市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

子宮頸がん予防ワクチンの健康被害救済に関する意見書

2015-03-31 | 議会
今日、自宅に県議選の投票所入場券が郵送されました。


告示日は4月3日。いよいよですね~(^.^)。みなさん、しっかり投票所に足を運んでくださいね。

地方選挙で、自分の住むまちの運命が決まります。
自分のまちのことは、自分が決める。それが市民自治です。


さて、以前ブログに、子宮頸がん予防ワクチンによる被害についての意見書が可決されたことを書きました。
子宮頸がん予防ワクチンについて

その後、意見書の全文を知りたいという要望をもらいましたので、改めて以下に貼り付けます。

【子宮頸がん予防ワクチンの健康被害救済に関する意見書】

 子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)については、平成25年4月より予防接種法に基づく定期接種に追加され、広く公費での接種が可能となった。しかし、同ワクチン接種後にワクチンとの因果関を否定できない持続的な疼痛が特異的に見られたことから、同年6月に厚生労働省から「副反応の発生頻度等がより明らかになり、国民に適切な情報提供ができるまでの間、定期接種を積極的に勧奨すべきではない」との勧告が出された。
勧告から約1年半が経過し、厚生労働省の厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会等の専門家による会議も複数回開催されているが、いまだ原因の解明には至っておらず、今後の見通しも不透明な状況が続いている。このような状況で接種を自己判断とされていることに対し、不安や困惑を覚えている市民も多い。
 よって、本市議会は国に対し、下記の事項を強く要望する。

 

1. 子宮頸がん予防ワクチン(HPV)接種者全員の健康調査を改めて実施するなど、副反応に関する情報を収集し、因果関係の解明を行うとともに、その結果を速やかに公表すること。
2. 子宮頸がん予防ワクチン(HPV)接種後の副反応等の相談窓口や治療を受けられる指定医療機関を広く設置するとともに、治療方法の早期確立に取り組むこと。
3. 子宮頸がん予防ワクチン(HPV)の接種と副反応の因果関係が明らかになった場合には、定期接種以前の「子宮頸がん等予防ワクチン(HPV)接種緊急促進事業」における接種対象者も含め、国が責任を持って補償すること。
4. 子宮頸がん予防ワクチン(HPV)問題については、常に文部科学省・県・市・医療機関と情報を共有し、教育現場での支援体制を確立すること。

以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
                                   
(理由)
子宮頸がん予防ワクチンの健康被害救済を図るため。

(提出先)
  衆議院議長 参議院議長 内閣総理大臣 厚生労働大臣 文部科学大臣


以上、参考まで。

さて、明日の朝は誉田駅。もうひと踏ん張り頑張らなくちゃ(^^)

お知らせです!

2015-03-29 | 選挙
県議選の準備も佳境に入ってきましたが、
今日はまた別の大事な(笑)お知らせです。

4月12日の県議選の後、6月7日に今度は市長選と市議選が行われます。
そこで、4月19日に私の後援会事務所を開く運びとなりました。
ぜひ足を運んで激励していただければ嬉しいです。

【小沢みか事務所開き】
日時:4月19日(日)14時から
場所:市原市山木1153-1(辰巳通りと若宮通りがぶつかるあたりです)


この日から市議選が終わるまで、私は国分寺台の市民ネットの事務所からこちらに移っています。
いつでも手ぶらで気軽に訪ねてくださいね(^.^)

写真は、朝の駅立ちで県議会報告を配布する山本友子県議。


明日は鎌取駅に立ちます(^^)/

同期の仲間

2015-03-28 | 議会
今日掲載する記念写真は、市原市議会の「撫子会」の面々。



撫子会は、前回の選挙で初当選した一期生同期のメンバーで結成しました。
年齢もバラバラ、党派もバラバラですが、これまで研修会や近場の視察などを持ち回りで企画し、共に研鑽を積んできました。
右も左もわからなかった議会の中で、同期の気安さで気軽に訊ね、教えあうことができて、特に一人会派の私にとってはありがたい存在でした。

早いもので、次期改選も間近に迫ってきました。
今は互いに健闘を誓いあうといった心境でしょうか・・・(>_<)。

子宮頸がん予防ワクチンについて

2015-03-26 | 健康・医療
先日閉会した定例議会で、1件の陳情による意見書が全会一致で可決されました。
国に対する「子宮頸がん予防ワクチンの健康被害救済」に関する意見書です。

