市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

蝶々と内田のものがたり

2017-04-30 | 観光
皆さんは、もう行かれましたか?「いちはらアート×ミックス2017」。
南市原の里山を舞台に、地域住民とアーティストたちが繰り広げているアートイベント。
7つのエリアで様々な作品展示やプロジェクトが開催されていますので、GWのお出かけの際にはぜひ立ち寄ってください。

今回は、特におすすめの場所を一つ(^.^)。

こちらの「内田未来楽校」です。


もともと昭和3年に建てられた市内に残る最も古い木造校舎で、廃校後も地域の皆さんによるコミュニティー活動の拠点になっている場所です。


それだけでも素晴らしいと思うのですが、今回のアート×ミックスに向けた取り組みがまた感動的。
1年間かけてアーティストと地域の皆さんがコツコツと刺繍で手作りした、千羽鶴ならぬ1300蝶々が、レトロな教室内を鮮やかに舞っています。









この場所がなぜ訪れる人々を魅了するのかというと、ここに物語を感じることができるからだと思います。
内田小学校の古い校舎を大切に守る地域の人々の想いと、アーテイストが住民と一緒に時間をかけて一針一針紡いだ物語が、見事に融合して作品に表れています。

私は、なぜ市原市の里山で税金を使って芸術祭を開くのか、その意義を議会で問い、自分の中でもその意味を問い続けているのですが、ここはその問いに対して最も答えを出せている営みの一つではないでしょうか。

そしてもちろん、こちらもその一つです。
小湊鉄道(飯給駅にて)

まちづくりの集い

2017-04-29 | イベント
国分寺公民館で開催した市民ネット「まちづくりの集い」。
今回来ていただいた方、なんと全員が男性!



身近な暮らしの困りごとや気になること。
一見個人的で些細なことと思えるようなお話の中に、行政の構造的な問題が隠れていることが、結構あるんです。
自分で言うのもなんですが、こういう掘り起こしは得意な方です。ビビビとひらめきます。

課題が見つかったら、今度はそれに対してどうやったら解決に導くことができるか。
そこまで考えて、議会での提言につなげていきます。

市民の皆さんの話を丁寧に聞く。
やっぱり議員の務めの基本はこれだよねと、「まちづくりの集い」を開くたびに実感しています。

ちょっとお知らせ・・・

2017-04-26 | 観光
最近、ちょっとブログの投稿が少なくなっています。
実は少し前に遅ればせながらスマホデビューをしまして、それを契機にインスタグラムを始めました。
ブログだと、私の場合恥ずかしながら結構気合を入れないと書けないのですが、インスタグラムは写真中心なので、文章はキャプション扱いでサクサクっと書けばOK。それこそ日々の活動や知らせたいこと、ふと感じたことなど、気軽に素早く投稿できますよね。
そこで、これからはインスタグラムの投稿を多くして、もう少し丁寧に書きたい時や時間に余裕があるときはブログと、使い分けることにしました。
インスタグラムへ投稿すれば、同時にフェイスブックツイッターにも連動してアップするよう設定してありますし、ブログの左肩にはツイッターへの投稿が表示されていますので、ブログと合わせてこれらもぜひ覗いていただければ幸いです(*^^)v

ゴルフの街いちはら

2017-04-16 | 観光
市原市は、知る人ぞ知るゴルフ天国です。
市内のゴルフ場の数は32カ所で日本一。首都圏からのアクセスの良さから、毎年多くのゴルフ客が訪れています。
利用者数は東日本大震災で一時期落ち込んだものの、その後持ち直し大きく増えて、一昨年の利用者数は約170万人。市内全体の観光入込客数の約半分を占めているのです。

そこで近年市は、地域活性化・観光振興策として、ゴルフ場との連携に力を入れるようになりました。
名付けて「ゴルフの街いちはら」。

その戦略の第一弾として、あの「ふるさと納税」の返礼品として、各ゴルフ場のプレー招待券をずらりとエントリーしました。その結果、すでに2600万円以上もの寄付金が集まっているそうです。
返礼品目当ての納税は本来の趣旨とズレているとは思うのですが、税金が他の自治体に流れてしまうのを指をくわえて見ているわけにもいかず・・・。ゴルフは紛れもなく市原市の観光の目玉ですから、プレー券はいいアイディアだと思います。

そして、戦略第2弾はこれでしょう。
いちはらのゴルフ場で食事とお茶を

あまり知られていないのですが、実はプレーヤーでなくても食事やお茶を提供してくれるゴルフ場が、市内には15カ所あるんです。
先日、議員会の「いちはらアート×ミックス」ツアーに参加した際、近くのゴルフ場「ゴルフ5カントリーオークビレッヂ」で昼食を取りましたので、ちょっとご紹介しましょう。

きれいに整備されたゴルフ場が一望できる部屋でいただくお弁当。
食後は建物の周辺を散歩することもできます。






まるで一流ホテルでの贅沢で優雅なランチといった気分が味わえます。たまに自分へのご褒美や特別な日にはうってつけだと思います。

利用可能なゴルフ場のリストはこちらをどうぞ。
食事とお茶が楽しめるいちはらのゴルフ場

今はゴルフだけをしてそのまますぐ帰ってしまうプレーヤーがほとんどですが、ゴルフに来たついでに他にお金を落としていってくれるような仕掛け(魅力付け)も今後は必要でしょうし、将来はジュニアなどプレーヤーの育成も盛んになれば理想的ですね。
いずれにしても、ゴルフという地域の大きな観光資源に、市がようやくではありますが着目し始めたのはいいことだと思います。
「ゴルフの街」ブランドで、ぜひ地域の活性化につなげたいものです。

いちはらアート×ミックス2017 開催中!

