市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

市民ネット通信完成! ・・・そしてお願い。

2013-04-30 | お知らせ
まず最初に、
昨日のブログを読んでいただいた方から、嬉しいメッセージをたくさんいただきました。本当にありがとうございました(^^)。



さて、いちはら市民ネットワーク通信91号ができました!



今日は、若宮地区で配布ボランティアをしてくださっている方々のお宅へ届けました。
そして、市役所内のすべての部署にも配り歩きました(もちろん、ドキドキしながら消防局にも♪)。

今回は、紙面を少し見直したんですよ。
特に、最初に目に飛び込む1面。
この種の堅い記事は、字ばかり書いてあると、読むのが嫌になってしまいがちです。
こちら(書き手)はぎっしり書けば満足はしますが、伝わらなければ意味がありませんから・・・。

あれこれ書きたい気持ちをグッと押さえて、「写真で語る(!?)」構成にしました。
お手元に届きましたら、ぜひご覧になって下さいね。
感想など寄せていただけると嬉しいです。


そして・・・、
市民ネットでは、配布ボランティアさんを随時募集しています!

この通信は、私たち運営委員やボランティアの皆さんの手によってポストに届けられていますが、
このところ、昔から配布してくださっていた方がご高齢になるなどで次々と辞退され、人手が少なくなってきています。

私たちの活動を市民の皆さんにお知らせするうえで最も大切にしていツールが、この通信です。一人でも多くの市民の皆さんに読んでいただきたいと思っています。
近所を散歩のついでに50枚・・・でも構いません。
ご協力いただける方は、ぜひお知らせください!(^^)/

ありがとう

2013-04-29 | 日々のあれこれ
長男が、私の顔を見て、初めて

「おかーさん!」

と言いました。

そのあと何か続けて言っていたのですが、覚えていません(笑)。

私は、もうずいぶん前から
たぶん一生彼の口からその言葉を聞くことはない、と思っていました。

突然の、思いがけない出来事でした。


明日は、彼の二十歳の誕生日です。

おめでとう!

キーワードは「連携」  市原市認知症対策連絡協議会、発足!

2013-04-28 | 高齢者
今日は、五井会館にて「市原市認知症対策連絡協議会」の設立総会があり、私も出席しました。



会の発起人でもある、会長の小沢先生(千葉労災病院リハビリテーション科・脳外科)。


市原市の高齢化率(65歳以上の人口の割合)は、23%を超えました。それに伴って、認知症の患者さんも急増し、医療あるいは介護事業者など、いわゆる認知症患者に向き合う専門機関の能力の限界が見え始めています。
この会は、そんな危機感を持った現場の人々が発起人になって立ち上げられました。
医療、行政、福祉、民間、市民など、それぞれの立場の人々が同じ土俵に立って互いに情報を共有し、連携しあうことで、認知症になっても安心して暮らせる地域を目指します。

総会の後は、袖ケ浦さつき台病院 認知症疾患医療センター長 細井先生の記念講演、
「認知症の地域連携」

そのほか、それぞれの立場で市原市の現状を語る、シンポジウムも開かれました。


私は、以前勤めていた病院のつながりから、この会の発足の動きを以前から聞いていたので、この日が訪れることを、ずっと心待ちにしていました。
課題は山積みですが、ともかく市原市でも、認知症における地域連携の第1歩を、市民の力で踏み出すことができたのは、とても喜ばしいことです。

事務局は千葉労災病院内。会費は無料で、目的に賛同される方ならだれでも会員になることができます。
一人でも多くの市民の間で、この問題が共有されることを願っています。

潜入!エネルギーセンター

2013-04-28 | お知らせ
昨日行われた「災害に強い市原のまちづくりに関する調査特別委員会」。
会議の後、皆で市役所本庁舎の地下にあるエネルギーセンターを視察しました。

エネルギーセンターって何?そんなのあったの?という感じですが・・・。

市役所に来られたことのある方は、写真の場所がお分かりでしょうか。
ここ、地下の駐車場のあたりです。トビラは、自転車が駐車している場所の奥にありました。


中は、こんな感じ。広い!

