市役所で開かれた議員研修会
「次世代へつなぐ地域医療のビジョン ~データと事例から考える~」
講師は、
千葉大学医学部附属病院 次世代医療構想センター センター長・特任教授の吉村健佑先生と、
藤田医科大学大学院医学研究科 病院経営学・管理専攻学教授 佐藤大介先生。
市原市は、帝京大学ちば総合医療センターの移転が決まったことで、
特に同病院がある姉崎地区からは不安の声が上がっています。
私もこの話がきっかけであらためて市の医療体制に危機感を抱き、
12月議会では医療政策全般について一般質問に取り上げました。
このタイミングで第一人者である先生方から貴重なお話を伺うことができたことは、
実に喜ばしい限りです。
先生のお話は非常に中身が濃く、分かりやすく、最後まで引き込まれました。
特に若手勤務医の過酷すぎる勤務実態のお話や、各病院の実力が赤裸々となったデータ解析などは、
一同かなりショックを受けたのではないかと思います。
今回の研修会は、市原市議や市職員幹部のほとんどに加え、
茂原市・袖ケ浦市・長柄町・長南町・大多喜町の議長はじめ議員の皆さんも参加されました。
それだけ、どの自治体も関心の高いテーマということでしょう。
このまま手をこまねいていれば、近い将来地域医療が立ち行かなくなる。
そうならないために、いま行政や市民がすべきことは何か。
そんな問いをあらためて突きつけられた気がしました。
市原市は臨海部企業によって発展してきたまちですが、
私は、これからは医療・福祉も市原市の主力産業と捉えて施策を打つ必要があると思っています。
若手医師や看護師・スタッフ・介護職が集まるまちは、元気なまちに決まってますよね。
それになんと言っても女性が活躍する職種の代表格でもありますから・・・。
微力ながら引き続きこの課題に取り組んでいきます!