市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

代表質問 登壇しました

2015-02-28 | 議会
今回は,最近では一番緊張しました。
なぜだろう・・・?

20分の持ち時間、あっという間に過ぎてしまいました。
なんとなく消化不良気味です(>_<)。

ともあれ、議会はまだまだ続きます。
2日は総務常任委員会、9日は予算審査特別委員会総務分科会。

厳しい県議選も気になるところですが、今は議員の本分、議会に全力投球です。

議員報酬、こんな風に使ってます。

2015-02-25 | お知らせ
市民ネットワーク通信98号ができました。
ちょっと注目してほしいのが、2面「市民ネットのお財布事情~議員報酬の使われ方~」です。

昨年、兵庫県の号泣議員の登場で政務活動費が話題になりました。
政務活動費とは、議員が政策の調査研究のために議員報酬とは別に支給される費用のことです。
市原市議の場合、年間132万円。
使途については、領収書の添付はもちろん、たとえば購入した本の題名も詳しくチェックされ、市民はいつでも閲覧できます。

じゃあ、議員報酬の方はどうなってるの?・・・というギモンにお答えして、
今回わかりやすくまとめてみました。



今日はさっそく姉ヶ崎駅で配布しました。
これからまた順次皆さんのお手元に届くと思いますので、ぜひご覧くださいね。


今日は定例議会の返り初日。
やっと補正予算が上程されました。
国の目玉戦略、地方創生関連の交付金がらみの補正が主です。

結局またバラマキ・・・?

ともあれ、登壇を明後日に控え、かなり焦ってます(いつものことですが)。
このブログを書き終えたら、また原稿作成に取りかかります!

種は蒔かれた

2015-02-24 | 健康・医療
先週火曜日から定例議会が始まっています。

一般質問は27日(金)10時40分頃から。内容は以下の通りです。

1. 平成27年度予算案に関連して、次世代への負担の軽減について
2. 次期総合計画に関連して、人口動態と計画策定のあり方について

アレレ?やけに少ないね?・・・と思われるでしょうが、
今回私に与えられた時間は20分間だけなのです。

その代わり、今回は大きな議会改革がありまして、予算案を審議する委員会に、私も出られることになりました。(一人会派は会派と見なされないため、これまでは認められなかったのです)
何しろ初めてなので、要領を得ません。
でもそれを逆手にとって、慣例に縛られずに自分が納得したやり方でいけばいいのかな、と思っています。

予算審査特別委員会のうち、私が所属する総務分科会は、3月9日に開かれます。


さて写真は、先日開かれた地域医療教室から。



今年度全5回シリーズのこの企画、最後の総仕上げの回です。

これまで学んできたことを振り返りながら、ワールドカフェ方式で意見交換を行いました。
ワールドカフェ方式とは、少人数のグループに分かれてそれぞれのテーマで話し合い、
時間を見て時々メンバーをシャッフルしながら徐々に意見をまとめ、皆で共有していくというものです。



終了後、担当の市職員の皆さんに「全5回、無事に終わりましたね。本当にお疲れ様でした」と声をかけると、
「いえいえ、これからですよ。これからが大事です」
という嬉しい言葉が返ってきました。

確かに「地域医療は自分たちが守り育てる」という機運が市原市で高まるのは、まだまだ先の話です。
でも、確実に種はまかれ、芽が出始めています。

「ひろしま」の叫び

2015-02-21 | 平和
YOUホールで上映された、映画「ひろしま」(1953年制作)を観ました。



中・高校生を含む広島市民9万人がエキストラ出演。
たいへんリアルな映像に、心が重くなりました。

主演の月丘夢路さんは広島市出身です。
当時の役者は、所属している映画会社の作品しか出演することができませんでした。
「この映画だけは何としても出たいと、何度も何度も会社に頼みました。
とにかくこの悲惨さを後の人に残したい。それが戦いの抑止力になればと思ったのです」
と後に月丘さんは語っています。