それもそのはず、ここで、本庁舎、消防庁舎、議会棟、おまけに市民会館まで、
すべてのエネルギーの供給を行っているのです。

奥の別室には非常用電源が。動力は重油です。


「重油の備蓄は、どれくらいあるの?」と聞いてみました。
答えは・・・、たったの十数時間分なのだそうです(^_^;)



市原市は、現在の庁舎の低い耐震性と老朽化の緊急対策として、現在の敷地内に新たに防災棟を建てるという方向性が決定されました。
しかし、危ないのは庁舎の建物だけでなく、このエネルギーセンター自体も能力が限界に来ていて、こちらも早急に対策を取らなければならないとの説明を受けました。


私は、説明を聞きながら、可能ならば、防災棟のエネルギー供給源はここと切り離して別に確保した方がいいと感じました。
心臓部は、複数あった方がいいと思うのです。
一つやられたら全てダメになるという現在のシステムは、とても不安です。

オール市原の交流会「いちはら銀杏の会」

2013-04-26 | イベント
人がぎっしり大盛況!



昨日開催された「いちはら銀杏の会」。今回が2回目です。
市原商工会議所が主催で、参加者は市内の大手臨界企業、事業所、金融機関、行政、議員、教育機関、NPO法人、農業関係者などなど。
経営者も幹部もそうでない人も、会費千円で誰でも参加できる、フランクな集まりです。

こういう形の交流と情報交換、とってもいい企画ですね。
肩書抜きの交流会といえど、それぞれの分野で活躍する人々ばかり。やっぱり発するエネルギーがすごい!
2時間ほどの短い間でしたが、各分野で連携して地域の経済をは自分たちが支えていくんだ、という機運が一気に高まったような気がします。

写真の愛らしいマスコットは、

この会のイメージキャラクター、イッチーくんです(^^)

湖畔の美術館へ

2013-04-23 | 観光
今日はやっと寒さも落ち着いて、気持ちの良いお天気になりましたね。

晴れたら、(南)市原に行こう!」(来年の芸術祭のキャッチフレーズです)
・・・というわけで、今日は、田尻議員の計らいにより、会派を超えた議員有志の視察で、
高滝湖畔にある、現在改装中の「市原市水と彫刻の丘」美術館に行ってきました。
ここは、来年開催される「中房総国際芸術祭 いちはらアート×ミックス」のメーン会場でもあります。

ヘルメット着用で、イザ。外観はシンプルなホワイトです。


内部も、コンクリート打ちっぱなしという感じでシンプルな作りになっています。


屋上へも上がってみました。



なかなか気持ちいい眺めですね(^^)


この写真に写っている建物は、このほど新設されるレストランです。

皆で記念写真。


真ん中の方と向かって左から2番目の方お二人が、この設計の担当者です。
コンペで220もの応募の中から選ばれたのだそうです。
お若いので、思わず「学生さん?」と聞いてしまいましたが、設計事務所の代表ご夫妻でした(「有設計室」 鄭さんと川口さん)。たいへん失礼いたしました(^_^;)

恵まれた自然環境を最大限活かすために、きっちり閉じられたハコではなく、半分屋外で半分屋内のような曖昧な空間を意識したとのこと。
確かに、建物に居ながらにして外の空気が十分感じられるデザインでした。

私のイメージでは、古今東西、「湖畔」と言えば「アベック」です(笑)。
レストランが建つ中庭のロケーションは、ちょっとロマンティックな雰囲気。「ここは婚活パーティーにぴったり!」と早くも活用アイディアが浮かんでしまいました(^.^)

オープンは8月を予定しています。南市原の新たな名所の誕生がとても楽しみです。

貧しい国、ニッポン。

2013-04-22 | 子ども
先週、『児童虐待と貧困』と題した勉強会に参加しました。
講師は、千葉明徳短期大学教員で「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク世話人の、山野良一さん



日本の子どもの相対的貧困率は、15.7%。約6.4人に1人です。
3年前と比べ、子どもの数は約54万人の減少にもかかわらず、貧困状態にある子どもは23万人も増えました。
ユニセフの発表では、この貧困率は先進国35カ国中、9番目に高い値だということです。
GNPのランキングは騒がれても、なぜかこういう事はちっとも話題にもなりません。何をもって豊かな国と言えるのか、首をひねりたくなります。

ところで、「相対的貧困」と「絶対的貧困」、この二つの違いがわかりますか?

