市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

バクティヨガを体験してみませんか?

2022-06-29 | お知らせ
昨日は私が委員を務める総務常任委員会が開かれました。
自分なりに一生懸命調べ、悩んだ末に様々発言しましたが、多々反省あり。

ご報告はまたの機会にします。明日も本会議での登壇を控えているので・・・。
今日は、久々に市民ネット主催のイベントのお知らせをしますね。

ありのままを愛すヨガ


講師のMakotoさんが教えてくださるのは、
バクティヨガと言って、自分自身の内面に働きかけるものなのだそうです。
ヨガにも色々と流派があるのですね。

身体だけではなく心もほぐしてくれるなんて、どんなヨガなのでしょう・・・
私のように身体がメチャ硬くても、初めてでも、大丈夫だそうですよ。

予約はいちはら市民ネットワークまでお願いします^^

日時:7月15日(金)
   10時~11時半
場所:ウェルシアコミュニケーションセンターいちはら(多目的室1)
参加費:500円
持ち物:ヨガマット、無ければ大きめのバスタオル等、フェイスタオル、飲み物
厚手のブランケットかクッション等(お尻の下に敷いて座る姿勢を安定させます)

五井駅東口の10年後は

2022-06-27 | 都市・交通
今日の建設常任委員会の注目事項は、五井駅東口の将来について。

五井駅周辺のまちづくりのテーマは「文化と教育」です。
これまで市民や地権者、事業者などから意見を聞くなどして、
市がまとめた10年間の基本計画案が、これです。↓↓

「(仮称)市原市拠点別整備基本計画(五井編)骨子案」より

(不鮮明でごめんなさい。。)

ちょっと難しい言葉になりますが、
農振農用地区域(田んぼが広がる区域)から市街化区域に編入したり、土地区画整理事業を行ったり、
文化交流ゾーンには市民会館の機能を持ってくるとか、教育ゾーンには高校を誘致するとか・・・。
とにかく壮大な構想。大手術という感じです。


この資料もちょっとショックですよ。
現在の駅の周辺なのですが、ピンク色の部分は青空駐車場や空き地など、
ほとんど利用されていない土地です。

「(仮称)市原市拠点別整備基本計画(五井編)骨子案」より


ピンクだらけじゃあないですか!
これが市原市の中心地の現実か・・・。

まちづくりは、交通と一体的に考えることも必要ですね。
資料には、エリア内モビリティとして、こんな小型電動カーも紹介されていました。

「(仮称)市原市拠点別整備基本計画(五井編)骨子案」より


上総更科公園やアリオなどの辺り一帯も、昔は田んぼが広がるのどかな区域でしたが、
今やまちの風景も人の流れも激変しましたね。
五井駅東口の10年後は、どんな進化を遂げているのでしょうか。

ブログではほんの一部しか紹介していませんが、
こちらから計画案の詳細を見ることができますので、興味のある方は是非ご覧になってください。
 市原市HP「(仮称)市原市拠点別整備基本計画(五井編)骨子案に対する意見を募集します」
今ちょうどパブリックコメントを募集中です!

水防訓練へ

2022-06-26 | 防災
市の水防訓練が千葉県消防学校で行われました。



参加団体は、消防団と建設連合協同組合の皆さま。
今回の注目は、この4月から新たに任命されたばかりの帝京平成大学学生消防団です。
この日は約40名が参加されました。女子学生の団員も数名。
若い力が地域防災力の担い手になって下さるのは、本当に有り難いことですね。
ベテランの団員に説明を受けながら、初めての土嚢積み訓練に汗を流していましたよ^^





これは「月の輪工法」といって、
川の堤防から漏水が発生したときに、土嚢で受け止めて水圧を弱めることで、堤防の決壊を防ぐのだそうです。


ちゃんと水を受け止めていますね。


いつもありがとうございます。猛暑の中の訓練、お疲れ様でした!


議会会期中の一日

2022-06-24 | 議会
今日は市民経済常任委員会を傍聴。

国の臨時交付金を使った事業者への支援について、
経済部からの説明と、質疑が行われました。
新型コロナ対策物価高対策を目的として、自治体が自由に使える交付金なので、
いま各自治体が競うようにあの手この手の支援策を打ち出していますが、
さて市原市の支援策は・・・?

