市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

面白い!「新型コロナウイルス感染をのりこえるための説明書」

2021-08-26 | 健康・医療
熱中症警戒アラームが出されて、今日は外に出ると熱波がまとわりつくような感じでしたね。
とはいえ来週からもう9月、これから一気に秋に向かうでしょう。

9月と言えば、9月議会(^^;)・・・という訳で、
今日は一般質問の通告を済ませました。
こんな↓↓感じです。
1.新型コロナウイルス感染症対応に係る市民への説明のあり方について
2.すべての子どもが健やかに育つための夜間保育の整備について
3.温浴施設「憩の家」におけるレジオネラ属菌の検出事案にみられる諸問題について


1番目のテーマは、なんと今日になって急に入れ込むことにしたものです。
(いつも練りに練って通告を考えるのに、こんなことは初めてです。まあ何とかなるでしょう)
・・・ちょっとね・・・「なぜそのような対応になるのか」という説明がいつも足りないなと感じたので。
授業の短縮も、昨日知らされてビックリしましたし。

ところで、今日コロナ関係でネットを少し調べていたら、
長野県の諏訪中央病院のHPにちょっと面白い記事を見つけました。
知る人ぞ知るあの鎌田實医師が名誉院長を務めておられる病院です。

総合診療科の玉井道裕医師が作成した「新型コロナウイルス感染をのりこえるための説明書」。



何ページか抜粋してみましょう。
ノートに殴り書きしたようなタッチと、ヘタウマ?なイラストに親近感が湧きますねー。







加えて私が感心したのは、この説明書が地元自治体(茅野市)のHPでも大々的に広報されているところ。
こんなところに、市と病院の協力関係がよく表れている気がします。
茅野市民はどんなにか心強い事でしょう。

専門家にありがちな細かいデータや文字が並ぶだけの解説は、ついつい敬遠しがち。
結果、間違った知識や思い込みで不安が増幅したり他力本願になったりという悪循環に陥ってしまう気がします。

これなら気軽に楽しく知識を得られそうですね!

ポチっと

2021-08-11 | お知らせ
「市議会リポート」をHPにアップしました!
いちはら市民ネットワーク 市議会リポートNO.123号

新たな試みとして、ネットでアンケートも集めています。
アンケートのお願い

紙の通信も徐々にポスティングが進んでいますが、どうしても配布数や地域が限られてしまいます。
ぜひネットでも目を通していただいて、アンケートにご協力いただければ嬉しいです。

今日、事務所スタッフから「80代の方も答えて下さってますよ~」と報告がありました。
スマホかな?パソコンかな?
一生懸命ポチして下さっている姿を想像して、感謝感激です(^.^)

シックな銅葉をメインにした寄せ植え♪

一般の方にも理解を「パーキングパーミット」

2021-08-06 | 障がい者
公共施設や商業施設などの出入り口の近くの広い優先駐車スペース、よく目にしますよね。


千葉県HPより

これまで千葉県では、このスペースを適正に利用する制度が無かった・・・と言ったら、驚かれる方も多いのでは?

そうなんです。
7月1日からスタートした「ちば障害者等用駐車区画利用証制度」。
(一般的には「パーキングパーミット制度」と言うそうです)
佐賀県が平成18年に全国で初めて導入して以来、千葉県は40番目になります。

その内容は、
障害者、介護が必要な高齢者、妊産婦、難病患者など、「歩行が困難と認められる人」に自治体が利用証を交付するというものです。

じゃあこれまではどうだったのか・・・?
言い方は乱暴ですが、適当に「使いたい人が使う」という、人々の常識に任された状態だったんですね( ゚Д゚)

それから、車いす使用者だけが対象でもないのですね。
知的障害者も、高齢者も、妊産婦もOKなんですよ!
これも意外や意外。

私の長男は20代後半の立派な青年ですが、重度の知的障害者です。
駐車場に車を止めた途端にいきなりバーンとドアを開けてしまうので、隣の車に迷惑をかけてしまうこともしばしば。
それからものすごく多動なので、車を降りて建物にたどり着く間に、どこかへ走り去ってしまうこともあります。
小さな子どもなら、急いで後を追いかけて連れ戻すことも容易かもしれませんが、
青年ですよ・・・足も速いし力も強い。
そんなこんなで、一緒の外出は相当な重労働になります。
この制度で認証を受けることで、建物近くの広い駐車場を気兼ねなく利用させてもらえるようになれば、ものすごく有難い!