山野さんは、わかりやすい例を挙げていました。

以前カンボジアを訪れたとき、そこの子供たちはぼろぼろの衣服に裸足、食事も住環境も粗末なもので、到底日本とは比べ物にならないくらい貧しい暮らしをしていた。
でも、カンボジアの子供たちは、日本の子供たちに比べて皆とても明るい表情をしていて、自分たちの状態が全く苦にならないようであった。なぜなら、周りが皆そうであるから。
一方、日本の貧困層の子供たちは、周りが通常手に入れることができる条件が与えられず、人との関係や社会から排除された貧困である。

カンボジアの子供たちは、絶対的な貧困であるが、相対的な貧困にはない。
日本の貧困層の子供たちは、圧倒的に相対的な貧困状態にある。
どちらが悲劇的であるか?

これは言うまでもないと思います。

しかし日本は、このことに対する認識がほとんどありませんし、子育てや教育への支出(対GDP比)は、先進国中最低ランクです。
例えば、大学生への奨学金制度では、給付型がないのは日本だけ。それどころか、制度の7割が3%の利子つき、3か月滞納すれば10%になります。山野さんのお話では、風俗で学費を稼ぐ女子学生が多いのは、紛れもない事実なのだそうです。

現在政府内で検討されている『子どもの貧困対策法』では、相対的貧困率の削減目標(民主党案では21年までに10%未満に減)を明記するかどうかで攻防が繰り広げられています。

私は前回の議会で「子どもの貧困」について取り上げました。
8月から生活保護の基準額が引き下げられることで、生活保護世帯だけでなく、低所得者層全体の生活に大きな影響を及ぼすことが懸念されています。
せめて子どもには、お金のために教育の機会が失われ、貧困のスパイラルに陥ることのないよう、しっかりと支援していかなければなりません。

介護認定審査会委員になりました。

2013-04-21 | 高齢者
今日は連続投稿です(笑)。
個人的な勉強会なのですが、介護認定審査会委員の新規研修に参加しました。

千葉市教育会館にて


まず、介護保険の認定の流れを簡単に説明しますね。
介護保険のサービスを受けるためには、まず申請をすると、調査員の調査が入ります。
その調査の結果と主治医の判断をコンピューターにかけ、
非認定、要支援1、2、要介護1~5までの区分のいずれかの1次判定が下されます。

審査会委員は、その一次判定の結果と調査の特記事項、主治医の意見書をもとに、総合的に判断し、話し合って最終的な判定を下す役割を務めます。

委員は、医師、薬剤師、看護師、作業療法士などなど、いわゆる専門職の人々で構成されています。職能団体から推薦を受けて市長が任命するという感じです。私も、所属する薬剤師会から要請があり、喜んでお引き受けしました。

市原市では、56人の委員が14のグループに分かれて一年間で新規・更新合わせて約1万件の申請に対応しています。従って、1回の会議で約35件分もの判定を下さなければなりません。
実は先日、すでに第1回目の審査会が開かれたのですが、会議はちゃっちゃっと手際よく進められ、新人の私は書類を目で追うのが精一杯でした・・・。
でも、ちゃっちゃっと進めながらも、コンピューターの判定を覆して介護度を上げたり下げたりするケースはざらにありました。
個々の書類は数日前に委員の自宅に届けられるので、事前にチェックされていることに加え、ベテランになると、書類上の注意ポイントを素早く見抜けるようになるんですね。

介護保険の勉強にもなるし、好奇心もあって気軽に引き受けたものの、正直これは大変!と感じました。
何しろマスターしなければならない項目はてんこ盛り。かといって自分の判断がお年寄りやその家族の生活を大きく左右するかもしれないと思うと、おろそかにはできません。

でも、薬剤師として病院に勤務していたこと、自閉症の子を育てたことは、大いに役に立つのではないかと思っています(自閉症と認知症、似ている症状多し!)。
頭で判断することに加えて、実感で判断できそうです。

とにかく、一日も早く慣れなくちゃ~!(>_<)

作りすぎたハコモノ、これからどうする?