来週の火曜日(28日)に、私が委員を務める総務常任委員会でこの補正予算を審議します。

今日は、傍聴して疑問に思ったことを財政部に行って確認したり、
30日に登壇する一般質問に備えて、担当部局とやりとりをしたり。
私はこれからが議会のヤマ場という感じです。

一方森山さんは、
先日代表質問と常任委員会を終えて、大きなヤマは超したようですが・・・

写真は会派室にて、


届けられた答弁の議事録を読みながら、
「この答弁じゃ納得できな~い!」
「もっとこう聞けば良かった~~」
と悶えているところをパチリ。

日常会話ができても・・・

2022-06-22 | 教育
今日は代表質問2日目、森山さんが登壇しました。



日本語を母語としない方々への支援のうち、学齢期の子ども達への支援について。
日本語指導を必要としている児童生徒数は、市内に188名。10年前から1.6倍に増加しています。

学校での日本語指導の体制はというと、
県からの加配6名と、市が独自に配置している指導協力者(時給の有償ボランティア)9名により、
子ども一人あたり週1時間ほど、取り出し授業(別室での個別指導)が行われています。

ここで留意しなければならないのは、
「生活言語」と「学習言語」の違いです。
日常会話は問題なくできる子どもでも、教科学習に使うような書き言葉になるとわからない。
(例えば「湯気」はわかるけれど「蒸気」はわからない、など)
一般に学習言語の習得には9年間もかかるそうです。

「取り出し授業週1回では足りないのではないか」との森山さんの主張に対し、
教育委員会の答えは・・・私も聞いて愕然としましたよ!
何と、取り出し授業で教えているのは、学習言語ではなく生活言語だと・・・
学習言語は、普通の授業の中で担任の先生が対応しているそうなのです。

ということは、日常会話ができる子どもは「問題なし」と判断されて、
取り出し授業も受けることができていなかったってこと??
おまけに答弁を聞く限り、市はこの状況を良しと考えているようで。

ウクライナの方々にはあんなに手厚い対応ができるのに、
学習言語がわからず授業についていくことができない子どもには、
なぜ手を差し伸べることができないのでしょう・・・。

ボランティアで日本語指導や学習指導を行う民間団体の方々にも、
丁寧に取材して質問を練り上げた森山さん。
今回も問題をあぶり出す厳しい質問でした。お疲れ様でした!

議会質問より2・学校教育のICT化と色覚特性

2022-06-20 | 教育
学校の授業に急速にデジタル機器が導入されていく中で、新たに配慮しなければならない問題として、
前回のブログでは、電子黒板の明るさや映り込みへの対策について書きました。

もう一つ、これまで以上に配慮が必要な点として、色覚特性への対応があると思います。
(学術用語では「色覚異常」と呼びますが、私は「異常」ではないと思います)
日本人の男性の5%、女性の0.2%で、男女同数の40人クラスに一人以上はいる計算です。

いま教科書や地図などの教材は、
だいぶ色覚特性に配慮した色使いや表記(カラーユニバーサルデザイン)に
改められているそうですね。
緑やグレーの黒板に白や黄色のチョークも、特に問題はありませんでした。

でも、電子黒板で色とりどりのイラストやグラフなどで表されたりすると、
色覚特性を持つ子どもには逆にわかりにくくなる恐れがあるそうです。

それから、現在学校での色覚検査は任意となっていますが、
私はやはり、検査を通じて子ども自身も教師も保護者も色覚特性をちゃんと知って、
学校生活や進学・就職等で不利益を受けないような環境を整えることが必要だと思うのです。
(日本眼科医会も同様の見解です)

教育委員会ではこれらのことについてどう考えどう取り組んでいるのか、
議会で質問したいと思っています。

お恥ずかしい話、私も今まで色覚特性についてはほとんど知りませんでした。
例えば自分たちが発行していたリポートやチラシなどは、まったくその配慮に欠けていたと思います。
それから、薬剤師として患者さんに薬の説明をするときも、
このことを知っているのと知らないのとでは大違いです。
例えば、錠剤の説明をするときは色だけでなく、
ちゃんと指さしをしながら、錠剤の大きさなど他の特徴も言い添えながら・・・など。
この議会質問の作成に当たり、私自身本当に勉強になりました。