ご存知の方も多いと思いますが、平成22年から始まった子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)は、平成25年4月に定期接種となりました。
しかし、接種後に原因不明の全身の痛みや運動障害を訴える少女が続出しています。
市原市にも重篤な症状で苦しむ少女がいて、今回の市議会への陳情は、その少女のご家族から提出されました。

少し長いのですが、皆さんにもぜひこの健康被害の実態を知っていただきたいので、一部抜粋して紹介します。

*********

私の娘は、高校3年生の17歳(3月生まれ)です。
平成23年9月、10月、平成24年3月の3回にわたって子宮頸がん予防ワクチン(サーバリックス)を接種しました。
翌月の4月から現在にいたるまで、体中にあらゆる症状が現れ苦しみ続けています。
3回目接種3週間後から娘に異変が現れました。始めは、足の力が抜けて倒れたと訴えました。
それからも娘は毎日のように不調を訴えながらも、学校が楽しいと休まず電車で通学していました。

しかし数日後、娘は全身の力が入らないと起き上がれなくなり、翌日には歩行困難に。
驚きとともに慌てて大学病院に行き、検査を受けましたが原因は分かりませんでした。脱力は毎日続き、病院からは精神科を勧められましたが、そこでも原因はわからないと言われました。
3回目接種から4カ月後、ようやく子宮頸がん予防ワクチンを接種したことを思い出し、医師にも相談しましたが、関係ない・分からないと言われました。結局娘は、病院や学校から、詐病・演技・精神病の扱いをされています。
家にいるよりも学校が大好きな娘、毎日電車通学をしていた娘、専門学校の費用を貯めたい・色々な事をしてみたいとウキウキしながら言っていた娘が、なぜこんな目に合わなければならないのでしょうか。

最初はすぐに治ると信じていましたが、新たな症状・変化する症状に戸惑い悩む日々。今年で4年目を迎えます。
現在の症状は、脱力、麻痺、浮腫、硬直、意識喪失、痺れ、痙攣、不随意運動、疲労感、倦怠感、記憶障害(名前・家・誕生日・親・愛犬など)、学習障害(1~10まで数えられない・順番がわからない・漢字がわからないなど)、頭痛(気を失うことも)、腹痛、腰痛(歩けないことも)、眩しさ、視力低下、めまい、声が出ない、味覚障害、吐き気、睡眠障害などです。
私は娘が記憶を失ってから1年半、「ママ」と呼ばれたことはありません。「おばさん」と呼ばれる毎日を過ごしています。

私の娘のように、中学生や高校生の被害者の多くは、学校に通えなかったり転校を余儀なくされるなど、人生を台無しにされています。
また、被害者家族も全国各地の医療機関に有効な治療を探すため、経済的な負担と多大な苦しみを強いられており、一刻も早い原因究明と被害者の救済が求められます。
このような状況で接種を自己判断とされていることに対し、不安や困惑を覚えている市民も多くいます。
 
幸い娘は、たくさんの人に支えられ、守られ、助けていただいていますが、一人っ子の娘の将来が心配です。
どうか、娘や娘のように苦しんでいる女子生徒たちの将来のために力をお貸しいただきますよう、切にお願い申し上げます。

***********

意見書では国に対して、接種者全員の健康調査を行うこと、健康被害との因果関係や治療法を早急に明らかにすること、相談窓口を設けること、被害者への補償、学校や医療機関への情報共有と支援体制の確立などを要望しています。

私はこのお嬢さんご本人と昨年の秋に初めて面会しました。
車いすに乗ってさえいなければAKBのメンバーにすぐ入れそうなほど、笑顔が素敵なとてもかわいらしい高校生でした。
以来、ご家族から相談を受け微力ながら陳情提出のお手伝いをしてきました。
結果的に採択され、一歩前進と少しホッとしているところです。

でも、彼女や彼女のご家族の苦しみはまだ続きますし、全国にはワクチンのせいだと気付かずに原因不明の体調不良で苦しんでいる少女が大勢いることは間違いありません。

国には事態を重く受け止めたうえで一刻も早い対応を求めます。

議会改革PT、お疲れさまでした

2015-03-24 | 議会
今日、ようやく定例議会が終わりました。
・・・長かった~(笑)
今回は慣れない場面が多くて、自分が思っていた以上に気持ちが張りつめていたようです。疲れが一気に来ている感じです(^_^;)
自分の未熟さを直視させられる場面も多かったのですが、とても勉強になりました。