2013-04-21 | イベント
ここ3日ほど、冬に逆戻りしたような寒さでしたねー。
もうじきゴールデンウイークなのに!?

でも、日々アツい活動は続いています(笑)

昨日は、私が個人的にもとても楽しみにしていた講演会、
ハコモノが市の財政を脅かす」。
お話しいただいたのは、神奈川県秦野市の職員、志村高史さんです。
内容については、以前ブログでも告知したので、ぜひクリックしてみて下さい。
今年1月に都内で開かれた講演会に参加した時、主題・話術ともにあまりに素晴らしくて、
「これは市原の人たちにもぜひ聞かせたい!」
と思い、実現させたものです。



市民、行政職員、議員、それぞれの立場の方にバランスよく参加していただいて、なかなか珍しい雰囲気の集まりになりました。これからは、こういう機会がもっとたくさんあってもいいですね(^^)

昨日はバタバタしていたのでまだ反応を拾っていないのですが、私が初めて志村さんの講演を聞いた時の思いを、参加者の皆さんも共有していただけたとしたら、嬉しい限りです。



公共施設の更新は古くて新しい問題ですが、これ以上逃げている時間はありません。
志村さんには、工夫次第では市民の利便性がかえって向上するという希望も示していただきました。
この講演が、市原市での取り組みの後押しになることを強く願っています。

千葉県防災危機管理センター 視察

2013-04-19 | 防災
今日は午後から、市民ネットワーク千葉県の事務所で、広報会議と「児童虐待と貧困」学習会があったのですが、

その前に、

山本友子さんの計らいで、急きょ事務所の目と鼻の先にある千葉県庁内に整備された、防災危機管理センターを覗かせていただきました。
お昼休み時の訪問にもかかわらず快く応対してくださった県職員の皆さんには、まず感謝(^^)。


防災危機管理センターは、県庁中庁舎の6階にあります。
佐倉市議の大野ひろみさんも一緒に、イザ。

扉を入って左側の全景


机は普通の長机を合わせただけのシンプルなものですが、この方がフレキシブルに対応できて良いそうです。
一番奥に見えるのが指揮用モニターです。
近づいてみると・・・


こんな感じです。
60インチ4面マルチ画面+52インチサイドモニター。
真ん中の椅子に知事(災害対策本部長)が座ります。



真正面のカメラで指揮官をとらえ、通信相手のモニターへ映像を送ることができるようになっています。

こちらは、地図上のシミュレーションができるモニターです。グーグルの地図に自由に書き込みができるんです。


ほら、この通り(^^)

もちろんアナログな地図もあるのですが、モニターは縮尺が自由に変更できる点がいいですね。

一方、入り口を入って右側は危機管理課の執務室で、このように県職員が通常の仕事を行っています。
緊急時は、スペース全体が災害対策本部に早変わり。
通常の執務室と一体化することで、イザという時の対応がスムーズに図れますね。



そして、執務室奥にあるのが宿直室です。常時3名の当直体制です。


以上、延べ床面積約520平方メートル、総事業費約9500万円
この4月から運用が開始されました。


市原市は、この3月議会を経て、市役所本庁舎の敷地内に防災棟を建てることが決まっています。
今回、県の防災危機管理センターをこの目で確認したことで、自分たちの防災棟の中枢部分のイメージが何となく見えたような気がしました。
駆け足の視察でしたが、とても参考になりました!



午後に行われた学習会、これもまた良かったのですが、こちらはまたの機会に・・・(^^)

皆さんの応援が励みになっています


千葉県市原市ランキング