなんてもそのうち出るのでは....?。
残りの曲は当時のカバーを中心とした匿名性の高い企画物みたいなアルバムからで構成。大半がカバー作品で、アレンジはボサ・ノヴァ、ソウル、バカラックといろいろ。本場物の味付けをパクった、いわば「類似品のおもしろさ」というべきものてす。伊集加代のスキャットも、例えばダニエル・リカーリみたいなその道一筋の凄みとか美しさみたいなものではなく、「とりあえず、軽く歌ってみました」的な投げやりな軽快さが、逆に今の時代に受けているんでしょうね。