市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

1通のメールから、視察へGO

2020-01-31 | 防災


「昨年の大雨時、市内の排水路の水位が床下浸水寸前まで上昇しました。
今後も繰り返すと思いますので、ぜひ市内の河川や排水路の視察と、付近住民の生の声を聞いてください」
事務所に届いた、そんな1通のメール。
そこで、早速その方の案内で、八幡から姉崎まで2日間にわたって見て回りました。

事前に地図や写真で確認してから・・・


いざ出発。


八幡宿は村田川から五井の養老川、姉崎の椎津川まで。
その間にも何本かの河川や排水路が内陸から海に向かって流れています。
護岸がきちんと整備されているものもあるけれど、全く整備されていなかったり土砂が堆積しているなど野放し状態のところも。
これじゃあ、それこそ昨年のような豪雨が襲うたびに、付近の住民は不安でたまらないでしょう。

八幡ベイシア近辺


スポレクパーク近く、大雨で冠水した地域の住民からお話を聞く。
「排水路の草刈りを要望したんだけど・・・」


姉崎水門付近


計器も壊れ、全く使用されていない水門に興味津々の森山かおる。


有秋台入口付近、不入斗川。


ワンちゃんの散歩中の方にお話を伺う。


不入斗川と深城川の合流部分、荒れ放題。
長靴に履き替え、藪をかき分け・・・。


付近で、またまたワンちゃんの散歩中の方にお話を伺う。
「台風のときは水が迫ってきて、もう怖くて怖くて・・・。娘の家へ避難しました」


市内には現在19の河川愛護団体がそれぞれ素晴らしい活動をされているのに、一方で行政による整備はどうなっているのだろう・・・?
主な河川は県の管轄だけれど、だからといって市が何もしないでいいはずがない。
昨今の異常気象を考えると、治水政策をもう一度見直す必要があるでしょう。
市の雨水計画もあわせて、今後もこの問題について改めて調べてみたいと思います。

視察にあたって入念に下見をして地図や写真など資料を作ってくださったTさん。
本当にありがとうございました。



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「まちづくりの集い」で八幡公民館へ

2020-01-29 | 日々のあれこれ
昨日は、一日中冷たい雨が降っていました。
そんなあいにくのお天気にも関わらず、足を運んでくださった方々に感謝♫



少ない人数でしたが、その分お一人お一人と向き合ってじっくり対話することができました。
防災のこと、八幡宿駅西口の公共施設のこと、税金の無駄遣いのこと、行政組織のことなど。


ちょっと厳しいカオしてるかな・・・?

こういうときに何が嬉しいかって、
「ああ、やっぱり私たちの主張は間違っていなかった。住民の皆さんも確かに同じ意見だった」
と確認できた時でしょうか(笑)

次回は明後日・金曜日にちはら台コミュニティーセンターにて行います。
お時間の許す方、ぜひお気軽にいらしてください!


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引きこもりを考える講演会が開かれました

2020-01-28 | イベント
以前このブログでもお知らせした市主催の引きこもりに関する講演会が、先日消防局の講堂で行われました。

『長期高齢化する引きこもり~取材現場から見えてきた「8050問題」を考える~』


私はあいにく他の予定と重なってしまい、だいぶ遅れて会場に駆けつけたところ・・・
会場はギッシリでビックリ!

講師のネームバリューもあったとは思いますが、
この問題で悩む人々が市内にもやはり潜在的に多いのだと、あらためて思い知らされました。

講演会の後、講師であるジャーナリストの池上正樹さんが、ご著書にサインし手渡しながら、一人ひとりのお話に丁寧に耳を傾けアドバイスされていた様子が、とても印象的でした。


行政も福祉団体も市民も、あるいは支援される側も支援する側も、様々な立場の人々が集まった今回の講演会。
各々が、なにか一歩踏み出すきっかけとなることを願ってやみません。