上映前にプロデューサー小林一平さんの舞台挨拶があるとチラシに載っていたので、それも楽しみにしていたのですが、
何とほんの1週間ほど前に急逝されたということで、VTRでの出演となりました。
自衛隊の派遣地域を広げ、武器・弾薬の提供も可能で、海外活動を常時可能に・・・と、どんどん歯止めが効かなくなっている現政権。
こんな時こそ、映画を通じて世間に問いかけたいとう気持ちが強かったでしょうに、本当に残念でなりません。
心からご冥福をお祈りいたします。

伝えたい。だからあきらめない。

2015-02-19 | 障がい者
こころの耳 ~伝えたい。だからあきらめない~」早瀬久美



この本を図書館から借りたきっかけは、
この間ブログにも書いた薬剤師会新年会でのこと。
薬剤師会の小野理事長が、ご挨拶の中でこの本の著者・早瀬久美さんのことをお話しされたのです。

先天性の聴覚障害を持った早瀬さんは、母親が薬剤師であったことからご自身も薬剤師を志し、明治薬科大学に入学。
卒業時には薬剤師国家試験にも見事合格しました。
しかし、「耳の聞こえない者には免許を与えない」という薬剤師法の欠格条項により、免許申請は却下に。
このことがきっかけで欠格条項撤廃の機運が高まり、ついに2001年に法改正が行われ、
早瀬さんにろう者として日本で初めて薬剤師免許が交付されることになりました。

私が免許を取得したのは、まだ欠格条項があったころです。
法改正された頃はちょうど子育て真っ最中で仕事から全く離れていたので、
恥ずかしながら早瀬さんのことはこの日小野理事長のお話を聞くまでは全く知りませんでした。
あの頃、自分が晴れ晴れしく免許を手にしていた一方で、障害ゆえに薬剤師の道を泣く泣くあきらめた方々が存在していたなんて、
少しも考えたことはありませんでした。

一人の若い女性の行動が政府をも動かしたのですから、さぞかしご本人が先頭に立って声高に運動されたのかと思いきや、本を読んだ印象では意外とそうでもないんです。
彼女はこう書いています。

「伝えないことには何も始まらない。
目的が叶うということを前提に話し合いや交渉を進めると、目的を叶えることが基準になって相手の話や条件を受け入れにくくしてしまう。
目的を叶えるという意志も必要だが、まずは自分の思いや考えを相手に伝えることだと思う。
そのためには相手の話をまず聞くこと。相手の立場を理解してそのうえで相手に伝わる方法を選択してきちんと自分の思いを伝える」

障害ゆえに、相手とのコミュニケーションに苦労されてきた早瀬さん。
伝える」ということの難しさや大切さを、身に染みて感じていたのだと思います。

早瀬さんは現在、病院勤務薬剤師の傍ら、ボランティアでろう児のためのフリースクールで指導したり講演に飛び回るなど、精力的に活動されています。
ろう者の国際的なスポーツの祭典・デフリンピックにも出場するなど、本当にパワフル!
耳の聞こえない子供たちにとって、彼女の存在が希望の光であることは間違いありません。

生徒たちから届いたレポート

2015-02-16 | 教育
今日は事務所での会議を終えて帰宅したのが夜10時。
議員になって、「フロ、メシ、ネル」としか言わないサラリーマンのお父さんの気持ちが、わからなくもないと思うようになりました(笑)。


さて、
先日三和中学校の「働く人に聞いてみよう」という授業で、薬剤師の立場で講義をしたことをブログに書きましたが、
その生徒たちからお礼の手紙やレポートがドッサリ届いていました。

地味な仕事なので、実はどんなことをしているのか、意外と知られていなかったんですね。
看護師さんのように、ほとんど女性が担うものだと思っていた生徒もいたようです。

でも、みんな私が話したことをとてもよく聞いてくれていて、
「患者さんとのコミュニケーション能力が必要」
「仕事にやりがいが持てるかが一番大切」
「つらいこと・苦しいことは、必ず自分の力になる」
など、私が伝えたかったポイントをちゃんと押さえてくれていたということが、よくわかりました。

