市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

『団地再生サミット』開催

2024-07-08 | 市民活動
青葉台自治会館で『団地再生サミット』が開かれるということで、
市議にもお声がかかったのでお邪魔させていただきました。


市原市は、高度経済成長期に 臨海部への企業の進出に伴ってベッドタウン化が進み、
内陸に島のように団地が形成されました。
現在、どの団地も人口減少・高齢化に伴う共通した課題を抱えていることから、
こうして一堂に会し話し合う動きが自主的に生まれたのは、たいへん素晴らしい事と思います。

ワークショップでは、
・町会・自治会加入のメリットが見いだせない、住民に伝わらない
・高齢化で外出が困難
・役員のなり手がいない
等の課題について深掘りが行われました。
これらは団地に限った事ではないと思いますし、
特に役員の皆さんの負担の大きさは言うまでもありません。

デジタル化の推進など役員の仕事の整理や効率化も必要でしょうし、
町会・自治会加入のメリットについては行政がもっと積極的にPRしなければならないと思いますが、
いずれにしても、特に団地では
「町会・自治会」という仕組み自体に、もう限界が来ているのではないかと感じました。
行政は、従来の発想から抜け出して、
地縁組織を補完する新たな仕組みを探る必要があると思います。

その一つとして、
私がこれまで何度か議会で提案した『地域担当職員制度』もやはり有効なのではないか・・・
市は一向にやる気はないようですが。

また、
役所や臨海部企業を退職した方など、
市原市ならではの豊富な人材をまちづくりに活かす仕組みもできないものか・・・

・・・などと自分なりに発想を飛ばしながら傍聴しましたが、たいへん勉強になりました。
サミットの今後の展開にも大いに期待したいと思います。

それにしても、
行政側の出席が無かったのは、何とも残念でもったいないことでしたね。


「子どもの居場所」が集結!

2024-04-06 | 市民活動
ウエルコミで行われた『子どもの居場所フェスタinいちはら』。



市内で『居場所』を運営している団体が一堂に会し、
子ども・保護者・団体が互いにつながるイベントです。


団体の中には、市教育委員会の教育支援室「フレンド市原」も。
官民区別なく協働で行われたところがまた良いですね。

飲み物や駄菓子のコーナーも。

NPO法人ゆう「ふわふわ」さんの利用者さんが作った竹灯籠。

別室では中高生がおしゃべり。


今はこんなに居場所が増えたのですね。
ほんの数年前の状況からは信じられません。
地域のパワーってすごい!と改めて思いました。


若宮専門店街リバイバルマーケット

2024-01-27 | 市民活動
かつての「若宮ショッピングセンター」の広場で
『若宮専門店街リバイバルマーケット』が 開かれると知り、行ってみました。
もう終わりかけの時間だったで、残念ながら飲食はほぼ売り切れでした・・・


主催者は、
若宮団地の空き家を再生するプロジェクトを手がける小野さん(以前ブログでもご紹介しましたね)や、
同じく若宮に事務所を構える住宅総合リフォーム「Hinano」さん。
かつての賑わいの風景を取り戻そうと、若い世代が奮闘している姿は実に頼もしい^^


若い力だけではないんですよ。
こちらで手作りの小物や甘酒を販売していたのは、
小域福祉ネットワーク「まんまるネットワーク」のみなさん。
色鮮やかな袢纏は、着物をリフォームしたものだそうです。



「こうして若い世代が引き継いで活動してくれることが本当に嬉しい。
できる限り応援してあげたいと思ってるのよ」
そんな風に目を細めて語っておられました。

このリバイバルマーケットはこれから毎月第2土曜日 に開くのだそうです。
お店も少しずつ広げていくそうなので、
賑わいや世代を超えた交流も広がっていくのがとても楽しみです!

今年も楽しい!若宮団地サマーフェスタ

2023-08-19 | 市民活動
テーマは「今年もやるぞ!熱く盛り上がろう!」


毎回、趣向を凝らした催しとアットホームな雰囲気が好きです。

コロナ禍がまだ尾を引いていた昨年、市内のほとんどの地区でイベント開催を取りやめていた中で、
開催に踏みきったのがここ若宮団地のサマーフェスタでした。
他所がやる・やらないは関係ない。とにかく団地の賑わいを復活させたい!
と決断した関係者の皆さんの想いに、当時感動したものです。

今年も感染の心配が無いわけではありませんが、
市内でもほとんどの地域でイベントが復活したようです。
勿論、ここ若宮団地サマーフェスタも。

八幡高校書道部の生徒さんによる書道パフォーマンス




学校の外で披露したのは初めてとのことで、涙ぐむ生徒さんも。
思い切り拍手を送りました。とっても見事なパフォーマンスでしたよ^^

圧巻はこれ。
浅草のサンバチーム「仲見世バルバロス」の皆さんによるパフォーマンス!