・・・ということで、市の窓口(障害者支援課)に申請してきました(^^)

必要なものは、息子の療育手帳と私の免許証(身分証明用)だけ。とっても簡単です。
窓口で1枚書類を書くだけで、すぐに交付してもらえました。




ルームミラーに掛けられるようになっています。

因みに市の窓口ですが、
高齢者は高齢者支援課、妊産婦は子ども福祉課かネウボラセンター、難病患者は保健福祉課
だそうです。
郵送による申請は県が受け付けています。

その他、制度について詳しくはこちらでご確認ください
千葉県HP「ちば障害者等用駐車区画利用証制度」

このブログが少しでも「なぜこの制度が必要か」を考えるきっかけになれば嬉しいです。

「憩いの家」訪問

2021-08-05 | 環境
およそ3週間前、
市営の温浴施設「憩いの家」の水質検査で、レジオネラ菌が検出されたことについてブログに書きました。
疑心暗鬼で済めばいいけど

今日ようやく説明してもらえることになったので、森山さんと現場へ。


およそ30年前に建てられた施設ですが、その割には綺麗で、広々としていますね。




コロナ禍ですが、時間で入れ替え制にして営業は続けています。
来館者は半数くらいになってしまったとのことですが、それでも一日あたり約200人と、意外に利用者が多いのですね。

和室もトレーニングルームも広い!(現在は使用禁止)




バックヤードも見せてもらいました。


説明を受けた印象では、
水質検査の頻度や配管部分の洗浄などに、やはり甘い部分があったような・・・。
話だけではよく分からないところもあったので、資料も要求して確認することにしました。

・・・・最後の写真は、
牛乳とアイスの自販機がどーしても気になって仕方ない森山かおる。

ささやかに、こつこつと。

2021-08-04 | イベント
先日、ブログで「事務事業の市民点検」のお知らせをしましたが、
直前になって、やはり延期の連絡がきました。。。_| ̄|○
開催日は未定です。ブログを見て楽しみにしていた方がいらしたら、ごめんなさい。
というか、私が一番楽しみにしていたかもしれませんが(^^;)


今日は、市民ネットの「支援者のつどい」を2カ所で開きました。



毎年冬に開いていた総会が、今年はコロナ禍で書面開催となってしまいました。
実は、今年度大きく執行体制が変わったのですが、その事も直接ご説明できなかったので、ずっと心に引っかかっていたのです。
そこで、こちらから各地に出向いて直接語り合う機会を持とうと企画したものです。
今後さらに4カ所で開く予定です。

正直、他の党派の議員のように何十人・何百人と集まるなんてことは決してないので・・・
ましてや6カ所に分ければ、1カ所あたりの参加者は片手で足りるくらいの人数。
だからこそ、この状況下で来てくださる方には心から感謝しかありません。
出されたご意見の数々も、今後の活動に大いに参考になりました。
これからもこういった機会を大切にしていきたいと思います。

市議会リポート最新号が出来上がりました!

2021-08-03 | 日々のあれこれ
スタッフやボランティアさんたちと協力しあいながら黙々と封入れ作業です。



こうして頭を空っぽにして、ただ手だけを動かす時間、すごく好きです(^.^)
仲間と他愛もないぶっちゃけ話をするのも、ストレス解消になりますね。

本来であれば朝の駅頭でも配布するところですが、
あいにく緊急事態宣言とぶつかってしまい、当面自粛することにしました。
その分ポスティングやネットで目にしていただけたらと思います。




・・・毎日暑い日が続きますね。
広報いちはら8月号の3ページ目、ご覧になりましたか?
「未来の天気予報」で 2100年の最高気温は東京43.3℃!!
ただし、地球温暖化防止対策をとらなかった場合だそうですが。

80年後はこの世にいないし・・・ではなく、
もうすでに自然災害が多発するなど異常現象が起きていますから、企業も個人も皆が本気で危機意識を共有しなければ。
手遅れのゆでガエルにならぬよう自らをカエル、ですね。