「薬剤師という職業にとても興味を持ちました!」という感想が多かったのも、何よりです。

今回の授業を企画し、生徒たちを指導してレポートを送って下さった先生方にも感謝したいと思います。

民間事業者の地域貢献

2015-02-13 | 日々のあれこれ
一例目
先週、薬剤師会の新年会がありました。
今ごろ新年会?と思われるでしょうが、薬剤師会は毎年この時期に行うのが恒例なのです。

新年会には、薬剤師会だけでなく、薬業会(医薬品などの卸業者)の皆さんも参加されます。
卸業者さんは、医療業界の中では隠れたキーマンと言ってよいでしょう。
医薬品流通が果たす社会的役割の重要性が改めて認識されたのは、東日本大震災です。
いくら医者や看護師が揃っていても、医薬品が届かなければ手の出しようがありませんものね。無論、私たち薬剤師にとっても同様です。

その卸業者で指折りの大手・スズケンさんから伺った話ですが、
一昨年、印西市にある自社の物流センターの敷地内に、救急医療用ヘリコプター(ドクターヘリ)用のヘリポートを6機分設置したのだそうです。
主に大規模災害時、一度に多くのドクターヘリが必要になった時に利用されます。
こうした取り組みは、企業ではスズケンさんが初めてなのだそうです。

近年、企業のCSR(社会的責任、社会貢献)が注目されています。
終身雇用制度がガッチリ組み込まれていた時代は、会社が従業員やその家族もひっくるめて面倒を見ることで社会的責任を果たしてきたという側面がありましたが、それが崩壊しかかっている今、社会や地域全体に対する貢献という形にシフトすることが求められているのかな、と感じています。

二例目
先月、市原市が今年度の「いちはらスマイルカンパニー」を発表しました。
これは、障がい者雇用に積極的に取り組んでいる小規模の事業所を表彰する制度で、県内市町村では初めての取り組みです。
私はちょうど2年前の議会で、市内の中小規模企業が障害者を積極的に雇用するよう、インセンティブを持たせるような独自策がほしいと訴えました。今回このような取り組みが始まって、本当に良かったと思っています。
第1回目の受賞者は、川西造園土木株式会社さん。従業員13名のうち、2名が障害者です。
一人ひとりに合わせた勤務時間や勤務内容を工夫し、障害者が働きやすい環境づくりに熱心に取り組んでいるそうです。

三例目
今日は、ある地域の有志で、医療と福祉に関する新しいネットワーク作りの作戦会議を開いたのですが、
そこで話題になったのが、「いちはら高齢者見守りネットワーク事業」。
市が新聞、郵便、コンビニなどの民間業者と協定を結び、宅配などの際に、新聞や郵便物が何日分もたまっているとか、おばあちゃんの様子がおかしいなど、なにか異変に気づいたら連絡してもらうシステムです。
超高齢化社会を背景に、近年あちらこちらの自治体で急速に広がっています。

「やっぱりこれからの地域の課題解決の鍵は、民間業者だね」
と、一同再確認したところです(^.^)。


最後に、
前回のブログで好評につき(?)、ピースとハイライトのパフォーマンス写真をもう一枚。
(写真と本文は関係ありません(笑)。)

希望の苗を植えよう

2015-02-10 | 選挙
昨年12月に定例議会が閉じた直後から今日まで、
各種忘年会、新年会、総会などもろもろの行事に加え、山本友子さんの選挙戦に向けての準備に追われてきました。
そして今日、来週に迫った次の定例議会の開会日を前に、予算案を含む議案の説明会が開かれました。

ここで、初めて我に返った私・・・。

「しまった、まだ何も議会の準備をしていない!」

おまけに、今回から予算案の審議方法が大きく変わることになっているんです。
初めてで全く要領を得ていないのも、不安材料の一つです。
これから、泣きながら(?)必死で準備します(^_^;)


さて、
写真は、この間の山本友子さんの事務所開きで、私たち市民ネットのスタッフ一同が披露したパフォーマンスの一コマ。

何やってんだ?という感じですが・・・(^_^;)

サザンの名曲「ピースとハイライト」に合わせ、PVをアレンジして踊ったんです。

昨年の紅白でも話題になった「ピースとハイライト」。
もう何度かブログにも書きましたが、歌詞に平和への願いと争いの絶えない社会への皮肉がタップリ込められています。
まさに市民ネットのテーマソングにぴったし!
まだご存じない方は、ぜひPVや歌詞をご確認ください。

