市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

議会質問ヒアリング

2020-11-30 | 議会
今日行われた、森山さんの議会質問の事前ヒアリング。
職員はこれを基に答弁を作ります。

毎回こんな感じでやり取りしています。

私は一番後ろで聞いていてやり取りをチェックしながら、
たまに口をはさんで嫌がられたり(笑)します。

珍しい森山さんの真面目ショット!


明日はもう12月ですね。
定例議会もいよいよ開会です。

自分たちが住むまち、どこに何があったっけ?

2020-11-29 | イベント
今日は、辰巳台地区のまちづくり協議会を中心とした有志によるワークショップ、その名も「辰巳未来プロジェクト」に押しかけ参加させていただきました。



いつまでも住み続けたいと思えるような地域を目指して、まずは自分たちのまちを知ることから始めよう!
ということで、グループに分かれて白地図を囲み、小売業、飲食店、クリニック、学習塾など、皆で思い出しながら業種ごとにプロットしていきます。



飲み屋が意外と多いけど、お洒落なカフェやレストランはほとんどないね、とか、
労災病院や辰巳病院があって、歯医者さんも多い。医療はバッチリ安心だね!
・・・と思いきや、子育て世代から「小児科が全然ないので困っています」との一言に、一同気付きを得たり。

他にも、朝夕の通勤時間の渋滞が大変とか、ちはら台や国分寺台を巡回するバスがあると良いねとか、団地の中心をちょっと外れるとバスもほとんど通らないのでとても不便とか、交通に関する課題もたくさん上がりました。

こうして街を俯瞰することで、新たに見えることが結構あるものなのですね。
辰巳台の中には活用できそうな遊休資産も結構あるし、これからこのプロジェクトがどう展開するのか、とても楽しみになってきました。

議会質問予定のお知らせ

2020-11-28 | 議会
今回の代表質問は森山さんで、12月8日(水)10時から登壇予定です。
私は個別質問。16日(水)の13時からと予想していますが、前の登壇者の質問時間によってはズレてしまうかもしれません。

因みに、
「代表質問」は、文字通り会派を代表しての質問。2名以上の会派から一人ずつ登壇します。
比較的大きなテーマを扱うことが良しとされていて、市長に対する質問も多くなります。
それに比べて「個別質問」は、議員個人が言いたいことを言えて、登壇するかしないかは議員一人一人の自由です。大きな問題でも細かな問題でも何でもどうぞ、という感じ。主に部長が答弁します。

さて私は今回、交通問題に絞りました!
1 生活交通の確保策の推進について
⑴ バス路線の再編・強化について
⑵ 地域主体の公共交通システムについて
⑶ 高齢者等の外出支援について
⑷ 将来のビジョンについて


市民アンケートで「市原市を『住みにくい』と思う理由」第1位は、ダントツで「交通の便が悪い」なんですよね~。
市が取り組むべき課題のなかでも、”本丸中の本丸”と言えると思います。

ただいま質問原稿を考え中。調べなくてはならないことも残っています。
またギリギリまで悩みそうだなあ。

その他登壇予定の議員の通告内容は、こちらをご確認くださいね  「一般質問通告要旨一覧」

写真は、ミニシクラメン「森の妖精」。
新しい品種だと思います。ずいぶん面白い形をしているでしょう?

12月議会へ

2020-11-25 | 議会
昨日、事務所に(私も存じ上げない)市民の方から「通信を読んで、ちょっと言いたくて」と電話があって。(こういうことは、さほど珍しくありません)
市庁舎の建て替えや再生可能エネルギーの活用などについて、色々とご意見ご感想をいただきました。

お話しているうちに、
「知らないことばかりだったよ。我々市民も、もっと市政や議会に関心を持たなくちゃねー。議会に傍聴に行ってみようかな」
とおっしゃったので、
「もうぜひぜひ!(私や森山さんの登壇に来て!ではなく)興味のあるテーマがあれば、足を運んでいただけたら嬉しいです」
とお伝えしました。