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鶴舞地区で集会を開きました

2020-01-26 | 日々のあれこれ
市民ネットでは、年4回の議会が終わるたびに各地区に出向いて、議会報告&意見聴取する「まちづくりの集い」を行っています。
今回は、1月下旬に八幡地区とちはら台地区で開く予定ですが・・・
急きょ鶴舞地区も追加して、昨日、地元の公民館にお邪魔してきました。



鶴舞地区は、昔からずっと残土・再生土・産廃問題に悩まされ続けてきました。
加えて一昨年、県立病院の機能移転の話が降って湧いたのも記憶に新しいところです。
そのたびに、地元住民の有志が環境と暮らしを守るために立ち上がり、闘ってきました。

それでも抗えないのが人口減少と公共施設の老朽化の波。
先日ブログに書いた旧鶴舞青年の家の売却の話も、地元住民にとっては寝耳に水でした。
(その時のブログは、こちらです  「突然、公共施設が消えていく・・・?」

来月から始まる予算議会で、地元の住民の話をろくに聞かずに売却の賛否を判断することはできない・・・
そう考えて臨んだ「まちづくりの集い」でした。



告知の時間がなかったにもかかわらず、チラシを見て想定外に大勢の方が足を運んでくださいました。
大慌てで会場を広い場所に移し、私と森山さんで二手に分かれて、お一人お一人からお話を伺いました。

青年の家に限らず、地元の高校や子育て支援活動の拠点など、公共施設が次々と消えていく地域です。
「行政は、この鶴舞地区の将来を一体どのように描いているんだ??」
そんな先が見えない不安と苛立ちが伝わってきました。

頂いたたくさんの切実な想いは、来る予算議会につなげていきます。

左から、森山さん、守田代表、私



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日々のあれこれ

2020-01-24 | 日々のあれこれ
今年に入って初の駅立ち。八幡宿駅で、個人チラシ「まちかど通信」を配布しました。


メインの記事は、消防出初式で初めて一般公開されたスクラムフォースの紹介。
世界最先端の消防ロボシステムで、市原市の消防出初式は日本中の消防関係者やマニアから注目されています。


改札口の柱には、チバニアン決定の垂れ幕が。
皆で喜びを分かち合おう!



そしてこの日は、森山さんが息子さんのトモくんを事務所に連れてきました。
見つめ合う二人(笑)。


母かおる「注入~~!」
息子トモ「ギョエ~~!」


和やかな?ひとときでした。



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たまに薬剤師として

2020-01-22 | くすり
プロフィールにもあるように、ごくたま~~にですが、薬局で調剤の仕事をしています。
整形外科クリニックの隣りなので、お年寄りはもちろん、仕事や事故で体を痛めた働き盛りから子どもまで、けっこう幅広く様々な患者さんが訪れます。

この間、骨の一部に炎症を起こして何ヶ月も治らないという中学生が母親と一緒にやってきました。
薬をお渡ししながら話を聞くと、部活で筋トレをしすぎたためとのこと。
本当は部活を休ませたいのだけど、熱心な顧問の先生や友達の手前もあって、無理して練習を続けてしまうので中々よくならない。
「真面目でつい頑張っちゃう子なので・・・。将来への影響も心配なんです」と顔を曇らせるお母さん。
鎮痛剤と湿布を受け取り「つい話が長くなってしまって・・・。聞いてくれて、ありがとうございました」と言って、帰っていかれました。

行き過ぎた部活が「ブラック部活」などと社会問題にもなっていて、よく教師の長時間労働の主な原因と言われているけれど、追い詰められているのは子どもも同じ。
以前、部活のガイドラインの策定について、私も本会議で質問したことがあるけれど・・・。

薬局の窓口に立っていると、部活で体を壊してしまった子どもが後を絶たず、そのたびに悲しくなるのです。


さて、写真はもう一つの役目、学校薬剤師として。

5年生の教室で、空気の汚れと室内の明るさを図りました。

この日の授業は、何やらキットを組み立てて、スイッチを入れるとコイルがくるくる回るようなメカを完成させるというもの。




こちらは、二酸化炭素濃度測定器


休み時間には「ナニしてるの?」と子どもたちが寄ってくるので、
「空気中の二酸化炭素が多すぎると、頭が痛くなったり気持ち悪くなったりこともあるからね。このガラス管の先の色が変わるほど、濃度が高いってことなんだよ~」
などと説明します。
「へ~っ!」と興味深そうに覗き込む子どもたちに出会えるのが、学校薬剤師の楽しみなのです。