さて写真は議会改革プロジェクトチームのメンバーです。


一期、二期の若手議員が中心で、慣例にとらわれずに侃々諤々議論を重ねました。
私が議員になって最も意外に感じたことの一つは
「議会なのに、議員同士の議論の機会がほとんどない!?」
ということなのですが、ことこのプロジェクトチームの会議だけは別でした。
新人議員の私も思ったことをどんどん発言しましたし、それらを受け入れる自由な空気がありました。
(けっこう生意気だったかも・・・。寛容な先輩議員に感謝!)

議会基本条例の制定や予算審議のありかたの見直しなど、思い切った改革を進めることができたのも、そんなチームワークとリーダーの統率力のおかげだと思っています。
これで活動はいったん区切りとなりますが、また改選後に新メンバーが引き継いでいくことでしょう。

ぜひ期待してくださいね\(^o^)/

災害時に備えて

2015-03-23 | 防災
今日は、防災関連でいくつかお知らせします(^.^)

市はこのほど、(株)タカサさん・(一社)日本福祉用具供給協会と、災害時に一般医薬品や衛生用品、介護用品などを供給していただけるよう応援協定を結びました。
(株)レンタルのニッケン千葉営業所さんからは、仮設トイレや発電機等の資機材も。
このような民間事業者のご協力は本当にありがたいですね。

それから、
やっと、やっと、市原特別支援学校が「福祉避難所」として主に同校の児童生徒やその家族等の避難に活用できるようになりました!
これは私もずっと議会でも訴え、働きかけてきたことです。
昨年の夏に、市原特別支援学校が福祉避難所に指定された場合を想定して、全国でも珍しい宿泊避難訓練をしたことは、記憶に新しいところです。
体育館に泊まってみよう!
あともう少しのところでなかなか話がまとまらずヤキモキしていたのですが、ようやく決まってホッとしました。

そしてう一つは、災害時などに放送される防災行政無線についてです。
これ、窓を閉め切っていたり風が強い時など、何を言っているのかわからない場合が多いですよね。
そんな時や聞き逃した場合への対応として、フリーダイヤルで放送内容を確認できるテレホンサービス(0120-899-890)を、3月25日から開始します。
これはとても便利な仕組みだと思います。

皆さんもイザというときのために覚えておいてくださいね。

里親になりました

2015-03-21 | 日々のあれこれ
みなさん、「おのくん」って知ってますか?



東日本大震災以後、東松島市の小野駅前応急仮設住宅のお母さんたちが、毎日一日も休まず、チクチクとこころを込めて作っているソックモンキーです。
ソックモンキー”とは、アメリカの貧しい労働者階級の母親が、子供にプレゼントするために使い古された靴下で作ったのが始まりだそうです。これがたまたま同仮設住宅にプレゼントされたことがきっかけで、「おのくん」が誕生しました。
突然襲いかかった先の見えない状況に負けずに、故郷の復興を願い、日々前向きに暮らしていこうという思いが込められています。
靴下の模様や縫い方で、一体ごとに全く違う個性を持っているところがまたイイですね。

誕生したおのくんは、全国の里親のもとへ次々と届けられています。

そして先日、私も里親になりました。


ふんわりピンクの、とってもキュートなおのくんです(^.^)

最後の登壇

2015-03-18 | 議会
予算審査特別委員会の審議が終了しました。

今日は各会派の代表が、これまでの締めくくりとして順番に総括質疑や意見の陳述を行いました。
時間も限られていたし、最後の登壇でしたので、
私はもう個々個別の要望はせず、大きく今後の市政のあり方について提言しました。

だいたいこんな感じです。

**********

平成27年は地方創生元年とも呼ばれ、今後は各自治体が創意工夫のもと、その地域にあった手法で地域を活性化し、自立していくことが求められている。
しかし私は、ややもすれば限りある経済と人口を奪い合う自治体間競争に陥った挙句、互いに疲弊するだけの結果に終わるのではないかと危惧をしている。

