市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

コンサート『海幸誇る』、感動しました

2024-03-30 | 文化芸術
市原市が誇る貴重な歴史文化遺産である上総国分尼寺跡
今日はこちらを舞台に開かれたコンサートに行ってきました。
この場所が舞台になるなんて・・・おそらく初めてではないでしょうか。


コンテンポラリーダンスから始まって、本格的な能舞からエレクトーン伴奏に乗せた能舞、
クラシック歌手による和洋取り混ぜた選曲の歌唱と、バラエティに富んだ構成。
これがまた上総国分尼寺跡回廊の歴史的な趣と相まって、独特の世界観を醸し出していました。

最後に、市内の小学生や市原市合唱連盟の皆さんが登場し、
クラシック歌手・坂下忠広さんと聴衆も一緒に、市民歌『海幸誇る』の大合唱。

いや~、感激しました!!
まさに市制施行60周年に相応しいプログラムでした。

企画・主催は、市原市在住のエレクトーン奏者、本間樺代子さん。
18年前に市原市に越してきたばかりの頃、
堂々とした朱塗りの上総国分尼寺跡回廊を見て以来、ずっと温めていた企画だったのだそうです。
素晴らしいパフォーマンスをありがとうございました。

上総国分尼寺は歴史文化遺産ですから、利用にあたっては様々制約やご意見もあるとは思いますが、
私は今回のようなイベントが改めてその価値を再認識する機会になるのであれば、
大いに良いのではないかと思います。
実際私も、市役所から徒歩圏内でありながら、今日訪れたのは本当に何年ぶりかでした(^^ゞ

コンサートが終わる頃には日が暮れて、幻想的に浮かび上がる回廊にもまたウットリ。



新たな文化交流施設について考える

2023-11-03 | 文化芸術
こちらは『文化交流施設検討ワークショップ』の様子。



前回のブログに引き続きワークショップの話題です。

市役所の向かい側にある市民会館が開館から49年と老朽化しているので、
五井駅周辺の整備構想の一環として、
文化交流機能(平たく言えば、市民会館)を五井駅東側に移転するという構想が持ち上がっています。

市の資料より

ちょっとわかりにくくてすみません。青丸で囲んだあたりが予定地ですね。
上総更科公園の五井駅前通りを挟んで反対側の区域です。

現状の市民会館の課題を踏まえて
新施設のコンセプトや必要な機能について意見を出し合い発表しました。





こちらの参加者は無作為抽出ではなく、公募や文化系の関係者、高校生等でした。
音楽系のアーティストや舞台関係者もかなりいらっしゃって、
出演する側からの専門的なご意見も多く聞かれました。
無作為抽出とはまたひと味違う雰囲気でしたね。

皆さんのご意見に共通して感じたのは、
施設単体で考えるのではなく、周辺の街のあり方を一体的に考える必要があるよね、
ということ。この視点はとても大事ですね。
それから、ステージを見終わった後の余韻を楽しめる空間作りが大事、ということも。

「老若男女みんなが楽しめるように(つまり多様性と包摂性ですね)」、
「アーティストに優しいまちになって欲しい」というご意見も印象的でした。

このメンバーによるワークショップはこれから1年半ほどかけて8回も開かれるようです。
『文化交流施設』といっても、イメージは十人十色でしょう。
市議会も特別委員会を設置して調査検討する予定です。
ぜひ皆さんのご意見を聞かせて下さい!

歴史博物館へGO!

2023-10-07 | 文化芸術
いま市原歴史博物館では、
特別展「いちはらのお薬師様~流行り病と民衆の祈り~」が開催されています。
開館後初めての特別展です。



栄町龍角寺の国指定重要文化財「銅像薬師如来坐像」はじめ、
県や市の指定文化財を含む 43 体が一堂に集結しました。
めちゃめちゃ見ごたえありますよ!





人々の歴史は、疫病との闘いの歴史でもあるのですね。
仏像以外にも興味深い展示がたくさんありますので、ぜひ出かけてみてくださいね。
特別展は12月24日までです。

外にあるこちらの桜の木は、福島県三春町にある天然記念物「三春滝桜」の子孫樹です。
三春滝桜は日本三大桜のひとつで、樹齢は千年以上だそうですよ。



じっと眺めていたら、何や白いものがちらほらと・・・。
よ~く目を凝らしてみると・・・



これって、桜の花ですよね!?
こんな時期に咲くこともあるのでしょうか??

