市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

「ちば 里山・バイオマス シンポジウム」市原市で開催

2016-03-30 | 環境
ユニオン市原の恒例のお花見会で、辰巳台中央公園へ。



「山で捕まえてきた」ワイルドポーク(猪肉)も振る舞われました。


先週末は、市内でもあちらこちらでお花見会が繰り広げられたことと思いますが、まだ少し早かったかな・・・。


今週の小中学校の入学式には、ちょうど見ごろになるでしょう(^.^)


五井会館では、こんなイベントもありました。

ちば 里山・バイオマス シンポジウム ~さと・ひと・しごと 未来のストックから考える~」


市外や県外からも、里山保全やバイオマス活用、林業などに取り組む産・官・学・地域住民、さまざまな立場の方が大勢参加されていました。

日本はそもそも国土の三分の二が森林に覆われている森の国。古来から森林に守られ、共存して暮らしてきました。
ところが、千葉県は今や林業はジリ貧状態。現場の労働者は減少し、里山の環境破壊も進んでいます。
イベント後半のリレートークでは、そんな現状に危機感を抱きながらも、資源循環型社会を実現する森林ビジネスに可能性を見出し、挑戦している何人もの参加者が、それぞれの思いを熱く語りました。



会場では、竹焼酎「天笙」も紹介されていました。世界初青竹が主原料の焼酎です。

青竹のように清々しい、開発・製造元「日笙株式会社」の大澤さん♪

私はこのイベントに遅れて参加したのですが、到着した時の会場からあふれる熱気は想像以上で、圧倒されてしまいました。
千葉県の森林・バイオマス関連の取り組みが今後盛り上がりを見せるためにも、
こうした活動をもっと広く知ってもらって、世論の関心を高めていかなければならないと感じました。

南相馬市へ

2016-03-29 | お知らせ
市民ネット福島バス研修、二日目。

いわき市で一泊し、朝6時に出発。向かった先は、南相馬市です。

市役所にて、桜井勝延市長と面談。


桜井市長は、被災した南相馬市の窮状などをTV番組やYouTubeで積極的に訴え、
米国のタイム誌から2011年版の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれました。


原発から半径30キロ圏の自治体に策定が義務付けられている原発事故の避難計画について、
「事故発生時は行政も住民もパニックに陥った。計画は原子力災害に対しては何も役に立たない。
計画よりも最善の手立ては、原発を再稼働させないことだ」
ときっぱりと述べられました。

「経済優先で命を犠牲にすることがあってはならない。住民の命を守るのが私の務め」と、原発事故以来、国の権力と真正面から戦ってきた桜井市長こそ、本物の政治家の姿だと私は思います。

30分間の短い面談を終え、次に向かったのは南相馬市立図書館
昨年、私が千葉市で開かれたフォーラムに参加した際に、同図書館の副館長を務めてらした早川光彦さんのお話を聞き、
ぜひぜひ訪れてみたい・・・とず~っと思っていたんです。
念願叶って大満足!想像以上の素晴らしい図書館でした。

吹き抜けで明るく開放感のある館内。


学習室も、とても気持ちの良い空間です。




テラス席では飲食が可能ですし、カフェも併設されています。

畳で読書もいいですよね。


幼児のプレイルーム

子ども図書館では、ぬいぐるみも借りることができます。

単に本を貸す場所ではなく、市の文化の象徴であり、市民の「知りたい」という希望にとことん応え、また憩いの場所でもある。
図書館の大切な役割と可能性に、改めて気づかされました。

何時間でも、一日中でもここで過ごしたい!と思えるほどの気持ちの良い図書館でしたが、悲しいかな、お昼にはもう帰路に・・・。
短くも、本当に中身の濃い充実した二日間でした。
今回のブログでは到底書ききれなかったフクシマについて、今後折に触れ伝えていきたいと思っています。