なぜ浅草のサンバチームが若宮に?
・・・なんとメンバーのお一人が若宮団地のご出身なのだそうです。

「浅草サンバカーニバル」について、私は知らなかったのですが、
毎年観客動員数50万人を超え、夏の終わりの風物詩として定着しているのだそうです。
インスタで見てみたら、衣装も華やかでとっても楽しそう!
もう40年以上も前ですが、発案者のお一人は当時の台東区長だそうで。
浅草とサンバという取り合わせと、「大人が本気で遊んでます」というところがイイですね。



今年はメインステージはやぐらではなく、山車を活用したのだそうです。
それにしても立派な山車ですね。まったく遜色なし!

夏休みも残り少なくなった土曜日、
子ども達の心にも夏の思い出としてしっかり刻まれたことでしょう。

辰巳台の花壇整備で、ガーデニング愛が復活!

2023-07-26 | 市民活動
酷暑が続いていますが、夏大好きな私はバテ知らずです(^^ゞ
先日は、辰巳台のまちづくり活動の一環で、花壇のお世話をしました
団地中央のマックバリュの裏手、公園に繋がるシンボルロード沿いの花壇。



この暑さの中でも、水やりや草取り等の作業は愛情込めて丁寧に。
紫陽花の苗木などはバテ気味でしたが、その他は見事に咲いているでしょう?




一通り作業が済むと、次は手早くタープテントを張って、その中で多肉植物やサボテンの植え替え。


これは玉翁(たまおきな)というサボテンです。

この赤いポチッとしたものが、サボテンの実なんですって!

ピンセットでそっと引き抜くと・・・こんな感じ。5ミリぐらいかな?


これを割ると、中にちっちゃな種が・・・


ほとんど砂粒と見分けが付かないくらい。これを慎重にポットに蒔きました。

芽が出てくるのが楽しみ~!サボテンの赤ちゃんってどんなだろう・・・?

その他に、皆でワイワイと株分けや植え替え作業。
私の作品はこんな感じになりました^^


炎天下で汗だくの作業でしたが、ワークショップ感覚でとても楽しめました。
選挙で封印していたガーデニング愛が、徐々に復活してきたようです♪

町会長大会にて

2023-01-15 | 市民活動
昨日、市民会館大ホールで行われた町会長大会

役員による視察の報告や、部会(危機管理・防災対策部会、SDGs部会)の活動報告、
そして団体顕彰を受賞された月崎町会の活動報告もなされました。
各々わかりやすくまとめられていて、たいへん興味深い内容ばかりでした。



加入率の低下は、全国どこの自治体でも最も深刻な課題の一つなのでしょう。
視察先の相模原市は、自治会加入促進への取り組みとして
会員専用の割引制度を導入するなど、
加入のメリットを創出する一歩踏み込んだ工夫が面白いと思いました。

何よりも
「必要以上に加入率にとらわれないこと。加入者に目を向けた取り組みを」
というコンセプトが良いですね。

これってまさに、市政全般にも言えることじゃないですか?
必要以上に人口や転出入者といった数字にとらわれないで、
今住んでいる市民が幸せを感じるような取り組みを・・・と、
私も常々議会で主張していることが頭に浮かびました。

最後に、永年町会長を務め退任されたた方々に対し、感謝状が手渡されました。



地域社会の振興にご尽力いただき、本当にありがとうございました。


団地再生へのプロジェクト

2022-10-30 | 市民活動
辰巳台まちづくり協議会の会合に出席しました。



14年前の発足以来、公園愛護活動、河川愛護活動、道路愛護活動をはじめ、
高齢者の健康維持のためのスポーツイベントやゴミ拾いイベントを仕掛けたり、
耕作放棄地を花壇によみがえらせたり。
中央公園で年に一度開くラベンダーマルシェも、もうすっかり地域住民に定着しましたね。

そして今回の会合では、今後の一大プロジェクトとして、
団地中央にある未利用市有地の活用を進める事を、皆で再確認しました。

地域住民でできること、行政がやらねばならないこと、民間の知恵と力を借りること。
連携しながらそれぞれ着実に前に進めていかねばなりません。

特筆すべきは、初めて10名もの職員が顔をそろえたこと。


しかも、
都市計画課、地域連携推進課、公共資産マネジメント課、土木管理課、交通政策課・・・
縦割り文化が根強く残る行政にあって、
これだけの多くの部署からの参加は、前代未聞と言えるかもしれませんね。

この活用放棄市有地問題(?)は長年の懸案事項で、
私も何度か議会で質問したのですが、行政の腰が重く、なかなか前に進みませんでした。
ようやくようやく、明るい兆しが見えてきた・・・かな?