市原歴史博物館、いよいよオープン!

2022-11-14 | 文化芸術
11月20日、いよいよ市原歴史博物館(アイミュージアムセンター)が開館します!
今日は、市議会に向けた内覧会でした。
簡単ですが、いち早く写真でお知らせしますね。



エントランスから奥へ進みます。


映像も駆使した五大力船の展示も迫力ありました。
本物の舵の展示は、日本でここだけだそうです。




縄文時代の出土品のイノシシは、私も森山さんも大のお気に入り。
ニコッと微笑んでいるお顔が、とってもキュートだと思いませんか?


ずらりと並んだ塙たちも壮観です。
ケースに収まっていないので、最初はレプリカかな、と思っていましたが・・・ホンモノです!


どれもこれも、み~んな市内で発掘された本物ですよ。


まだまだバックヤードに展示品がたくさんあるそうですし、
これから全国の貴重な文化財もお借りして展示することもできます。
何度訪れても新しい発見がある博物館になりそうですね。

こちらは隣にある体験館です。
歴史館と体験館の二本立てというところが、アイミュージアムセンターの大きな特徴ですね。








様々な体験プログラムを通じて、子ども達にも興味を持ってもらえそうですね。

11月20日(日)はオープンイベントが開催されます。  開館日のチラシ
皆さんもぜひお出かけくださいね。
市原市の3万5千年の歴史を体感してみましょう!^^

歩楽眺美のまちづくり

2022-09-09 | 文化芸術
昨日開かれた教育民生常任委員会で、
開館が間近に迫る歴史博物館の状況について説明がありました。

ちょっと意外に思われるかもしれませんが、
これまで市原市には「博物館」というものが無かったんですね。
そういう意味でも市民待望の施設。
オープンは11月中旬から下旬になるそうですよ。

ただ、
委員会を傍聴していて私も気になったのが、やはり交通アクセス問題
車利用には新たに案内標識を設置をするそうなので良いとして、
路線バス利用の場合、
バス停がわかりにくかったり便数が少なかったりといった課題が、残されたままでした。

それから、建物ばかりでなく、外構にももう少し気を配って欲しいですね。
残念ながら、今のところ雑草が繁茂している状態のようなので・・・。
訪れる人々は、車から降り立ったときに目に映る周りの景色を、
まず第一印象として心に刻むのではないかと思うのです。

そうそう、昨日のブログで、
女性が「歩いて楽しく眺めて美しい」街並みを・・・なんてことを書きましたが、
その後ある方から
「昔、市原市は『歩楽眺美(ほらくちょうび)のまちづくり』を掲げていた時期もあったんだよ」
なんて話を聞いて、ちょっとビックリしてしまいました(^^ゞ


********少しずつ過ごしやすくなってきて、
夏バテしていたバラやクレマチスもポチポチ咲き出してました。
写真は、真っ赤なクレマチス”ヌビア”です。



「歴史体験館」完成 * 初ヨガ

2022-07-15 | 文化芸術
能満(ゼットエー武道場の隣)に整備していた「歴史体験館」が6月に完成しました。
体験館の中はこんな感じです↓↓

市原市の資料より


縄文時代の竪穴建物で発掘体験ができたり、埴輪づくりや古代衣装を着る体験ができたり、
昭和初期の納屋で昔の道具を使った暮らし体験、
貝輪づくり、勾玉づくり、泥めんこづくりも。

一般公開は秋以降になりますが、開館プレイベントとして小中学校向けの体験講座が行われます。
歴史博物館ともども、公開が楽しみですね。


********今日は、講師にMakotoさんを迎えてヨガ教室を開催しました。



もちろん私も森山さんも初ヨガ。
呼吸と動きがどうしてもチグハグになってしまう・・・



でもポーズ自体はとっても簡単だったので、気持ちよく身体を伸ばすことができました!
継続は力なり。来月も企画しますので、ぜひご参加下さいね。男性も大歓迎です。

八幡の歴史を語る家屋を訪ねました

2022-05-25 | 文化芸術
まるで映画のセットみたい!