市原市の歴史フィールドへ行こう

2021-08-02 | 文化芸術
今日から3回目の緊急事態宣言となりました。
市原市ではワクチンの確保も一定の見通しが立ったようで、6日から予約受付が再開されます。
対象者は40歳以上とまた広がりました。
子育て世代も含まれるということで、市民会館での接種の方は、お子さんを市役所内の保育スペースに預けることもできます。これは良い対応ですね。
詳しくは、こちらを 市原市HP「新型コロナワクチン接種特設ページ」


・・・・大人の夏の思い出(?)、歴史遺産巡りへ(^.^)
地元の町会の皆さんにお誘いいただいて、「市原エリア」の国府推定地を訪ねました。
国府とは奈良平安時代の、今で言うなら県庁所在地のようなものでしょうか?政治の中心地として栄えていた場所ですね。

万葉集の歌碑がある阿須波神社。


八幡神社。この地点の住所が「市原市市原1の1」。つまり市原市の発症の地?


光善寺には県内で最も古い石灯篭が。


この辺りはけっこう民家がひしめいているのですが、庭先を掘れば埋蔵文化財がザクザクという世界だそうです。
この古い写真は、家を建てようとして地面を掘ったら古代道が出てきたというもの。

古代道は台地を下って五所小学校の方へ伸びています。

出土品には、こんな菊の紋章が刻まれた瓦も。


歴史と言えば・・・来年の秋はいよいよ歴史博物館が開館しますね。
市原市では、単に建物だけではなく市内全体(フィールド)を博物館と捉えるという構想を打ち出しています(フィールドミュージアム)。
今回巡った神社など市内の文化財には、新たにこんな標柱が設置されました。



今回ご一緒した八幡地区の皆さんは国府推定地について口々に「知らなかった」と驚き感心されていました。
昔から市原市に住んでいる方にも、意外と知られていないのですね・・・

今後は、例えば博物館内でアプリを入手して、ゲームのようにフィールドスポット巡りを楽しめるような??そんな計画もあるみたいですよ。子どもたちも興味を持ってくれそうな仕掛けですね。
この標柱にQRコードがあって、スマホで読み込めば説明動画が流れる・・・なんていうのも良いんじゃないかな~
ともかく、これからの展開に注目しましょう。

猛暑の中、しかも思い切り蚊に食われながらでしたが(^^;)、なんのその。
地元の方にとても熱心に分かりやすく解説していただき、とても意義深いフィールドワークとなりました。
ありがとうございました!

議会よりもシビア?「事務事業の市民点検」

2021-08-01 | お知らせ
今年もやってきました!
市が仕掛けるイベント的な事業の中で、私が最も楽しみにしていて且つ皆さんにおススメしたいもの。

事務事業の市民点検」です。

毎年ブログでご紹介しているのですが、ご存じない方もまだまだいらっしゃると思います。
分かりやすいイメージとしては、市原市版事業仕分けという感じでしょうか。
無作為抽出で選ばれた市民が、いくつかの市の事業について
・ちょっと待った!(廃止・凍結)
・もう一歩!(要改善)
・いいね!(継続)
という具合に判定をくだします。

あくまでも個人の感想ですが、市議会よりもシビアですよ~

この市民点検、注目すべきは結果よりもその過程で、
説明する担当職員と点検員である市民、そしてプロの外部コーディネーターの三者の掛け合いが、ものすごく面白いんです。

傍聴の出入りは自由です。
あいにく緊急事態宣言下ではありますが、今のところ中止にはならないようなので、興味のある方は感染対策に留意してお出かけください。

日時は
令和3年8月7日(土曜日)、8日(日曜日)
両日とも午前9時~正午、午後1時30分~4時30分

場所は
市原市役所第1庁舎4階1402会議室

詳しくはこちら 市原市HP「事務事業の市民点検(2021年)」


・・・・写真は、
日頃から親交のある木更津市の田中紀子市議を事務所にお迎えして、勉強会を開いたときの様子。


熱海市の盛り土の崩落事故を受けて、開発行為を防災面から検証するというテーマでした。
興味深い内容でとても勉強になりましたが・・・

なんというか、ところ変われば行政の対応も市議会の動き方もずいぶんと違うものなのですね。。
ある意味、そちらの方がショッキングで考えさせられました(^^;)


急なお願いにもかかわらず、二日でパワーポイントを仕上げてくれた紀子さん、ありがとう~~!

皆さんの応援が励みになっています


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