市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

飯香岡八幡宮・風鈴祭り

2024-08-31 | イベント
飯香岡八幡宮の宮司のお取りはからいで、今年初めて開催された「風鈴祭り」。
8月5日から神楽殿に飾られた風鈴は、地元八幡中学校の3年生が一つずつ絵付けをして吊しました。

昼間の暑い日差しの中でも、境内に優しく響く風鈴の音色が涼を呼びますし、
夜間も何日かライトアップされて、それはそれは幻想的な雰囲気に・・・。

私が訪れた日はちょうど濵本町の囃子保存会の皆さんが明かりの下で練習していました。
小学生の見事な舞に、しばし見とれる・・・



風鈴には、生徒がそれぞれ将来の夢や願いがこめられた短冊が付けられていました。
3年生らしく受験合格祈願なども目立ちましたが、
世界平和を願う短冊がとても多かったことには、驚きと共に感動してしまいました。


この時期「風鈴祭り」と名付けられた行事は全国各地で行われますが、
こちらのように子ども達が一つ一つ創作して願いを込めた風鈴が飾られるケースは、
とても珍しいのだそうです。
宮司のお話ではこれからも毎年続けたいとのことで、飯香岡八幡宮の新たな風物詩になりそうですね。
もうすぐそれぞれの道を歩む生徒達にとっても、故郷での大切な思い出になることでしょう。

最終日の24日は、地元町会や地域の関係者など多くの方々のご協力のもと、
小学生のためのお楽しみイベントが行われました。
私も微力ながらお手伝い^^

竹を切って、水鉄砲を作って・・・
 

もうみんな夢中で大騒ぎ。ビチョビチョになってもお構いなし!

こちらはみんなお待ちかねの流し素麺。



器も子ども達が作りました♪


境内を子ども達が駆け回り、元気な声が響き渡る・・・
昔は当たり前だった風景なのでしょうね。





嬉しいことに、八幡中学校の校長先生はじめ先生方も駆けつけて、
汗をかきながらかき氷の販売をして下さいました。
暑い中準備や運営に奔走された皆さま、本当にお疲れさまでした。

風鈴の音色に包まれながら子どもたちの笑顔を見ていると、
私も子どもの頃に戻ったような気持ちになりました。
地域の人々が力を合わせ、子どもたちのために心を込めたこのお祭りは、
まさに温かいコミュニティの象徴だと思います。
飯香岡八幡宮や地域の新たな魅力として、今後も多くの人々に愛されることを願っています。


熱気あふれる全国消防救助技術大会

2024-08-27 | イベント
先週の金曜日、菊間の千葉県消防学校で、第52回全国消防救助技術大会が開催されました。



大会HPによると、
「消防救助活動に不可欠な体力、精神力、技術力を備えた
日本全国から選び抜かれた隊員達が一堂に会し、消防救助技術を競い学ぶ大会」
とのこと。
互いに切磋琢磨することで、救助活動のスキル向上を図ることが狙いなのですね。

嬉しいことに、このたび市原市消防局のチームが厳しい地区大会を通過して、
「障害突破」という種目で初の全国大会への出場を果たしたということで、
微力ながら応援に^^
千葉県内での開催は27年ぶりだそうですから、またとない機会でもあります。



これぞまさしくリアル「SASUKE 」?!


市原市チームの登場。仲間の声援に力が入る。




とにかく全国各地の自治体から精鋭隊員が集結して、
その応援隊や家族、関係者が一堂に会しているわけですから、
会場内はもうお祭りイベントのような賑わい。
販売ブースもたくさん出ていて、その雰囲気にも驚かされました。

結果はよく分からなかったのですが(^^ゞ、
大会HPで確認すると、市原市チームは見事入賞を果たしたようですね。
おめでとうございます!

隊員の皆さんの奮闘は私たちにとって心強いことで、
その任務への敬意を新たにする機会にもなりました。
これからも消防救助技術の向上を期待しています!

子どもの居場所 夏まつり

2024-08-24 | 子ども
ウエルシア国分寺台店2階の市民活動スペース「ウエルコミ」で開催された
『子どもの居場所 夏まつり』



フリースクールなど「子どもの居場所」を運営している市内の団体が集まって、
工夫を凝らしたワークショップを展開。
大勢の親子連れで賑わっていました。



こちらのコリントゲームを仕切っているのは、早稲田大学の学生さん達。
SNSでこのイベントを知って、協力を申し出てくださったそうです。

それから、こちらは江崎グリコ(株)さんによる『ビス校』といって、
ビスコやビスコに含まれる乳酸菌や栄養について、親子で学ぶという催し。


他にも、雪印メグミルク(株)さんが骨密度の測定を行っていたりして、
企業とのコラボがとても印象的でした。
主催者に伺ったところ、ウエルシアさんが紹介してくださったとのこと。

学生さんにしろ企業にしろ、こういった形で連携の輪が広がっていくなんて、実に素晴らしいですね!