コロナ禍の中ではありますが、市原市議会は十分感染対策を行いながら通常通り開かれますし、もちろん傍聴も妨げません。
議会の大まかなスケジュールは市HPでご確認くださいね。令和2年第4回定例会会期日程案

一方、柏市のお話ですが・・・
コロナを理由に12月議会の質問時間が半分に短縮されるそうで、短縮の撤回を求めてネット署名が立ち上げられています。
「柏市議会は審議の縮小を撤回してください」

署名文によると、柏市では三密回避のために約1200万円かけて委員会室の改修・機器導入を行うとのこと。
ここまで経費をかける?でも、やっぱり短縮??
その根拠がいま一つ分かりませんが、いずれにせよ議員の責務を放棄していると言われても仕方ないかもしれませんね。

わが家の西洋朝顔「ヘブンリーブルー」。今が見頃です。

児童虐待を防ぎ、子育てしやすい市原をめざして

2020-11-21 | 子ども
連休初日、今日も妙に暖かい日でしたね。
午後は待ち遠しかったシンポジウムを聴くために、夢ホールへ。
テーマは
『市民(わたしたち)の力で命を守る ~児童虐待を防ぎ、子育てしやすい市原をめざして~』。
主催は、市内のNPO団体の中間支援を行う「(特)いちはら市民活動協議会」です。

コロナ禍での開催で参加者は40人までという制限がありましたが、市職員や民生委員、子ども食堂など子育て支援の関係者、マスコミ、そして市議や県議の姿も複数見られ、用意された席はほぼ埋まっていました。
考えてみれば、こういうテーマでのシンポジウムは、私の記憶では市内で初めてではないかしら?
市内で起きた乳児衰弱死事件の波紋が、市民レベルで大きなうねりになりつつあることを感じました。

登壇されたのは、
市内で自立援助ホームを運営する「(特)光と風と夢」代表の小倉淳さんと、キャリアコンサルタントの傍ら「いちはら子育て応援団」の代表を務める谷口真紀さん。
以前からお二人とは各々交流させていただく機会があったので、このコラボレーション企画は私にとってまさに「待ってました!」という感じでした。

谷口さんの
「虐待する母親も、子どもが生まれた時は皆『かわいい』と思っていたはず。虐待の可能性は誰にでもある」
という言葉で、私も自分が子育てしていたころを思い出しました。

長男がいつまでたっても言葉が出ず、呼んでも振り向かず、目を離すとすぐ行方不明になってしまう。
下の子どもたちの世話にも追われて、長男をネグレクトしそうになったこと。そんな自分が嫌で、泣きながら電話相談をしたリ・・・。
そんな私が変わるきっかけは、幼稚園の先生方やママ仲間でした。運が良かったのかもしれませんね。

虐待を防ぐためには、子育て中の母親を孤立させないこと。
「相談に来た時点で、問題はほぼ解決している。本当に困っている人は、相談に来ない」。
だからこそ、普段からとにかく誰かと繋がる場所を作ることが必要だと、改めて感じました。

会場の夢ホールにて

議会質問準備へ!

2020-11-19 | 議会
12月議会もだんだん近づいてきました。
明日は議会に対し市から様々な議案や計画などが提出されます。
一般質問の通告締め切りは1週間後。私も原稿作成に集中しなければ・・・。

テーマはおおよそ絞ったので、先日は関係する住民の方々に取材して、色々とご意見を伺いました。
どんな大先生の講演会よりもセミナーよりも書籍よりも、質問作成の参考になるのが市民や当事者の生の声とデータ。
参考になるだけではなくて、発言に力を与えてくれるものです。