ちなみに二酸化炭素濃度って、教室で窓を締め切っていると、場合によっては15分くらいで簡単に基準値を超えちゃうんですよ。
パフォーマンスは低下するしインフルエンザにもかかりやすくなるので、教室やオフィスなどの換気はこまめに行いましょう!


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チバニアンに行ってきました

2020-01-20 | 日々のあれこれ
3日前、地球史の一時代に名を刻むという超ビッグニュースに湧いたばかりですが・・・
その興奮冷めやらぬうちに(?)、事務所の仲間や知人等と、行ってまいりました!

こちらは、12月に開所したばかりの仮設ガイダンス施設「チバニアンビジターセンター」


昨日は、お天気に恵まれた日曜日とあって多くの見学者で賑わったそうですが、今日はまだ比較的落ち着いた様子でした。




スタッフの方からお話を伺う



現地に行く前に、ガイドの方から手ほどきを受けます。

フリップを使った説明が、丁寧でとってもわかりやすい!!
「地磁気の逆転って、どういうこと?」とか、そもそも「地球が磁気を帯びるって、ナニ??」というような、わかったつもりでわかってなかったモヤモヤも、ここでスッキリ解消しましょう。

スッキリしたら、ガイドの方の案内でいよいよ出発。


途中、こんな景色をのんびり眺めながら・・・


いよいよ現地に近づいてきました。ここまで15分くらいでしょうか。


昨年の台風・豪雨災害の爪痕が、まだところどころ残されています。





この景色の後ろを振り向くと・・・

ここがチバニアンの地層です。現在は地層に近寄ることができなくて、ちょっと残念・・・。







ビジターセンターの運営は、以前から地域の整備を行っていた地元の方々が務めていますし、ガイドも一般の市民が養成講座を受け、日々勉強会も重ね、知識を磨いてきました。
私もこれまで何度かこの地を訪れましたが、地域を誇りに思う住民の皆さんの地道な活動の素晴らしさを、今回改めて感じました。
今後は、遊歩道や本格的なガイダンス施設の整備、アクセスの向上など、進めなければならないことは山積みです。
整備に伴って辺り一帯はこれから少しずつ姿を変えるかもしれませんが、これまで地元の方々が愛し守ってこられた田淵地区の素朴な風景が失われることのないよう願っています。

最後に・・・チバニアンガイド、おすすめです!見学に行かれる際は、ぜひ。



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たまにはアートに浸って

2020-01-19 | 文化芸術
昨日は関東は一日冷たい雨でしたが、今日は回復してホッとしましたね。
センター試験の受験生の皆さん、お疲れさまでした。素敵な春が訪れますように。


さて先日、所用で都内に出た折に、時間が空いたのでふらりとこちらに立ち寄りました。
太田記念美術館


都内でも数少ない浮世絵専門の美術館だそうで、今月は会館40周年記念の肉筆浮世絵名品展


お恥ずかしい話、浮世絵イコール木版画というイメージだったのですが、そうではないんですね。
木版画は絵師、彫師、摺師の分業・合作なのに対して、肉筆画はまさに絵師の1点もの。作者の技量がより表されるのだそうです。

私が最も目を奪われたのが、北斎の娘、葛飾応為「吉原格子先之図」
この画像はクリアファイルの写真を撮ったものなので、本物には遠く及びませんが・・・光と影の表現が絶妙でした。
親子で天才だったんですね~



ところで、市原市内の美術館といえば、高滝湖のほとりの市原湖畔美術館
皆さんは御存知ですか?訪れたこと、ありますか?
先日その運営に関する協議会を傍聴して、「へ~っ!」と思ったことがたくさんあったので、そのうちの二つほど。

