10月19日の某新聞夕刊の一面のトップ記事
「特別支援学校 2800教室不足」
少子化で子供の数は減っているのに、
障害児が学ぶ特別支援学校(従来の養護学校)の児童生徒数はウナギ登り。
教室が足りなくなった学校では、
更衣室や印刷室、はたまた廊下や職員室までもが教室に転用されている所もあるそうです。
そう言えば、長男の通う特別支援学校も、数年前から急激に人数が増えて
給食時に食堂に全員入れなくなり、高等部の生徒は教室で給食を食べるようになりました。
駅伝大会も、全員参加が不可能になって選抜になったし・・・
児童生徒数の急増の原因は、
従来は一般の学校に入っていた発達障害(いわゆるグレーゾーン)の子供の
入学希望が増えたことにあるそうです。
昔ならば、「ちょっと変わったこども」でなんとなく過ごしてきた子供たちの多くが、
現在では軽度の発達障害と診断されます。
一人ひとりの子供がどんなハンディを抱えているのかを正しく把握するのは、決して悪い事ではないけれど、
今の段階では、支援の必要なこどもたちの掘り起こしばかりが先走っていて、
その子供たちの受け皿づくりが地域の一般校では完全に後れをとっているみたいです。
従って、そのしわ寄せが特別支援学校に来ているのですね。
う~ん、、これじゃあ皮肉なことに、
政府が目指すインクルーシブ(包括的な)教育に、完全に逆行してしまってますよね。。
この記事では、最後にこう結ばれていました。
「特別支援学校の教室を増やすだけでは問題は解決しない。
一般の小中学校を選んでも、特別支援学校を選んでも、
そこで適切な教育が受けられる体制を作るべきで、
そのためには障害児教育を担える教師の育成に力をいれることが不可欠だ。」
そうそう、まさにその通り!!
その事にキャラバン隊の活動が少しでも役に立てば嬉しい限りなのですが・・・
*****
写真は
我が三男が所属する中学校の卓球部の新人戦の様子です。先日市原市の武道館で行われました。
小さなボールに神経を集中させる眼差しや、
セットの合間には監督のアドバイスに必死に耳を傾ける子供たちの姿、
見ていて実に微笑ましかったです。
「特別支援学校 2800教室不足」
少子化で子供の数は減っているのに、
障害児が学ぶ特別支援学校(従来の養護学校)の児童生徒数はウナギ登り。
教室が足りなくなった学校では、
更衣室や印刷室、はたまた廊下や職員室までもが教室に転用されている所もあるそうです。
そう言えば、長男の通う特別支援学校も、数年前から急激に人数が増えて
給食時に食堂に全員入れなくなり、高等部の生徒は教室で給食を食べるようになりました。
駅伝大会も、全員参加が不可能になって選抜になったし・・・
児童生徒数の急増の原因は、
従来は一般の学校に入っていた発達障害(いわゆるグレーゾーン)の子供の
入学希望が増えたことにあるそうです。
昔ならば、「ちょっと変わったこども」でなんとなく過ごしてきた子供たちの多くが、
現在では軽度の発達障害と診断されます。
一人ひとりの子供がどんなハンディを抱えているのかを正しく把握するのは、決して悪い事ではないけれど、
今の段階では、支援の必要なこどもたちの掘り起こしばかりが先走っていて、
その子供たちの受け皿づくりが地域の一般校では完全に後れをとっているみたいです。
従って、そのしわ寄せが特別支援学校に来ているのですね。
う~ん、、これじゃあ皮肉なことに、
政府が目指すインクルーシブ(包括的な)教育に、完全に逆行してしまってますよね。。
この記事では、最後にこう結ばれていました。
「特別支援学校の教室を増やすだけでは問題は解決しない。
一般の小中学校を選んでも、特別支援学校を選んでも、
そこで適切な教育が受けられる体制を作るべきで、
そのためには障害児教育を担える教師の育成に力をいれることが不可欠だ。」
そうそう、まさにその通り!!
その事にキャラバン隊の活動が少しでも役に立てば嬉しい限りなのですが・・・
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写真は
我が三男が所属する中学校の卓球部の新人戦の様子です。先日市原市の武道館で行われました。
小さなボールに神経を集中させる眼差しや、
セットの合間には監督のアドバイスに必死に耳を傾ける子供たちの姿、
見ていて実に微笑ましかったです。