市原市は日本を俯瞰すれば「地方」ではなく、あくまでも「首都圏」。そんなこともあってか、他の自治体に比べ、市の危機感はまだまだ薄いと感じている。
さらに市原市は、日本の縮図とも呼ばれるように地域資源のメニューが豊富に揃っているだけに、かえって独自色が出しにくいという難しさも抱えている。
地方の村のように、起死回生・アイディア勝負で一点突破の戦略は使いにくい。特徴がないというところが市原市の特徴だと思う。

従って私は、市原市は奇をてらわず、地道に公共の土台をしっかりと充実させることを優先していただくよう要望する。

私は地方創生の鍵は若年女性が握っていると考えている。
若い女性が意欲を持って働ける環境、ここで結婚して子供を産みたいと思える文化風土、安心して子育てできる環境、質の高い教育。
それらを、バラマキ事業によってではなく、たとえ子どもが障害児でも、母親がシングルマザーになっても、社会や地域でちゃんと支えられるセーフティネットを土台としながら、実現していただきたい。

**********

これはそのまま自分の政治姿勢にも通じるのかなぁと思っています。

本来であれば、一人会派である私は発言の機会を与えられなくても仕方のない立場なのですが、特別に配慮していただきました。
このことにも心から感謝しながらの「最後の登壇」でした。

救いの言葉

2015-03-16 | 日々のあれこれ
18日の予算案審査総括質疑・意見陳述に向けて、またまた原稿作成に取り掛かっています。

先週開かれた総務分科会では、初めてということもあって気負いすぎたのか(?)、時間配分も主張も思うようにできませんでした。
自分としては満足のいく審議が全くできず、実はしばらく落ち込んでいたのです。
(このワタシが落ち込むなんて、そう滅多にありません)

でも、その後駅で通信を配っていた時のこと、
通りかかった紳士が足を止めて、こう声をかけて下さったんです。

「小沢さん、あなたの議会質問はいつも本当にしっかりしているね。これからも頑張りなさいよ」

そう言って立ち去る紳士の後姿に向かって、思わず深々と頭を下げました。

知り合いならともかく、見知らぬ方から議会質問について評価されたのは、これが初めてです。
ちゃんと聞いて下さる方がいるのだと驚くと同時に、じわじわと嬉しさがこみ上げてきました。
今回の分科会のように思い通りにいかないこともあるかもしれないけれど、これからも自分なりに取り組めばいいのだと、気を取り直しているところです。


写真は、先日行われた辰巳台の光の子幼稚園の卒園式にて。



三人の息子たちもお世話になった光の子幼稚園。
あのころのドタバタの日々を思い出すのか、
来賓として出席していても、毎回涙とハナミズが止まらず、困ってしまいます(^_^.)。

広がれ、ボッチャの輪

2015-03-12 | 障がい者
ケアハウス辰巳彩風苑で開かれたボッチャ競技会。


辰巳福祉ネットワークの主催で、地域住民はもちろん、ケアハウスのお年寄りも飛び入り参加。
椅子に座りながらでも充分楽しめるところが、ユニバーサルスポーツ・ボッチャの素晴らしいところなのです。



ルールはカーリングに似ていて、放ったボールが白いジャックボールに1ミリでも近づいた方が勝ちです。
単純なだけに、これが意外と奥が深い。ついつい夢中になっちゃうんです。

「さあ、赤チーム・青チーム、どちらが近いか??」
審判を取り囲み、固唾を呑んで見守る参加者の目は真剣そのものです。


ほとんどの方が初体験ということでしたが、ゲーム中はあちらこちらで歓声が上がり、予想以上に会場は大盛り上がり!
お年寄りの方がむしろお上手だったりして、目を輝かせて万歳しながら喜ばれる姿が印象的でした。

私がボッチャを初めて知ったのは、長男が通っていた特別支援学校の授業参観。
当時は、障害者のためのスポーツという認識しかありませんでした。
でも、ユニバーサルスポーツって、それだけではないんですね。健常者も障害者も子供もお年寄りも、みな平等に一緒に楽しむためのツールなのだと、今日は改めて実感しました。

これを機会に、あちらこちらでボッチャを通じた地域の輪ができるといいなあと思っています。
今回指導してくださった、ちはら台でボッチャの普及に努めてらっしゃる皆さんのご協力には心から感謝します(^.^)

皆さんの応援が励みになっています


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