市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

どちらに進む?

2011-03-30 | 環境
先ほどTVで、福島第二原発でも煙が上がったとの報道がありました。心が休まらない日が続きます。
震災による死者も1万1千人を超え、新聞でももはや「大震災」では足りず、「巨大震災」という表現になっていますね。

こんな情勢でも、県議選はどんどん間近に迫っています。
粛々と政策を訴えている毎日です。

地域の方々との対面では、震災後は話題が尽きません。
初対面にもかかわらず長時間話し込んでしまうこともしばしばです。
原発問題に関しては、やはりどの方も深く心を痛めているようです。

「これを機会に、『こんな手に負えないようなものに頼るのは、もうやめよう』と、誰もが感じてくれれば・・・」
と願う一方で、
「いや、『のど元過ぎれば熱さを忘れる』で、手っ取り早くて儲かる原発は、結局捨てられることはないだろうね」
というシビアな意見も。

同様に今、世界中の国々が「さて我が国の原発政策はどうしたものか?」と、かたずを飲んでじっと日本の行く末を見つめています。

原発の安全性への強化を図ることで国民の理解を得て、原発建設を推進する道をとるのか?
身の丈にあった生活に価値を見出して、原発に代わるエネルギーを模索する道をとるのか?


肥大化してしまった欲望はそう簡単には捨てられないのでしょうが、
それと引き換えに、私たちは未来の子供たちから安全な環境を奪っているのだということを
一人でも多くの人々に気づいてもらいたいものです。

復活しました

2011-03-27 | 環境
ご無沙汰しておりました。一か月以上も間が空いてしまいました。
実は、PCが故障してしまって・・・
先日、一念発起して新しく購入、日記も復活です。

それにしても、この間に起こったあまりにも大きな惨事。
3.11は、地震・津波・原発事故が次々と襲いかかるという、世界でも類を見ない大震災となってしまいました。

街がどんなに地震や津波で破壊されても、復興する日は必ず来ます。日本はこれまでにも何度も立ち直ってきました。
でも、放射能汚染という姿の見えぬ未知の怪物の恐怖から、私たちが完全に解放される日は、いったいいつになるのか・・・?
「こんな危険なもの、どうしてこの地震国日本に作ってしまったのよ!?」と吠えたくなる毎日です。
原発事故の実態や放射線漏れ・それによる健康被害に関する情報は日替わりで諸説入り乱れ、もう何を信じていいのやらですが、こんなときこそ感情論に走ることなく、飛び交う情報に対しては冷静にロジカルに対処していかなければ、と肝に銘じています。
(一応、理系女子の端くれですしね^^;)

そんな折、原子核物理とビーム物理を専門としておられる高校時代の先輩からのメールが目に留まりました。
私としてはとても納得させられる内容でしたので、以下要約して挙げてみました(矢印以下は私見です)。

*放射線物質拡大のシュミレーションは色々なところで行われているが、
 計算誤差が非常に大きく、100kmもの差異が生じる可能性があるため、公表については慎重であるもよう。
 健康被害に関してもまだ研究は進んでいない。
    →結局、だれも本当のところはわからないのですね・・・

*被爆国でありながら、またこれほどたくさん原子炉を作りながら、
 基礎的な放射線知識などをきちんと普及してこなかった日本の問題は歴然としている。
    →確かに!
     国民がこの分野に関してあらかじめ教育を受けていれば、
     少なくともこんなにも不安が広がることはなかったのかも。

*放射線の影響はDNAに対する確率的作用。沢山買えば宝くじがあたる(かもしれない)ようなもの。
 従って、被曝は少ない方が良いが、目に見えるほどの確率に上昇するのは相当量の放射線量になる。
 しかし、むろん少ない方が良いことも間違いない。
    →この宝くじの例えは(適切かどうかは別として)とてもわかりやすい!


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