まず、貸館スペースの多くがファッション誌などのスチールやムービー撮影で使われていること(昨年は26件)。
オシャレなロケーションが、意外と業界人にも知られているんですね。
まだまだ各方面にPRする余地がありそうです。

その一方で、市内の学校の美術の授業の一環で来館したのは、今年度たった3校・78人だったこと。
当然「もっと学校教育に取り入れては」との意見が相次ぎましたが・・・。
学校側からすれば、ゆとりがない、授業時間の確保が難しい、とのこと。う~ん、厳しい。。

「AIに仕事を奪われる」なんて言われるこれからの時代、驚くとか発見するとか感動するとか、人間臭いことをたくさん経験するって、すごく大事だと思う。
せっかく市内にある唯一の美術館、もっと多くの子どもや若者たちにも気軽に訪れてもらいたいものです。


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チバニアン誕生!

2020-01-17 | 文化芸術
もう、今日の話題はこれしかないでしょう♫

発表と同時に発行された広報いちはら号外。市長自ら五井駅で配ったそうです。


16時から市長室前ロビーで開かれた記者会見、ちょうどその時間に庁舎に居合わせたので、立ち会うことができました。

25社くらいいたかしら・・・。



市長と一緒にくす玉を割ったのは、教育長です。

今回の認定に至るまでには、教育委員会や申請した専門家研究チームの皆さんの様々なご苦労がありました。
チバニアンの研究を妨害されないよう条例を制定しなければならなくなったり、
昨年市原市を襲った台風や豪雨で、周囲に被害が出て立入禁止になってしまったり・・・。
振り返れば、幾多の困難がありましたね。
それだけに、関係者の喜びもひとしおのことでしょう。



ガッツポーズはちょっと控えめでしたけれど笑、
記者の質問に「もう、本当に舞い上がっています」と答えた市長の言葉は、本心だったと思います。

今後も、周囲の環境整備や保存活用など、市としての課題は山積みです。
地元の方ともちょっとお話したのですが、「これからが本番。大変になります」と表情を引き締めておられました。
ニュースで、地元ボランティア団体の方が仰っていた
地球の遺産を預かってしまった
という言葉も胸に刺さりました。

でも、とにかく今は素直に喜びましょう!
失敬ながら、私たちもくす玉の前でガッツポーズ・・・




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「女性が最も活躍できる国」ニュージーランド

2020-01-16 | 女性
今夏の東京オリパラで、ニュージーランドのホストタウンになっている市原市。
(市民の皆さん、このことちゃんとご存知ですよね??)
このたび、同様にNZのホストタウンである君津市とマザー牧場との3者で、協定を締結しました。
今後、この3者がどのように協力してどんな仕掛けをするのかはまだ不明ですが、小出市長は2月3日からNZを訪問して、事前キャンプ誘致を行うとのこと。
千葉日報によると、市長は「オリパラの先へと続くレガシー(遺産)を創出したい」と述べたそうですが・・・。
どんなレガシーになるのかしら??私たちの議会質問では、とうとう明らかにされなかったけれども・・・。

ところでNZって、世界の中で「女性が最も活躍できる国」と言われているんですよね。
男女平等ランキング153カ国中堂々の6位で、女性首相が3人も誕生していますし、国会議員の4割が女性です。
(ちなみに日本は121位と過去最低。お隣の中国・韓国より低い!)

20代・30代の女性の流出が特に多い市原市。女性の活躍推進は大きな政策課題です。
せっかくご縁があってNZと親交を深めるのだから、そのエッセンスを少しでも学ぶチャンスを、と期待しています。


写真は、いずれも新年会の時のものです♫

辰巳台まちづくり協議会では、大先輩の上符さんと。
上符さん、今年もよろしくおねがいします~~


こちらは、若宮団地連合自治会の新年会にて。


役員の皆さんと議員たちで。
タッグを組んで、団地再生に取り組みます!



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