皆さんも、色覚特性の疑似体験ができるサービスも色々とありますから、
ぜひ体験してみてくださいね。
また新たな気づきが生まれると思います。

こちらは東洋インキさんのサイト  【「色覚障がい」の疑似体験】

私は「色のシミュレーター」という無料アプリをダウンロードしました。
スマホのレンズをかざすだけで疑似体験できるんですよ。

昨日の夕食の生野菜サラダを映してみました。

一般的な見え方


色覚特性1型


色覚特性3型

議会質問より・電子黒板が見えにくい?

2022-06-18 | 教育
GIGAスクール構想って、聞いたことありますよね?
児童生徒一人一台タブレットの配布や電子黒板の導入、校内のネットワーク環境の整備。
学校教育にICT環境の導入を急速に推し進める国の政策です。

いまやほとんどの公立小中学校への整備が完了していますが、
市原市は早くからこの取り組みを進めていて、
教師のスキル向上のためのアドバイザーも採用し、実際に授業での活用も盛んに行われています。

私は学校薬剤師として、衛生検査のために授業中の教室へ入らせてもらうことが度々あるのですが、
黒板の代わりに電子黒板を使っての授業風景は、もう当たり前ですね。
子ども達を取り巻く学習環境の変化の速さには目を見張るものがあります。

学校教育のICT化のメリットは今さらあげるまでもないのでしょうが、
良い面ばかりを追いかけていると、思わぬ落とし穴が・・・。

今回私が議会質問で取り上げるテーマは、まさにこの部分です。
『学校教育のICT化による子どもの目の健康への影響について』。

今年の1月、衛生検査で電子黒板の明るさや見え具合を検査していて気づきました。
デイスプレイの照度が基準より高い(つまり明るすぎ)!
かつ、子どもの座席によっては蛍光灯の光や外の景色が映り込んで見えにくい!
(このときの様子はブログに書きました  「ICTを活用した教育の意外な落とし穴」)

この問題は、私が検査した学校だけではありませんでした。
市内の小中学校の約半数が同様の理由で「不適格」と判定されたそうです。
にもかかわらず、ほとんど対策が施されていない様子だったので、議会で取り上げることにしました。

子ども達が、授業でいつも見えにくい画面を我慢しているのだとしたら・・・
授業が嫌になったり、学力にも影響があったりするかもしれませんね。
だとすると、何のためのICT化なのか?

学校教育のICT化による目への影響に関する議会質問では、もう一つ別の観点も用意しています。
それは、またの機会に・・・


********写真はエキナセア「パリダ」。
エキナセアも手間いらずで毎年咲いてくれる優秀な宿根草ですね。
花弁が垂れ下がるところが特徴です。
80センチくらいにヒョロヒョロ~と伸びて、庭の良いアクセントになっています。

定例議会(6月議会)が始まりました。

2022-06-16 | 議会
写真は、事務所スタッフが中継画面をスクショしてくれたものです。
年度初めの本会議ですから、冒頭、異動された部長の紹介が行われました。
ちょうどそのシーンですね。



今回、本会議場で行われる一般質問は、こんな感じで以下の議員が登壇します。



ちょっと解説。
一般質問では、議員が行政に対し自由なテーマで発言することができます。
そのうち「代表質問」は、各会派を代表して一人ずつ登壇します。人数が多い会派から行います。
持ち時間は答弁含めて三人以上の会派が1時間、二人会派は40分。
そして「個別質問」は、その他個人で質問したい場合、希望者が行うものです。
持ち時間は30分です。

国政の方が、マスコミが連日取り上げることもあって関心が高い方が多いようですが、
地方政治も、暮らしに身近な話題を扱うので面白いと思いますよ。
今はスマホで簡単にいつでも録画中継を見ることができますから、
お知り合いの議員とか、興味のあるテーマからでも見ていただけたら嬉しいです。

各議員が通告したテーマは、こちらです  市原市HP「市政に関する一般質問通告要旨一覧表 」


******市役所のペデストリアンデッキで、新型コロナの無料検査場が開設中です。
(株)メディトランセさんが県から委託を受けて行っているもので、市は場所の提供になります。



6 月 30 日(木)までの平日のみ、 午前 9 時 ~ 午後 3 時です。

行政のプロ、求む!