「幸せ」アンケート * 学校給食の話のその後

2024-08-23 | お知らせ
前回のブログで、市が総合計画を策定するにあたって各地区で開催している
「幸せ」を考えるワークショップについてご紹介しましたが、
もちろん参加者は限られてしまいますから、市はウェブアンケートも実施しています。
自分たちの住む地域をもっと魅力あるまちにするために、ぜひご協力を。




・・・・・ところで先日、
新たにオープンする学校給食センターが試験的に調理配送する13000食(全小学校分)が、
夏休みでほとんど無駄になりそうという話を書きました。

実はあれから、この話を知った市長がすぐに指示を出されて、
学童保育の子ども達などに提供されるよう進めているとのこと。

9月にオープンする給食センター、来週はオープニングセレモニーに行ってきます。



市原市の未来を創る若者たち

2024-08-19 | イベント
いま市原市では、
2026年度から10年間のまちづくりの方向性を示す「総合計画」の策定を進めています。
これまでの総合計画は、
高度経済成長の時代には「人口40万人!」なんて根拠のない目標を掲げたり(因みに現在27万人)、
それがムリだとわかっても「何としても人口27万人堅持!」などと、
人口の規模感が全面に出たマッチョな計画という印象でした。

しかし、次期計画のコンセプトは「ウェルビーイングwell-being 」。
直訳すると「よく在る」状態。
厚労省の定義では
個人の権利や自己実現が保障され、身体的、精神的、社会的に良好な状態にある」状態だそうです。

より市民一人ひとりの生活にフォーカスした理念に大きくシフトしたと感じています。

計画策定にあたり、現在市は「幸せ」をテーマに、
無作為で選ばれた住民と様々な部署の職員が対話をするワークショップを
各地区ごとに行っています。 
私も何カ所か傍聴していて、先日は特別に若者を対象としたワークショップにも行ってきました。



職員の話では1000人の若者に参加を呼びかけたそうですが、この日の参加者は10人
最初はちょっと寂しい気もしましたが、
聞いているとそんな気持ちが吹き飛ぶほど、グローバルで哲学的な意見がけっこう飛び交って、
すっかり感心してしまいました。
考えてみれば、自分の自由な時間を削ってまで参加したいと思うほどの
意識の高い若者が集まっていたということですね。

メモから発言を抜粋すると、

※幸せとは・・・
一人ひとり多様な幸せの形を自分で選び実践すること。
健康は幸せの絶対条件ではない。癌末期でも幸せな人はいる。

※地域の魅力は・・・
市民活動やお祭りが盛ん。
(因みにお祭りに集まるヤンキーは大事!いざという時に地域の力になってくれる)
良い意味で過不足がない。
里山の自然
小湊鐵道

※地域の気になるところは・・・
市の情報発信力が弱い
市民と市役所の距離が遠い(物理的にも、精神的にも)
公共施設や団地が駅から遠い
車社会で公共交通が不便
駅前が子どもに優しくない
教育のレベルが低い
若者が集まる場所がない
商店街に元気がない。こじゃれた個人店が少ない
シンボル・ランドマークがない

「気になるところ」の方がずいぶんと多いですが^^;
「教育のレベルが低い」にはドキッとさせられました。
「幸せ」については、
「病気や障害があってもその人なりの幸せがある」との発言がとても印象的でした。

グループ発表には市長も出席されました。
(市長)「子どもや若者が住みやすいまちは、全世代が住みやすいまちです」

帰り際、何人かの参加者にインタビューしてみました。
みな目を輝かせて「とても楽しかったです!」と。
こんな若者たちがあと二十年もしたら地域を引っ張って、
そうしたら市原市もずいぶんと変わるんじゃないかな・・・

給食13000食分が無駄に・・・?

2024-08-12 | 教育
前回のブログで、新しく開設された子ども食堂の紹介をしました。

市内では地域・子ども食堂が増えてきていて、
こちらのリーフレットでは12団体が紹介されています。



新聞記事によると、ひとり親家庭の34%の子どもが夏休み中に1日2食以下で過ごしているそうです。
市原市の調査でも、夏休みや冬休みの期間に毎日昼食をとらない児童は約14%
給食が唯一まともな食事という子どもが少なからずいて、
学校の長期休みの期間は栄養摂取が不十分になることが懸念されています。

・・・・・ところで、そんな矢先にちょっと気になる情報を小耳に挟みました。

市原市で新たにオープンし9月から稼働する給食センターが、
8月末にテスト的に全食(13000食分)調理し各学校に配送する予定だそうで、
そこまでは良いのですが、
夏休みで子どもが登校していないため、結局ほとんどの食事が無駄になるようだ・・・とのこと。