職員の皆さんには、ぜひ自分ごととして職場に持ち帰って、
団地の活性化のために一丸となって取り組んでいただきたいと思います。


市長と町会長で語ろう 未来創生ミーティング

2022-10-23 | 市民活動
市長と町会長の皆さんとの意見交換会『市長と町会長で語ろう 未来創生ミーティング』が
3年ぶりに開かれています。
市長が市内12カ所の公民館などを2週間くらいかけて回ります。

写真は、市原地区のミーティングの様子。八幡公民館でわれました。


私はこれまでに5会場を傍聴しました。地域性がよく見えて、とても勉強になりますね。
市原地区では、八幡宿駅西口に計画されている複合施設が焦点に。
辰巳台地区では、団地中央にある市有地の活用や防災について。
南総地区では人口減少問題など。
ちはら台地区は、
子どもが増えているエリアと独居高齢者が多いエリアが混在しているという難しさ。

今日の午後開かれた国分寺台地区では、
町会役員の担い手不足問題で本音トークが飛び交って、なかなか興味深かったです。
しまいには「そもそも市の職員の3割もが町会に加入していないなんて、おかしいじゃないか」
なんて意見も飛び出して市長もたじたじに・・・なんて場面もありました。

ともあれ、常日頃地域のために活動しておられる方々の生の声は貴重ですね。
私もノートにびっしりとメモしましたので・・・
これらがどう市政に反映されていくか、注視していきたいと思います。


縁側でお茶、ならぬ駄菓子屋。

2022-10-12 | 市民活動
五井駅西口・駅前通り沿い、上宿公民館のすぐ隣。
古民家風の一軒家に、昔懐かしい駄菓子屋さんがオープンしました!

その名も「駄菓子屋 ごい商店」
この日は秋祭りということで、子どもから大人まで、たくさんの人が詰めかけていました。



駅近なんですが・・・この軒先の感じ、懐かしい・・・


店主(?)の小川さん。
実はこの家はシェアハウスで、一緒に暮らす仲間とごい商店を立ち上げました。
3歳児のママです。


子どもも大人もお年寄りも外国人も、
ご近所さんが気軽に立ち寄ってつながる場所を作りたいという思いから始めたとのこと。
ユニークで素晴らしい発想ですよね。



山形の郷土料理の芋煮。
この日のために、お知り合いがわざわざ山形から駆けつけて下さったそうです。
大鍋でグツグツ煮込んだお料理を、皆でシェアして思い思いに庭先で食す・・・
この感じがまた良いですよね。


他のお店とコラボした食べ物や雑貨もたくさんありましたよ。





「SEGAREセガレ」さんのフレッシュフルーツシロップ、紅茶割り♪


「駄菓子屋 ごい商店」は、毎月第一・三金曜の11:00-17:00の営業だそうです。
縁側でゆったりとしたひとときを過ごしたい方、ぜひ訪ねてみて下さいね。




青葉台39プロジェクト

2022-10-08 | 市民活動
青葉台フェスタの一環として、自治会館で開かれた
青葉台39(サンキュー)プロジェクト活動成果発表会」に行ってきました。



「このままでは10年後、団地に700戸の空き家ができてしまう!」
との危機感から、地元中高校生14名を含む39名のメンバーが、
地域活性化の活動を始めたのがわずか3年前。
今では6分野の課題に14以上のチームが取り組み、
昨年10月には内閣総理大臣賞を受賞するまでになったんですよ。

私も今まで直接お話を伺ったことがなかったので、
地域活動のコツを探りたいと思い足を運んでみたのですが・・・
まぁ想像を超える素晴らしすぎる内容でした!



私が特に光っていたと感じたのは、以下3点。
※「なんとなく」では動かない。
住民アンケートを行い、綿密な分析結果に基づいて活動方針を組み立てる。
※多数の意見ばかりではなく、
その陰に隠れた障害者・高齢者・子どもの視点を意識的に取り入れる。
※中高生や大学生と一緒に活動する。
「手伝ってもらう」ではなく、若い世代の発想を積極的に活かす。

商店街にある空き店舗を地元高校生が運営するカフェにリノベしたり、
フレイル予防実証実験が行われたり、電動カートの試乗会を行ったり。
ゾーン30プラスの導入に際しては、こんなヒヤリハットマップを作成したり。


原動力は、住民の「青葉台をなんとかしなければ」という危機感と熱い想い。
なんと言ってもこれが一番大事ですね。

それにつけても、議員の嘆かわしい事よ・・・

皆さんの応援が励みになっています


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