2022-06-15 | 行財政改革
今日の新聞報道に、茨城県取手市議会の議会改革の記事が載っていましたね。
以前ブログで北海道鷹栖町議会の取り組みについて取り上げましたが、
「残念な議会、あの手この手の議会」
取手市議会も有名ですよね~

記事によると、取手市議会はICTを活用した改革に力を入れているとのこと。
全方位型のカメラや視覚に訴える議事録などの先進的な工夫が注目されています。

ただ、私がこの記事で一番注目したのは、
この取り組みの推進役が、議員ではなく議会事務局の職員だということ。
しかも、議会事務局一筋27年!これはビックリですよ。
スペシャリストがいたからこその改革なのですね。
「市民に関心を持って欲しい一心。根底にあるのは議会愛です」
というセリフも泣かせます。

ところで、22日に予定している森山さんの一般質問も、この事と関係しているんですよ。

役所の組織のあり方として、
通例2,3年で様々な部署をグルグル異動するような人事だけではなくて、
福祉など知識や経験が特に求められる分野には
スペシャリストを育成できるよう、もっと腰を据えた長いスパンの人事も取り入れて欲しい・・・
そんな要望も折り込む予定なのです。

実際に、私も森山さんも障害のある家族がいて、
自身の経験や、障害者家族の仲間から入ってくる話では、
役所の窓口でこちらの簡単な質問に答えられなかったり、
職員の不手際で何度も役所に足を運ばされる羽目になったりと、
本当にがっかりさせられる経験が、ここ数年頻繁に起きるようになってきていると感じていて。
それから相談者にしてみれば、窓口に顔なじみの職員がいないというのも不安ですよね。

以前私も議会で要望しましたが、さすがに人事制度はなかなか変わりませんでしたね~。
でも、よく市長も口にされている「市民本位の行政経営」「行政のプロとしての自覚を」って、
お題目や精神論だけじゃなくて、
こういうところから抜本的に変える覚悟がないと、ダメなんじゃないかなぁ。


********写真は、ヤマアジサイ「御殿場錦」。
これはどちらかというと、花よりも葉っぱに鑑賞価値があると思います。
葉っぱ、好きです^^



気温の変化が激しい今日この頃、皆さま体調にはくれぐれもご留意を。

ヒアリングは貴重な時間

2022-06-14 | 議会
写真は、市役所議会棟にて、森山さんが行う代表質問に対するヒアリングの様子です。



ヒアリング」とは、
本会議での議員の質問に対する答弁を用意するために、
職員が事前に質問内容を聞き取る作業のことを指します。

質問のテーマに合わせて、担当部署の職員が入れ替わり立ち替わり聞き取っていきます。
このやりとりによって、私たちも質問をブラッシュアップすることができるので、
とても大事な作業になります。
また、担当職員とじっくり対話ができるので、勉強になるのはもちろん、
職員各々の人間性も垣間見えたりして(お互い様ですが)、
私はこの時間が意外と好きだったりします。

今回、森山さんが取り上げるテーマの一つに、
日本語を母語としない方々への支援について』があります。
ウクライナから避難された方々については、いま世間で注目が集まっているだけに、
市原市含めどの自治体も競うように手厚いメニューを用意していますが、
その一方で、
すでに住まわれているそれ以外の外国の方々(市原市は約6200人)への支援の実態は・・・
どうなっているのでしょう??

私たちは、こういう事を普段からきちんと取り組んでいるかいないかというところに、
その自治体の人権意識の度合いとか品格が、よ~く表れるのではないかと思っています。

森山さんの登壇は、6月22日(水)の10時頃からの予定です。
注目していただけたら嬉しいです^^

今日のヒアリングの様子を見ていて、
森山さんも随分と貫禄が出てきたな~と、頼もしく感じましたよ!
(先輩面して恐縮ですが(^^ゞ)

皆さんの応援が励みになっています


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