・・・ですが、そうではないんです。

こちらは八幡地域屈指の名家・市川家。
お醤油やお酒の商いをしておられた当時の造りがそのまま残されているのです。



前に地元の昔の資料を見せていただいた際に、
市川家の写真に目が釘付けになった私の意を汲み、地元の町会長さんがご主人に掛け合ってくださり、
こちらの家屋の中を快く見せていただける事に^^



ご主人に築何年なのか伺ったのですが、不明とのこと。
ただ、別棟の建物には「天保〇年」と表記があったそうなので、
江戸時代末期ごろか・・・。築150年以上は経っているでしょう。。
八幡の歴史を今に伝える貴重な文化遺産だと思います。





今もこちらで実際に暮らしておられることもまた驚きです。



図々しく上がらせていただきました。恐縮です・・・


町会役員の皆さま、市川さま、貴重な機会を下さり本当にありがとうございました!


知事とどんな意見を交換したのかな?

2022-05-13 | 文化芸術
今朝の新聞報道にもありましたが、
熊谷知事が市原市を訪れ、市原歴史博物館と歴史体験館を視察したそうですね。
その日は11日水曜日。市議会に連絡が入ったのも、セキュリティの関係で当日でした。

知事はどんな感想を持たれたかしら・・・

市長のInstagramより


アクセスに難あり・・・って、鋭い知事なら気づかれたかも(^^ゞ
それはさておき、
「加曽利貝塚博物館など周辺の歴史系施設と連携した取り組みを進める」
との方針を示してくださったようで、有り難いことです。

知事と市長は、
他にカーボンニュートラルの対応についても意見交換をされたとのこと。

私としては、そちらの具体的な中身の方が気になりますね。
臨海部コンビナートなど市内産業に大きく影響することですし、
「SDGsのシンボルのまち」としてのあり方にも関係しますからね。

でも、現時点では市側から全く公表されていないんです。
まさか、内緒話で済ますなんて事はないと思いますが・・・ちょっと心配。


・・・・・・どうでも良いことですが、
特に意味はありませんがブログのタイトル等を変更しました。
シンプル、ストレートに(^^ゞ

いつもお付き合いいただいてありがとうございます。

ギャラリー鶴舞窯で知的なひとときを

2022-05-03 | 文化芸術
今日、新聞で知ったイビチャ・オシムさんの訃報。
2003から06年の間、ジェフユナイテッド市原(当時)の監督を務められました。
多くの市民に夢や感動を与えて下さり、本当にありがとうございました。
心からご冥福をお祈りいたします。


・・・・「ギャラリー鶴舞窯」を訪れました。
岸本恭一さん・静江さんご夫妻の個展が、3年ぶりに開かれています。
テーマは「災禍を乗り越えて」。



旦那様の作品。ほんの一部。




2019年末に刊行された奥様の御著書「家康とドン・ロドリゴ」


ちょうど居合わせた方も交え、美味しい茶やお菓子を頂きながら、
作品のこと、鶴舞地区のこと、地域の昔の話や地域ゆかりのアーティストのことなど、
話は尽きず。

芸術に触れながら知的な会話を楽しむ・・・などという域にいつか達したいと願うばかりですが、、
お二人の懐の深さで、とても豊かな時間を過ごすことができました^^

「ギャラリー鶴舞窯」(市原市鶴舞777)
会期は、5月15日までの土・日・休日です。

I'Museumのウェブサイト開設

2022-04-24 | 文化芸術
市原歴史博物館と歴史体験館の開館も、もう今年の秋。だんだん近づいてきましたね。
市原市では、それに先だち専用ウェブサイトを開設しました♪

こちらです  I’Museum(アイミュージアム)



I'Museumは、
市原歴史博物館と歴史体験館というハコモノに加えて、
市内全域の歴史遺産もフィールドミュージアムと捉える
という考えを表しています。

コンセプトは『市民を、主人公に。
これがどう具現化されるのか・・・期待しましょう。

プレイベントとして、歴史体験館で「伝統技術」ワークショップが開かれるようですよ。
土壁塗り、木材加工、竪穴建物屋根土葺き。
なかなか面白そうですね。
興味のある方は申し込んでみてはいかがでしょうか。


・・・・今日は、飯香岡八幡宮の境内の清掃に参加させていただきました。
押しも押されもしない、I'Museumの大黒柱のひとつ。
こうした地元の人々の日常の支えによって守られ、受け継がれていくのですね。




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