市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

八幡のまちづくり

2023-07-29 | 都市・交通
八幡宿駅東口地区の今後のまちづくりについての説明会。


二日間、夜間と昼間の2回開催で、約90名の参加。
どのような質問意見が出されるか知りたかったので、私は両日とも参加しました。



同地区は、実は50年以上も前に土地区画整理事業区域とされたのですが、
現在も半分は全く手つかずのまま。

もはや当時の計画通りに事業を行うのは現実的ではないし、
いまは多様なまちづくりの手法や制度が創設されているので、
ここは仕切り直して、この地区ではどんなやり方で整備すればよいのか、
地域住民と行政が話合いながら決めていきましょう、という内容です。

事前のアンケートによると、8割もの方が道路や下水道の整備を望んでいるとのこと。
駅近なのに、インフラがまともに整備されていないなんて・・・何ともはや。
区画整理事業の予定があるからと、今日まで伸ばし伸ばしにされてきたのですね。。

ともあれ「これから住民の皆さんによる協議会を設立して、まちづくりの構想を作りましょう」
という行政側の呼びかけに対しては、概ね同意が得られたようです。

八幡宿駅周辺といえば、
西口には新たに複合施設が令和8年には供用開始予定だし、
東口では今年度から八幡東中学校が八幡中学校に統合され、
順天堂大学が未利用地にキャンパスを整備するという話も浮上するなど、
ここに来て大きな動きが重なっています。

新たな施設ができる一方で、使われなくなる公共施設もいくつも残されていく。
これらをどうマネジメントしていくのか・・・?

自分の土地はどうなる、住宅の環境はどうなる、という生活視点での話は当然ですが、
まずは八幡地区全体の広い視点でまちづくりを捉える必要がありますね。

辰巳台の花壇整備で、ガーデニング愛が復活!

2023-07-26 | 市民活動
酷暑が続いていますが、夏大好きな私はバテ知らずです(^^ゞ
先日は、辰巳台のまちづくり活動の一環で、花壇のお世話をしました
団地中央のマックバリュの裏手、公園に繋がるシンボルロード沿いの花壇。



この暑さの中でも、水やりや草取り等の作業は愛情込めて丁寧に。
紫陽花の苗木などはバテ気味でしたが、その他は見事に咲いているでしょう?




一通り作業が済むと、次は手早くタープテントを張って、その中で多肉植物やサボテンの植え替え。


これは玉翁(たまおきな)というサボテンです。

この赤いポチッとしたものが、サボテンの実なんですって!

ピンセットでそっと引き抜くと・・・こんな感じ。5ミリぐらいかな?


これを割ると、中にちっちゃな種が・・・


ほとんど砂粒と見分けが付かないくらい。これを慎重にポットに蒔きました。

芽が出てくるのが楽しみ~!サボテンの赤ちゃんってどんなだろう・・・?

その他に、皆でワイワイと株分けや植え替え作業。
私の作品はこんな感じになりました^^


炎天下で汗だくの作業でしたが、ワークショップ感覚でとても楽しめました。
選挙で封印していたガーデニング愛が、徐々に復活してきたようです♪

順天堂大学が市原市に?

2023-07-21 | 都市・交通
昨日、定例議会が閉会しました。
選挙からこの方気が抜けない日々でしたが、ようやくこれで一息・・・
・・・と思ったら、なんともう来月にはまた次の定例議会が始まるじゃぁないですか!
そうでなくても、
このところ市原市は次々と大きな問題(小湊鐵道線や帝京大学ちば総合医療センターの件)
に見舞われているし・・・まったくホッとしている間はありません。

昨日も(これは直接「問題」とは言えないのですが)、
閉会後にまたまた大学に関する大きな発表がありました。

順天堂大学八幡宿駅の近くに新たな学部を開く構想があるというものです。
新たな学部は「(仮称)食農学部」。
農業技術、食品科学、食農マネジメントといった学科です。

今後大学側は、
学生確保などの見通しを確認するため、東京近郊の高校や企業にもアンケートをとるそうです。
本決まりではないけれども、大学が設置される可能性は非常に高いと思われます。

