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市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

八幡の未来が動き出す!市原市初の都市再生推進法人「むすびあい」誕生

2025-05-13 | 八幡
先日、八幡で活発にまちづくり活動を行う「一般社団法人むすびあい」さんが、市原市で初となる都市再生推進法人に指定されました。
県内でも指定を行った自治体は柏市のみということですから、かなり画期的なことだと思います。

市役所で行われた指定書交付式には私も立ち会わせて頂きました^^



「むすびあい」さんは、飯香岡八幡宮での「煮込み祭り」や「八幡にぎわい横丁」などの活気あふれるイベントを仕掛けてきた「八幡にぎわい横丁実行委員会」が母体。
八幡宿駅西口で飲食店を営む山下さん等を中心に、「自分たちの手で八幡を盛り上げたい!」という熱い想いを持った仲間たちが集まり、今年の春に法人として新たなスタートを切りました。
 さらに、今回あらためて都市再生推進法人に指定されたことで、市の計画の策定に携わることができるなど、これまで以上に行政と連携したまちづくりを進めていくことが可能になります。

「『いつか誰かが』ではなく『自分達の手で』まちをつくる」
力強くそう語る山下さんの言葉には、地域の未来を切り拓く強い決意が感じられました。
今後はイベントの企画運営だけではなく、空き店舗や空き家の活用にも積極的に取り組んでいきたいとのこと。
地域の課題に真摯に向き合い、行動する「むすびあい」さんのような存在は、私たちにとって本当に心強い限りです。


代表理事の山下さん、理事の土田さんと。

八幡宿駅東口のまちづくり、始まりました

2025-02-16 | 八幡
八幡宿駅東口の南側のエリアは、駅徒歩圏内にもかかわらず、
上下水道が整っていなかったり、子ども達が安心して通学できない道があったり・・・。
55年前に都市計画決定された区画整理事業が未着手のまま、
住みやすさや安全面で課題を抱えています。

昨年、ようやく動きがありました。
地域住民や関係者による「まちづくり協議会」が発足し、
住民の意見を取り入れた新たな手法による街の整備への検討が始まったのです。

これまで協議会では、職員や民間のコンサルとともに、
ワークショップで街の課題を出し合ったり・・・



実際に街を歩いて確認したりしてきました。






昨日も協議会が開かれ、、市の職員やコンサルによる説明を受けたりしました。



今後、協議会は地域の声をまとめた「まちづくり構想」を策定します。
八幡宿駅周辺全体の整備計画に繋がる重要な構想になると思います。

「順天堂大学 市原市への新学部設置を断念」

2024-12-22 | 八幡
金曜日に市からこんな発表が飛び込んできました。
私自身はある程度予想していたことですし、地元も冷静に受け止めているという印象を持っています。

大学が八幡宿駅東口に食農学部を整備するという話は、確かに市や地域に期待感をもたらしました。
しかし、
大学側が学生確保の見通しや卒業後の就職先のニーズなどを確認するためにと実施した
アンケート結果は思わしくなかったようですし、
他の事業の状況など総合的に判断して、今回の決定は致し方ないと思っています。

ただこの間、八幡宿駅周辺の整備計画が大幅に遅れてしまったことが非常に残念でなりません。
市は大学側の返事を待つばかりで、
地元住民への説明や意見聴取を全く行っていなかったことも問題です。

「大学が来る来ないに関わらず、地域の発展のために今からできることはたくさんあるはず」
私は、この問題について何度も議会で訴えてきました。
そして、今回の結果を踏まえて、改めてそう感じています。

これからスパッと気持ちを切り替え、
行政と地元住民の皆さんと一緒に八幡宿駅周辺の未来を描き出していきたい。
逆に前に進むチャンスと前向きに考えています。

写真は先月、若宮団地で行われたグリーンスローモビリティの試乗会にて。




『VUCA』の時代の街づくり

2024-02-22 | 八幡
いま、市議会定例会の会期中です。
開会日には市長の施政方針演説がありました。



令和6年度の施政方針で市長が真っ先に掲げたキーワードは『VUCA』
「変動性(Volatility)」「不確実性(Uncertainty)」「複雑性(Complexity)」「曖昧性(Ambiguity)」
の頭文字をとった言葉です。

『VUCA』の時代に柔軟に対応する力。
これって、一般的に前例踏襲とよく言われる行政にとって、最も難しいスキルかもしれませんね。


・・・・写真は、先日八幡公民館で行われた行政による説明会の様子。
八幡宿駅東口の一部地区の整備に関するもので、地権者や関係者が集まりました。


土地区画整理事業地区として都市計画決定した50年以上も前と今とでは、
もう社会経済状況がだいぶ変わっています。
当時の計画通りに全面更新型の土地区画整理事業を行おうとすると莫大な事業費がかかりますし、
この先何十年経っても完成しないでしょう。
何よりも、これからは上から押しつけられた都市整備ではなくて、
地域住民や地権者みなが自ら街の未来を考え、それに見合う整備手法を選び取っていく、
そんな考え方が主流になっています。
まずはそのための組織作りをしましょうよ、という説明会でした。

実は、同じような説明会を7月にも開いているんですよね。ブログにも書きました。
でも、なかなか従来の土地区画整理事業のイメージから離れられない方も多かったようで・・・。
そこで再度同じ内容の説明の機会を設けた、というわけです。

スタートの段階で共通理解を得られなければ後々溝が深まることにもなりかねませんから、
ここは何度でも丁寧に説明することが必要です。
その点、今回担当職員の皆さんはよく努められたと感じています。

まぁそれでもまだ「減歩率はどのくらいか?」といった質問も出たりして、
なかなか皆が皆そう簡単に従来の発想から転換できるわけもなく・・・。

行政も、市民も手探り。
まさに『VUCA』の時代の街づくり、ですね。


第1回「八幡ラボコミュニティ」に参加して

2023-08-20 | 八幡
3年後に誕生する予定の「(仮称)八幡宿駅西口複合施設」について、
PFI事業の受託者である(株)やわた未来パートナーズさんによる
地元説明会(八幡ラボコミュニティ)が開かれました。



今回会場となった公民館はじめ、支所や教育センターなど6つの公共施設が集約された施設が、
八幡運動公園に建設されます。

私も、計画段階からこれまで議会で質問・質疑・意見を繰り返してきましたが、
受託事業者の方と接するのは初めてだったので、貴重な機会でもありました。
市民の皆さんから実際どのような質問が出されるのかも、非常に興味がありましたし・・・。

沿岸の立地なので、やはり災害時の対応に関する質問が多かったですね。
それから個人的にバリアフリーに関する質問も印象に残りました。

残念なのは、手元に資料が何も無かったことや、説明が少しわかりにくかったことなど。
かえって誤解してしまったり不安を抱いたりした参加者も少なくなかったのでは?と感じました。

何事も、互いに相手を知れば余計な不安が解消される事も多いと思いますので、
とにかくこうした対話の機会はなるべく多く設けて欲しいですね。
もちろんその中に行政も加わることも大事(今回は市職員は傍聴のみでした)。

引き続き注視していきたいと思います。

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