2017-04-12 | 観光
4月8日から始まった「いちはらアート×ミックス2017」。
市原市の南部に広がる里山を舞台に、点在する廃校などを活用して、現代アートの展示やワークショップが展開されます。3年前に初めて開催され、今回が2回目です。
今日は丸1日かけて、市議会で視察に行ってきました。

公務員らしくないいで立ちで案内してくださったのは、観光担当参事の中島さん(^.^)。


今年は、31組のアーティストによる作品に加え、地元で活動する人々や市内の子どもたちの作品(地域プロジェクト)が取り入れられているのが特徴です。
狙いとしては、経済効果に加え、前回よりもより地域コミュニティの再生や子どもたちの感性を育てることに主眼を置いているとのこと。
いずれにしても、このイベントにはざっと1億円もの市の予算が投じられています。
自分の立場としては、今回しっかり確認をして、まずはこのイベントが成功するよう支援すること。そして効果や課題については今後しっかりとチェックしていかねばなりません。

開催初日から今一つお天気に恵まれなかったのですが、5日目の今日は気持ちよく晴れ、菜の花と桜の花が同時に満開という最高のシチュエーション。
やはり一番の見どころはこの風景でしょう(^.^)。

上総大久保駅周辺


月崎駅周辺


月崎駅隣の「森ラジオステーション」は、一見の価値ありです。






旧里見小学校


廃校を活用し、各教室で様々な展示やワークショップが展開されています。
洋画家・前田麻里の作品が私のお気に入り。前田氏とツーショット。




湖畔美術館。かこさとし展はぜひ見ておきたい!


屋外で楽しいマルシェが開かれています。


他にも見どころはたくさん!全部回りきるためには最低2日間は必要でしょう。
個人的には、あれもこれもと欲張って急いで移動して回るよりも、的を絞ってのんびりと過ごしたい。美しい里山の風景とアート、人々との触れ合いを、じっくりと五感で味わってほしいと思います。
パスポートは、一般2000円・学生(高校生以上)1000円・中学生以下は無料です。ご家族お知り合いお誘いあわせの上、ぜひお越しください(^^)/

新入生に伝えたかったこと

2017-04-09 | イベント
今朝の新聞に、こんな記事を見つけました。
「ノーベル平和賞受賞者マララ・ユスフザイさん(19)が、女子教育の権利向上に取り組む国連平和大使に任命されることが決まった」

マララさんは、パキスタン出身。15才の時に「私たち女子にも平等に教育を」と社会に訴え、イスラム武装勢力に銃撃されました。イギリスで治療を受け回復したのちも、ひるむことなく活動を続け、最年少の17才でノーベル平和賞を受賞しました。
今回の国連大使任命も史上最年少だそうです。素晴らしいですね。

実は、先日7日に行われた八幡中学校の入学式で、私は4名の地元市議会議員を代表して祝辞を述べたのですが、奇遇にもそこでマララさんのエピソードを取り上げたところだったんです!

マララさん16才の時の国連での有名なスピーチ。この言葉の意味の深さを、何とか新入生に伝えたくて。
英語はまったく得意じゃないんですが、簡単な単語なので・・・(^^;)。
この部分です。
One child, one teacher, one pen and one book can change the world.・・・ Education First
(1人の子ども、1人の教師、1本のペン、そして1冊の本、それで世界を変えることができます。教育が第1です)

世界には、学校に通いたくても通えない子どもが大勢いること。
女性だからとか、考え方が違うからという理由だけで、権利や自由を奪われてしまう国もあること。
おかしいと思ったことはおかしいと勇気と信念を持って声をあげれば、自分の周りや、時には社会を動かすこともあるほどの大きな力になるということ。
そして、学校で学ぶことの大切さ。
友達や先生との出会い、1回1回の授業や部活や生徒会活動、一冊の本やふと耳にした音楽との出会いが、自分の将来を変えるかもしれない。学校にはそんな可能性が満ち溢れている、ということ。

マララさんの言葉やエピソードを紹介しながらこんなお話をさせてもらったのですが、難しかったかな?
少しでも胸に引っかかるものがあれば嬉しいんだけど・・・。

後で、ある先生が「私たちにも向けられた言葉と思いました。責任の重さを感じました」と仰ってくださいました。
生意気で恐縮ですが、先生方への思いも込めたことも事実です。