フクシマへ

2016-03-28 | お知らせ
お久しぶりです。

突然ですが、今、いちはら市民ネットワークの仲間18名で福島に来ています。

いわき市から楢葉町、富岡町へ。
富岡町では、立ち入りが制限されている「帰還困難区域」ギリギリまで接近。



富岡海岸から福島第二原発を臨む


除染作業の様子

はぎ取った土が入れられた黒いフレコンバッグが、行き場もなく街のあちらこちらに積み上げられていました。

富岡駅あと


前いわき市議で福島原発刑事訴訟支援団団長の佐藤かずよしさんが同行・説明していただきました。


まるで5年前で時が止まってしまったかのような街の姿に、言葉を失いました。

色々とお伝えしたいのは山々ですが、明日は6時出発なので、今日はこの辺で・・・。



予算審議を終えて

2016-03-08 | 議会
今日、予算審査特別員会で私が所属する総務分科会が開かれました。
今回から初めてインターネット中継が入ったんですが、見てくださった方はどのくらいいたかしら??
少しずつではありますが、より市民がアクセスしやすい議会へと改革を進めている市原市議会です。

本会議の一般質問は比較的きっちり原稿を作りこむ私ですが、予算や決算はラフにメモ書き程度での質疑を心がけています。
それだけに、多少なりとも言葉に詰まったり、あまり適切でない表現になってしまったりと、まあ反省点は数知れず。
おまけに、少数会派は質疑の順番が一番最後なので、用意していた項目の多くが先に出されてしまい、ちょっと不完全燃焼気味です。

本会議の時のような緊張感はさほどないのですが、副会長として審議の進行にも気を配ったこともあったのでしょうか、
夕方の終了後は、本会議以上にドドーッと疲れが押し寄せてきました・・・

金曜日はいよいよ森山さんが建設分科会で初の予算審議に臨みます。
早くから熱心に調査準備を行っていたので、とっても期待しています!


さて、
写真の古い民家は、最近オープンした「女性のための癒しの居場所」です。


なかなかいい雰囲気でしょう?
なんとこちらでは、整体ウォーキングやマッサージ、ヒーリング、ヨガなど、大勢のインストラクターが関わって、女性に嬉しい様々な格安メニューが日替わりで用意されているんです。
ふらりと訪れてお茶するだけでもOK。
家事に育児に仕事にと日々追われる世の女性たちが、一瞬でもホッとくつろいで自分に向き合う時間を持ってもらえたら・・・
そんなオーナーの願いが詰まった場所でもあります。

場所は市原中央高校の真向かい。「天使が集まる庭 癒しのガーデン ティヴァーナ」です。
玄関ではちゃんと天使が出迎えてくれています。


オーナーの雅子さんを囲んで。

車いす体験

2016-03-06 | 障がい者
風邪は治ったんですが、今度は花粉症で体調を崩しています。
ハナ詰まりで寝不足気味。集中力も低下しているのですが、予算審議も控えているので気合で頑張らないと!

さて、昨日は辰巳福祉ネットワークによるバリアフリー勉強会第3弾、車いす体験に参加しました。



辰巳公民館から近くのドラッグストアまで、皆で交代しながら実際に往復。


やはり、体験しないとわからないものですね。
歩いているときは何でもないわずかな段差も、車いすだと安全に乗り越えるのに一苦労。
視覚障害者用の点字ブロックのでこぼこさえも、気になります。

自分で操作するのも意外と腕力が要るんですね。

慣れないので、ちょっとしたスロープも結構怖く感じました。

これでも辰巳台の道路はまだいい方なんだと思います。
道路を完全バリアフリーに整備すればいいのでしょうが、なかなかそうもいきません。
やはり、周りの人の声掛けや見守りなどのちょっとした気遣いがとても大事になるんですね。

このような車いす体験を授業で取り入れている学校も増えてきてはいますが、
子どもにも大人にも、もっと広がってほしいと思います。

皆さんの応援が励みになっています


千葉県市原市ランキング