そうであれば喜ばしいことでしょうし、確かにビッグニュースではありますが、
これが本当に市民にとってプラスになるかどうかはこれからです。
浮かれず、冷静に未来を見据えなければ。

写真は、議会棟の正面玄関付近。
窓辺のグリーンカーテンが涼しげです^^


カーテンは主にヘチマですが・・・


注目はこれ。
一緒に植えられたプチトマトが食べ頃になってきましたよ^^


どうする・・・サンプラザ市原

2023-07-19 | 産業経済
五井駅西口直結のサンプラザ市原。
女性起業家で結成された「キャリサポ」の皆さんと、各フロアを視察しました。

1階にあるホール。
ちょっとした講演会やコンサート、発表会などに良さそう。
天井にはミラーボールもあります。


細長いビルなので、廊下がちょっと狭い。


ダンスレッスンもできそうな鏡張りの広いスペース


映像ルーム


研修室


一番人気の音楽スタジオ。楽器の貸し出しもあります。


11階は、建設当時には国際会議も行われることが想定されていたそうで、
木目調の比較的高級感漂う造り。


この日は、生涯学習センター、温水プール、フィットネスジムが
お休みだという理由で見せてもらえませんでしたが、
それ以外にも写真のようなレンタルスペースがたくさんあって、どの部屋もなかなか立派でした。

けれども利用は芳しくなくて、時間あたりの稼働率は20~30%。
中にはほとんど0%に近い部屋も(!)
実際、この日もほとんど人の姿は見かけず、節約のためか電気は暗く、冷房も効いてない。
ランニングコスト、2億円以上なんだけどなぁ・・・。

利用料はそれほど高いわけではないので、主な問題は駐車料金と駐めにくさにあるのでしょう。
かといって、五井駅を利用する人々が立ち寄る様子もない。

一言でいえば、マーケティング不足だったという事だと思います。
実にもったいないことです。

これまで議会でも私を含め多くの議員が意見してきましたし、
この日視察に参加された皆さんからも様々なご意見や熱い議論が交わされましたが、
これらを行政が本気で活かす気があるのかどうか。
そうでなければ、また同じ事の繰り返しになるような気がします。

因みに、市は今後のサンプラザ市原のあり方として、
「若者・女性をメインターゲットとした産業創造拠点とする」としています。
リニューアルオープンは令和7年度を目指しているようです。

どうする!?サンプラザ市原

2023-07-18 | 産業経済
女性起業家で結成された「キャリサポ」の皆さんと、サンプラザ市原を視察しました。

「サンプラザ市原」ってどこにあるの?
という市民もいらっしゃるかもしれない・・・(^^ゞ
五井駅西口、改札口から直結で行くことができる12階建ての細いビル。
れっきとした公共施設です。

「支所があるので行ったことあります」
「プールや音楽室は利用したことがあるけれど・・・」
「市民大学で通ってましたが・・・」

でも、
「その他はどうなっているか全く知らない!
残念ながら、そんな市民は少なくないようです。

同施設は、28年前に約135億円もかけて建てられました。
さらに毎年維持管理費が2億円以上と、市内の公共施設の中でもなかなかの高額。
その割には利用者が伸びず、10年ほど前に一度大幅リニューアル。
それでもやはり今ひとつ活用できていませんでした。

そこで市は、現在またまたリニューアルを計画しています。

手始めに、元レストランだった最上階を改修し、
市原市商工会議所さんと連携して、産業支援センター(サテライト)を設置しました。
専門家(弁護士・税理士・社労士・ICT関係など)が日替わりで受け付ける相談窓口や、
コワーキングスペースがあります。

産業支援センター サテライト(サンプラザ市原12階)




今回、私たちもこのコワーキングスペースをお借りして意見交換を行ったのですが、
他にも何組かが利用されていて、なかなか活気がありました。
ミネラルウォーターやコーヒーも無料で自由に飲めますし、開放的で明るく、眺望もバツグン。
大きなスクリーンもあって、とても居心地が良い空間でした。

ただ、個人的に気になったのは、その奥にひっそりと眠っていた立派な厨房。


この場所は元レストランでしたからね・・・。
この設備、実にもったいないと思いませんか??