今一番のお気に入りの寄せ植え。
ちょっと秋色っぽくまとめてみました。

ずっと見つめていたいけど、質問考えなくちゃ。

市原市民も必見!「トランヴェール」

2020-11-15 | 文化芸術
新しい市議会リポート(市民ネット通信)、もうお手元に届いた方もいらっしゃるでしょうか?
いま一軒一軒ポスティングをしているところですが、同時に市役所内を回って、各部署でも回覧してもらえるよう数枚ずつ手渡しているんですよ。

ところでこの間、教育委員会のふるさと文化課に通信を手渡した際、職員に呼び止められ、こんな雑誌を紹介されました。

「トランヴェール11月号」

ピン!と来た方も多いでしょう。
JR東日本が発行していて、新幹線の座席のポケットに挟んである、アノ雑誌ですよね。

これが凄いことになってたんです!



なんと、「更級日記をめぐる上総の旅」という特集で、市原市が丸ごとど~んと14ページも!
いきなり上総国分尼寺跡の回廊の迫力の写真から・・

更級日記は『やんごとなきレディーに依頼されて書いた自叙伝だった』。
こんな表現もさすがプロのライターですね。


埋蔵文化財の数々の紹介。


養老渓谷や、市原市らしい景観まで!




更級日記の作者・菅原孝標女が住んでいた場所を史跡をたどりながら探るという、謎解きタッチの読み物にも引き込まれました。
市民として本当に嬉しいし、誇らしいですね。
これを読んで、市原市を訪れる観光客が増えてくれるといいなあ。

今年は更級日記千年紀ということで、ふるさと文化課も気合が入っています。
カウンターには、関連グッズやパンフレットがズラリと並んでますよ!

新しい複合施設を作るために

2020-11-14 | 都市・交通
八幡公民館で開催された「八幡宿駅西口の新しい複合施設を考える地域懇談会」


”複合施設”とは、駅西口にある公民館・支所・認定こども園・教育センターなど計7施設の老朽化に伴い、それらを合わせて新しく現在の八幡運動公園の敷地に建設するというものです。

今回のワークショップのテーマは、複合施設のレイアウトや建物以外の空間の活用方法について。


コロナ禍で募集定員は30名と制限されましたが、残念なことに、参加者はそのまた半分ほど。
地元の関心が薄れているのか、諦めなのか、もう行政に任せたという事なのか・・・
また、参加者からは、そもそも建設予定地について、東口という意見もあったのになぜ西口に決まったのかや、水害に対する懸念など、説明を求める声が次々と上がりました。
これらは私も議会で質問してきたことですが・・・。

やはり、市原地区の住民の皆さんの多くが納得していない。
行政は、このまま進めるのであればなおさら、こうした声に真摯に向き合うことが絶対に必要だと改めて感じました。

柏でカシワニクルに乗ってみた。

2020-11-12 | 都市・交通
事務所の仲間と一緒に、柏市の交通政策について現地視察に行ってきました。

まずは柏市役所の第2分庁舎へ。

柏市の庁舎は、何カ所かに分散されているんですね。
ここ第2分庁舎は、土木や都市関係の部署が入っています。シンプル・簡素で非常によろしい。

土木部交通政策課の職員の方々が、わかりやすい資料で丁寧に説明してくださいました。


柏市では、路線バスが少ない南部や東部地域で、定時定路線型のジャンボタクシーと、予約型相乗りタクシー「カシワニクル」が運行されています。

その後、実際に乗ってみることに。
今回の視察には、柏市議会の林さえこ議員と鈴木清丞議員がずっと案内してくださいました。
鈴木議員はタクシー会社にお勤めだったこともあり、交通事業者の内情もよくご存じです。


ジャンボタクシーの運賃は200円(小学生や障害者は半額)。
主に市南部を走っています。
高度成長期に乱開発で狭あい道路が多く、大型バスが入ることが難しいという背景もあるそうです。