写真は、市民ネットワーク千葉県の事務所に向かう途中で。
県庁と都川の桜


なでしこ会視察2 特別養護老人ホーム・グリーンホーム

2017-04-05 | 高齢者
グリーンパークの隣接地には、
社会福祉法人市原うぐいす会 特別養護老人ホーム「グリーンホーム」があります。



グリーンパークに引き続き、こちらも視察させていただきました。

とても清潔でゆったり広々とした生活環境です。




H27年開設、職員は95名。ボンズ市原の選手7名もこちらに勤務しているそうです。
入所80床、ショートステイ10床で、すべてユニット個室。
建物も素晴らしいのですが、提携病院との連携が非常に強固なこと、敷地内に職員のための保育施設が完備されていること、ボンズ市原の選手との交流が図られていることなどの点にも感心させられました。

職員の皆さんと記念撮影

なでしこ会は向かって右から、吉田議員、伊佐議員、私、永野議員。

因みに、真ん中の古泉施設長の隣で車いすに座ってらっしゃる方は、藤井金太郎さんと仰って、もちろん職員なのですが、その一方でボッチャの全日本強化選手なのです!
東京パラリンピックでの活躍が大いに期待されますね(*^^)v

なでしこ会視察 VONDSグリーンパーク

2017-04-05 | スポーツ
同期の議員4名で結成した通称「なでしこ会」の面々で、市民クラブ「ボンズ市原」の本拠地、グリーンパークを訪れました。
(因みに「なでしこ会」の名前は、私たちが初当選した平成23年当時のなでしこジャパンブームが由来です(^.^))





市原市喜多の豊かな緑に囲まれた場所に昨年春開設されたグリーンパーク。
天然芝と人工芝のサッカー場とクラブハウスが整備されています。
抜群の環境です。

佐久間会長のお話を伺う


トップチームの練習をしばし見学。これから北京のチームとの試合が行われるとのことでした。




サッカー場にありがちなフェンスを極力排し、代わりにグランドをぐるっと取り囲むように若木が植えられているのが特徴です。
木々の成長とともに、クラブも大きく成長するのでしょうね。

4月16日は、ゼットエーオリプリスタジアムでいよいよ開幕戦です。
13:00キックオフ VS東京ユナイテッドFC
入場無料です。

地域と共に成長するボンズ市原の選手の活躍を大いに期待しています(^^)/

救命救急センターへ

2017-04-04 | 健康・医療
1日のブログでもお伝えした帝京大学ちば総合医療センター内の救命救急センターを、さっそく視察してきました。







開設したばかりですが、すでに4名の患者さんがベッドに横たわり、集中治療を受けてらっしゃいました。
担当の常勤医は4名。特に脳外や循環器系の分野でハイレベルの治療が期待できるそうです。

センター長の森脇先生が、お忙しい中時間を割いて説明してくださいました。
本当にありがとうございました。





お話をしている間、先生がふと私の喉を見つめて、
「小沢さんの輪状甲状間膜はわかりやすいね。切開しやすそうだ」
と嬉しそうに褒めて(?)くださったのですが・・・
なんとも複雑な気分でした(^^;)。

市原市で「ネウボラ」始まります

2017-04-02 | 子ども
ネウボラ」とは、フィンランド語で「アドバイスの場」という意味です。子育て世代の方にはだいぶ知られるようになりましたね。
一般的には、妊娠から出産・子育てまで、切れ目のない支援が提供される仕組みのことを指します。

本家フィンランドをお手本として、日本でも多くの自治体がこの事業を始めていますが、市原市でも今年6月からスタートすることになりました。
具体的には、妊娠時の届け出の際に保健センター内に設置された「子育てネウボラセンター」へ出向き、保健師等の専門職による面接相談を受けて母子手帳を発行してもらいます。
市外から転入した場合すでに母子手帳を持っている方も多いと思いますが、妊婦健康診査や乳児健康診査の受診票の発行も「子育てネウボラセンター」で行っていますので、その際に面談を受けることになります。

市原市は、とりあえず「妊婦さん全員と面接をする!」というところから取り組みを始めるのです。

本来のネウボラ制度のポイントは、
・ワンストップ窓口で、誰でもどんなことでも相談できる
・保健師などの専門家が対応。
・医療・子育て・福祉・教育の各機関との連携
これらの体制が整っていなければ「ネウボラ」とは呼べないと私は思いますが、最初からフルスペックで揃えるというのも無理があるでしょうから、とりあえず「妊婦さん全員面接」の行く末を注意深く見ていきたいと思います。
妊婦さんの場合、受診している医療機関とネウボラセンターがどれだけ連携を図れるかがカギを握るような気がします。

妊娠から子育てまでのちょっとした不安や悩みの解消、情報提供、育児ノイローゼや虐待の防止まで、若いママたちからもネウボラに期待する声はたくさん聞こえてきています。
市原市のネウボラ制度も産声を上げたばかり。今後もぜひ皆さんの声でいい形に育てていきましょう(^^)/

写真は、先日椎茸狩りで訪れた市内のとあるほだ場。


マムシソウを見つけました。なるほどそっくりで、一瞬ドキッとしますね。

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