ともあれ、今回は市がリニューアルにあたり女性の意見を参考にしたいということで、
キャリサポさんにお声がかかったので、
改めて施設全体を視察し意見を出すという企画なのでした。

さて、11階から下の様子はどうだったのか・・・
長くなってしまったので、続きはまたにしましょう。

常任委員会で「おくやみコーナー」調査しました。

2023-07-12 | 議会
今日、私が委員を務める市民経済常任委員会で、
7月3日から市役所に設置された「おくやみコーナー」について調査をしました。

先日、ブログでも概要をご紹介しましたが・・・
 市役所に「おくやみコーナー」ができます!

質疑をしたり実際に窓口を視察したりしたので、その中身をお知らせしますね。

場所は第1庁舎1階、市民課窓口の一角にあります。

青いプレート、結構目に付きやすいですね。

基本的に予約制で、一日4組まで。
ご遺族の方はこの窓口に座ればもう移動する必要ナシ!
各担当課の職員が順番に出向いて対応してくれます。
(但し、相続など複雑な手続きについては移動が必要な場合あり)



対象となる手続きは、何と15種類。
世帯主変更、国保、障害者手帳、介護保険、年金、児童手当、軽自動車税、水道使用などなど・・・
これは大変だった・・・随分便利になりますね。

手続き中はこんな風についたてで遮り、プライバシーにも一定の配慮を。


少し気になっていたのが、予約はウェブからでしか受け付けないのかどうか、ということ。
残念ながら、それ以外(電話など)は不可なのだそうです。
その代わり、予約がなくてもワンストップで対応できるようにするとの答弁でした。

こちらは、死亡届出の際にもらえるおくやみハンドブック


おくやみコーナー」のリーフレットも挟んで、市民などへの周知を図っています。


聞けば予算もほとんどかかっておらず、
これで市民にとっての利便性が格段にアップするわけですから、
めちゃくちゃ費用対効果が高いじゃないですか!

こんなことならもっと早くできたんじゃないの?という見方もできますが(^^ゞ、
縦割りを廃し仕組みを変えるという部分が、役所にとってはものすごく大変な事なのでしょうね。。


議会あれこれ

2023-07-10 | 議会
今日、代表質問に登壇しました。
傍聴者が想定以上に大勢いらして下さって、ビックリしました!
猛暑の中、わざわざ足を運んで下さって本当にありがとうございました。
中身は録画がアップされたら改めてご報告したいと思いますが、
とにかく「時間が足りないかも」と思ってしまって、
早口でまくし立ててしまったのが反省点です。

写真は、金曜日に開かれた本会議の様子。


帝京大学ちば総合医療センターの移転に関する質問が出ましたが、
答弁からは特に新たな情報は得られませんでした。

聞いていてちょっとオッと思った新たなニュースは、
今年の市制施行60周年記念事業として、子ども議会を開催するそうで。
子ども議会、良いですよね。児童生徒に市政を身近に感じてもらう絶好の機会です。
10年前の50周年の時も行っていて、そのとき私は毎年継続して欲しいと主張したのですが・・・
なかなか難しいようです。

明日から4日間は常任委員会が開かれます。
私は12日水曜日の「市民経済常任委員会」の担当です。
議案審査はありませんが、2点について調査を行います。
いま話題の小湊鐵道線の問題を含めた公共交通の取り組みについてと、
7月に新たに開設されたばかりの「おくやみコーナー」についてです。
もちろんこちらも傍聴できますしネット中継もされますので、関心のある方はぜひ!