10人乗りですが、人口が少ない地域はこの大きさで十分ですよね。


こちらは「カシワニクル」。主に東部地域を走っています。


この地域は以前コミュニティーバスを導入していましたが、バス停まで遠いなどの理由で、なかなか利用が伸びませんでした。ちょうどその頃に東大との実証実験や国のプロジェクトのモデル都市に選定されたことが契機となり、デマンドタクシーに切り替えたのです。

予約のシステムは、東大が開発した「コンビニクル」というシステムで、予約内容を入力すると、運行計画が自動で作成され、ドライバーのタブレットに配信されます。
委託方式については、市とタクシー事業者とで勉強会も重ねた結果、市が事業者に対し利用者一人当たり805円を支払うという「インセンティブ制」を採用。
事業者にとっては営業努力が収入増にリンクするし、市にとっては実態に見合った支出で経費削減が図られるというウィンウィンの方式で、これはなかなか良いと思いました。

利用は会員制(市外でも可)で、予約は乗車1週間前から1時間前まで。料金は300円から500円です。
バス停ならぬ”タク停”は440カ所で、限りなくドアトゥードアに近くなっています。
やはり利用者数は右肩上がりに増えていて、9割がた高齢の女性とのこと。男性はどうした??

柏市のマスコットキャラクター「カシワニ」がカワイイ!


公共交通政策は、どの自治体も様々な事情を抱えていていますが、いずれにしても財政的な問題や既存の交通事業者への配慮、地域住民の理解や協力など、共通したハードルがあるようです。
どの職員の皆さんも相当苦労されているのは間違いありません。
百聞は一見に如かず。今回学んだことを市への提言に活かしていきたいと思います。

資源ゴミの布類の行方は・・・?

2020-11-10 | 環境
市民の方から日々寄せられる、市へのご意見、質問、ご要望。
何気ない会話から聞き取ったり、電話やメールでいただいたり、事務所に訪ねてこられるなどパターンは様々ですが、そのたびに役所の担当部署に出向いて、職員から聞き取るところから調査をスタート。
窓口でのやり取りで済むことも多いのですが、中にはそこから議会質問につながることも往々にしてあります。
議員の土台ともいえる活動ですね。

今日は、
生活道路の拡幅工事ついて、
放置空き地に繁茂した雑草への対処について、
それから資源ゴミのリサイクルについて。

「資源ゴミの回収で『布類は紐で縛って出す』とあるけれど、袋とかで包まなくていいの?汚れたり濡れたりしたら、再利用できないんじゃないの?」
というお声や、
「そもそも、布類はどんな風にリサイクルされているの?」
という質問を受けたので・・・。
即答できなかった私もお恥ずかしいのですが(汗)、さっそくクリーン推進課に行って聞いてきました。

まず布類は、細かく裁断されて自動車の内装(クッションなど)に利用されているのだそうです。なので、多少なら汚れても濡れても大丈夫。(但しさすがに雨の日はNG)
再利用方法は自治体によってまちまちで、海外に輸出して古着やウエス等に利用しているところだと、新型コロナウイルスの影響で海外の流通が停滞して保管場所が足りなくなり、回収をストップしているところも出ていますね。
その点、市原市は全く影響がないそうです。

ついでに、資源ゴミのリサイクルについて、市のHPを見てみました。
ビン類やペットボトルは「日本容器包装リサイクル協会」と契約していて、リンク先の協会HPでリサイクル実績が公表されているのですが、協会と契約していないその他紙やプラスチック製容器などの情報はどこにも見当たらず・・。
そのことも一応市に伝えて、リサイクルの流れや情報をもっと見える化した方が、市民の意識や分別のモチベーションが高まるのではないか、と申し添えました。

私自身も今さらながらですが、勉強になりました。

写真は、更級日記千年紀で記念制作された牛車。
第2庁舎(旧庁舎)1階のロビーに展示中です。

市民が訪れる窓口の多くが新庁舎に移ってしまったので、この場所ではあまり市民の目に留まらないかもしれません。
ちょっと勿体ないかな・・・。

皆さんの応援が励みになっています


千葉県市原市ランキング