「ピースとハイライト」PV
「ピースとハイライト」歌詞

こんなんで選挙戦大丈夫??と不安になった方もいると思いますが、
事務所的には、それなりに士気が上がって良かったと思います(笑)。

塩谷町からのメッセージ

2015-02-08 | 環境
以前ブログでも紹介・告知した、栃木県塩谷町の見方和久町長の講演会が五井グランドホテルで行われました。

今、塩谷町の求めるもの ~指定廃棄物処分場詳細調査候補地に選定されて~ 

会場はほぼ満席。参加者が少ないかも・・・という心配は杞憂に終わりました。

実はもう一つ、町長が本当に来てくださるかということも、直前までとても心配だったんです。
というのも、1月末から国の動きが慌ただしくなってきていて、6日前にはついに現地測量が入ったという情報が入ってきたからです。
町長や議長が立会いのもと、反対同盟の会長が丁寧に侵入を断り、なんとかその場は帰っていただいたそうですが、切迫した状況に変わりはありません。
そんな大変な中で、町長自ら往復6時間かけて市原入りしてくださったことからも塩谷町の熱意が伝わってきますし、こちらも本当に頭が下がる思いでした。

見方和久町長

朴訥でユーモアにあふれ、穏やかな語り口ではありましたが、町の自然と町民の安全は、国の言いなりではなく自分たち自身が守るんだという強い意志を感じました。

講演後、見方町長にはわが山本友子画伯が渾身の思いを込めて(シーツに)描き上げたイラストが渡されました。



下書きなしで描けてしまうんだそうです。う~ん、お見事!!

もう一つ、今日の参加者からの激励のメッセージも。





今日の講演会には報道関係者も来ていて、すでにいくつかのネットニュースで配信されていますが、それによると「福島第一原発の周辺に集約して処理すべき」という主張の一部分ばかりが強調されている印象を受けます。町長も、この発言で当初は全国から非難の声を受けたそうです。
非難すべきは国や東電なのに、事故を起こしてもいない地方の町が、なぜ非難を受け、責任を取らなければならないのでしょうか。

放射性物質という非常に科学的・専門的な分野に感情論を挟み込んでしまうと、大きな間違いを犯してしまうと私は思うのです。
ゴミは1か所に集めて処分した方がよいことは子どもでも分かる常識ですが、放射性廃棄物はなおのこと、拡散させずに汚染度の低いところから高いところへ集中管理するというのが、国際基準上の原則なのだそうです。
ただ、1か所に集めるためには、安全に運搬できることが前提になります。そう簡単な話ではないということも、今日の講演でよく分かりました。


この写真を見てください。塩谷町の最終処分場の候補地周辺です。




このように、候補地は高原山系の多数の水源地の中にあります。昭和60年に環境省から「名水百選」に選ばれています。
国土の自然を守ることが使命であるはずの環境省が、指定廃棄物最終処分場の候補地を選んでいるなんて、何とも皮肉な話です。

この日本地図も見てほしい。河川と地下水の流れです。


列島の地下を網の目のように流れる水。まさに日本の血液ですね。

山本友子県議の事務所開き

2015-02-07 | 選挙
今日は、いちはら市民ネットワークの定期総会と、引き続いて山本友子さんの県議選に向けての事務所開きが行われました。
市役所通りにある普段の事務所が、そのまま選挙事務所へと衣替え。
昨日から事務局のスタッフが総出で会場づくりに追われました。


大勢の方が市内外から駆けつけてくださいました。本当にありがとうございました!



この日一番の盛り上がりは、日本レクレーション教会インストラクター、清水厚史さんの江戸芸


友子さんとの二重橋、決まった!!(笑)


県議選投開票日4月12日です。
厳しい戦いになりそうですが、
これまで県民・市民一人一人にとことん寄り添い、精一杯活動してきたことを信じて、力を合わせて頑張ります(^^)/

皆さんの応援が励みになっています


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