市内の中高生がニュージーランド短期留学へ

2023-07-09 | 国際交流・外国人支援
市原市は、今夏初めて「青年海外留学プロジェクト」を実施します。

留学生の選考はすでに終わっていて、
市内在住の中学生4名と高校生6名の計10名。うち女子生徒は7名です。
留学先は、ニュージーランド ネルソン市のワイメアカレッジ。
8月6日から13泊14日の短期留学です。
ワイメアカレッジは、全校生徒1,500名の大規模な中高一貫校で、
留学生の受け入れにとても積極的なようです。
グローバルな経験の第1歩として、
英語だけでなくニュージーランドの文化や生活を思い切り体験してきてほしいですね。


PAKUTASOより オークランド港から見た景色

因みに、
この事業に係る市の予算は約1300万。留学費用の三分の二を市が負担するそうです。
市はクラウドファンディングも行っていて、すでに目標額の100万円は達成済みです。
もうちょっと目標設定あげても良かったかも??
 ふるさとチョイス・ニュージーランド短期留学を通して、次代を担う市原市の中・高校生を世界で活躍できる人材として育成したい!】


・・・・・・・・さて、明日月曜日は市議会定例会の代表質問2日目。
私は3番目に登壇します。
時間は早くて11時15分くらいからですが、場合によっては午後1時からになるかもしれません。
いつものことですが、持ち時間40分以内に収まるかが心配です。。

定例議会の一般質問の日程が迫ってきました。

2023-07-05 | 議会
写真は、7月19日(水)に登壇する予定の森山さんが
質問内容について職員からヒアリングを受けているところ。



発達支援センターがもう1カ所整備される事についてや、
障害児者へのおむつ支給や入浴サービスについて質問します。
なんと言っても当事者ですからね~(息子さんが重度心身障害者)、熱が入った質問になりそうです。

一方、私の登壇は10日(月)になります。
質問内容はこんな感じです↓↓

1 市政運営の基本的な考え方について
 ⑴ 「ひとの力」を生かす市政運営について
  ① 行政サービスのアウトソーシングについて
  ② 職員の能力発揮のための環境について
  ③ 地域福祉の担い手について
 ⑵ 市原市の未来像について
  ① 市民の移動手段に係る展望について
  ② 格差のない社会の実現について


その他の発言者の通告内容や日程は、こちらになります。
 「市政に関する一般質問通告者一覧表」
前回ブログでお知らせした「帝京大学ちば総合医療センターの移転」については、
2名の議員が質問通告にあげています。宜しければご注目を。

今回通告を見て、ちょっと「おっ?」と思ったこと。
一つは、今回初めて当選した6名の議員が、全員登壇するということ。
通常、初の定例議会は様子見で登壇しない方も多いのですが、
今回は前向きな姿勢が感じられて頼もしい限り。

それから、6名の女性議員も全員、しっかり登壇!
会派を代表しての質問は、6名中私を含めた4名が女性ですよ^^
会派を超えた女性議員の会も、引き続き活発に活動できたら・・・と思っています。

またまた悩ましい問題が・・・

2023-07-03 | 健康・医療
先日、市長自ら説明したい案件があるとのことで、突然会派の代表者が招集されました。
とても珍しいことです。

お話は「帝京大学ちば総合医療センターの建て替え(移転)について」。
移転先は帝京平成大学ちはら台キャンパス
2029年11月開院の予定だそうです。

開院以来37年が経過して老朽化が激しいことや、
高度医療に対応できる大型医療機器を設置したい、
ということが建て替えの理由だそうで、
それは良いとして移転とは・・・

移転の理由は、説明によると
帝京平成大学と併設することによって、医療従事者や学生の効果的な確保が期待できるから、
だそうです。

私は市長に
「移転する方が医療従事者などが確保できるという、その根拠は示されたのか」と質問しましたが、
そのような説明はまだ無い、とのこと。

市としては、当然ながら現在地での建て替えをお願いしていると。
今後も協議を続ける、とのことでした。

千葉ろうさい病院、千葉県循環器病センター、そして帝京大学ちば総合医療センターと、
市原市は3つの中核的病院が、ちょうど良い距離感で立地しています。
移転によって、その医療資源バランスが崩れてしまうことや
姉崎に大きな病院がなくなることによる人の流れの変化などが、
住民の暮らしにどんな影響を与えるか・・・。

本当に悩ましい問題です。

皆さんの応援が励みになっています


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