それはないでしょう。
SDGsのシンボルが泣くというものです。

せめて学童保育に通ってきている子ども達に分けるとか、
保護者にお知らせして食べに来てもらうとか、
何か方法はなかったのか。
とにかく、大量の食事が廃棄されるのを手をこまねいているなんて信じられません。

さっそく市に善処するようお願いしました。
地域で子ども達のために奮闘する方々の意志をも無にしてはならないと思います。

小学生はカレー無料!夏休み限定の子ども食堂

2024-08-11 | 子ども
五井西口徒歩10分の「G⁺BLDG.」 内にある「CAFE CORNER 」さん。
とってもオシャレで落ち着いた雰囲気の素敵なカフェです。




奥にはフィットネスジムがあります。

こちらでは8/1~31の夏休み期間中、子ども食堂を開催中!
小学生に無料でカレーを提供して下さっています。



さっそく私も注文してみました。大人は550円です。これでも安い。
カシスソーダ(300円)と一緒に^^


スパイシーで本格的なカレー。
これが無料だなんて驚きです。
オーナーの心意気に心から感謝して頂きました。

夏休み中はお昼ご飯に頭を悩ませている保護者の方も多いと思います。
日曜以外は毎日提供して下さっているとのことですので、ぜひ利用されては如何でしょうか?


夏休み、学童保育で

2024-08-07 | 子ども
先日、会派を組む中島議員と市内の学童保育を視察してまわりました。
市原市では8つの地区ごとに運営を民間団体に委託しています。

こちらは辰巳台西小学校の学童保育。


部屋には大勢の子ども達の元気な声が響き渡ります。


賑やかすぎて、こちらの会話の声が聞き取れない(泣)
いや~、子どもたちのエネルギーは半端ないですね。
これでもこの日はまだ人数は少ない方とのことで・・・

夏休み中なので、預かりは最長で朝7時から夜7時まで12時間。
学童の支援員さんたちは、毎日この環境下で長時間子どもたちを見守っているのですから、
本当に頭が下がります。


思い思いに過ごす子どもたち。見ている分にはとっても微笑ましい^^;



支援員さんのお話によると、
学校の先生やお迎えに来た保護者に見せる様子と全く違う
”素の姿”を見せる子どもも少なくないそうです。

利用する児童数はどんどん増え続け、
いまや学童保育は、多くの子ども達にとって大切な拠り所となっています。
加えて、例えばコロナ禍で学校が休校になったときも開けていたように、
子育ての社会基盤として重要な役割を果たしていることは明白です。

学校と家庭をつなぐ学童保育の存在意義を、
行政はもっと意識して支援強化を図ってほしいと思っています。

子どもたちに送るメッセージ『原爆の絵展』

2024-08-06 | 平和
広島に原爆が投下されて79年。
この時期に五井会館で毎年開かれている『原爆の絵展』に行ってきました。



「市原平和のつどい実行員会」の皆さんが、
広島平和記念資料館が所蔵する2225枚の原爆の絵から、
毎年違った絵をお借りして展示しています。



日中戦争に関するパネル写真や戦争にまつわる資料も多数展示されていました。

慰問袋(日用品などを入れて兵士に送った)と奉公袋(兵士が軍隊手帳や遺書などを入れて携行した)


臨時召集令状(赤紙)。向かって左は前期、右は後期のもの。
後期の色が薄いのは、インクが足りなくなってきたためなのだそうです。


昨日から、市原市内の中学生7名が平和大使として2泊3日で広島に派遣されています。
今年で9回目だそうです。
広島の地で平和記念式典にも参列した生徒たちは、どんなことを感じとったのでしょうか。

【市原平和のつどい実行委員会より】
「戦争体験が風化していく中で、戦争というものがどんなに恐ろしく悲しく、忌まわしいものか、
そして、
今の平和が多くの人々の血と涙と汗によってもたらされたものであることを伝えなければならない」


「理想の自習室」に行ってみよう!

2024-08-03 | 教育
若者の活動応援拠点、その名も『理想の自習室』が
サンプラザ市原10階に6月からオープンしています。



五井駅の改札口に直結しているので、駅利用の若者がちょっと立ち寄るにはとても便利ですね!





自習室は原則火曜・金曜の16時~19時で、
この時間は専任スタッフがいるのでなんでも気軽に相談できます。
私が訪ねた日は開いていなかったのですが、
写真右手の奥が交流スペースで、こちらはいつでも自由に利用できます。

自習室。カーテンを開ければ眺望抜群。


なぜ「理想の」自習室かというと、この事業の企画運営が高校生など若者の手によるものだからです。
ぜひ多くの若者に利用してもらいたいですね。


サンプラザ市原から、小湊鐵道の車両がこんなふうに見えますよ~


皆さんの応援が励みになっています


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