市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

晴れたら市原、行こう

2013-05-29 | 観光
東京・丸の内 JPタワー「KITTE(キッテ)」4階から望む



今日ここJPタワーで、来年度市原市で開催される「中房総国際芸術祭いちはらアート×ミックス」の企画発表会が行われました。
出席者は主に各メディアや首都圏の企業の方々。市議会からも何名か出席しました。合わせてざっと200名くらいでしょうか。



アート×ミックスは、8月3日にリニューアルオープンする「市原湖畔美術館(旧 市原市水と彫刻の丘)」を核として、南市原の里山一帯を舞台に繰り広げられます。
要するに、アートを媒介した地域おこしです。国内外の新進気鋭の若手芸術家の皆さんが地域に入り、地元のおじいちゃんやおばあちゃん、ボランティアの若者たちと一緒に、アート作品を手掛けていきます。
廃校、小湊鉄道、地元でとれる食材など、地域の資源は何でもアートになります。今日の発表では、「え、そんなコトもしちゃうの?できちゃうの?」というような内容が盛りだくさんでした。

佐久間市長の挨拶


総合ディレクターの北川フラム氏


晴れたら市原、行こう」をキャッチフレーズに、気軽に訪れて癒される、首都圏のオアシスを目指します。


もちろん課題はたくさんあって、会場からは宿泊・交通・継続性などについて質問が出されました。
私たち議員も、チェックする眼を常に持ちつつ応援していきたいと思います。

北川総合ディレクター、佐久間市長、白鳥教育長、議員たち皆でパチリ。


最後に、茂木議員・伊佐議員とアピール♪
「第1回アート×ミックスは、来年3月21日から5月11日までです。皆さんのお越しをお待ちしてます(^^)」

(手にしているのは、会場でふるまわれた、市原産のイチジクや落花生を使ったビスコッティです)

どうしたら振り向いてくれるの?

2013-05-27 | イベント
写真は、先日参加した地方自治研修会、2日目から。



24日に国会で可決・成立したばかりのマイナンバー法の解説もあったのですが、そのことについてはまた改めてということで、この日の私のお目当ては、白鷗大学教授の福岡政行さん



学生さんたちと東北の被災地に入ってずっと支援を続けてこられた立場から、復興どころか復旧も道半ばの厳しい現状のお話しがありました。

「プレハブ(仮設住宅)のまちと化した被災地。うつ病やアル中が増えている」
「双葉町から埼玉の廃校の教室に移り、未だにそこでの生活を余儀なくされている平均年齢73歳のお年寄りの方々」
「被災者への住宅よりも防潮堤の建設を急ぐ、現場無視の行政」
「国土強靭化政策による全国へのインフラ投資の拡大で、肝心の被災地の現場作業員がいなくなってしまった」

福岡さんらしい穏やかな語り口ではあったのですが、言葉の一つ一つに空しさと怒りが込められていました。


もう一つ面白かったテーマが「地方議会改革」。



行政に対するアンケート結果が発表され、例えば

住民は議会を頼りにしていると思うか?
重要な問題は議会審議よりも事前の根回しで決められていると思うか?
議員は勉強不足だと思うか?
酒席が少なくなったと思うか?

などなど、「これって本音で答えられるの??」と思うような質問が40項目近く、それぞれ詳しいコメント付き。
出席していた議員たちの関心も高く、会場からはたくさんの質問や意見が飛びました。

「現実の議会はほとんど変わっていない。議員の間での論争を聞いたことがない」
「議会の因習、習慣でがんじがらめになっている」
「親戚や同級生のネットワークで当選している。それに頼る選挙」
「もっと議会と住民が話し合う場を設けるべき」
などなど・・・。

その中で私が注目したのは、

「議員は、地域エゴを押し通していいのか。地元ではなく、市全体のことを考えなければならないのではないか」
という問題。
私も、それはその通りだと思っているのですが、あるパネリストの方が、
「議員は少なからず地域や団体のエゴをしょっている。そこからあげられた声を議会に持ち込むのは、ある意味当然のこと。肝心なのは、そうやって持ち寄った意見をすり合わせ、取捨選択して市全体の利益にまとめていく力。それが議会にはまだまだ足りない」
というようなことを話され、それにも納得。

それから、
「我々は、市民に開かれた議会をと、議会報告会を積極的に開いている。ところが、市民が議会に全く関心を持たず、なかなか集まってくれない。いったいどうしたらいいのか」
という意見。
これは確かにそうなんですよね。私も定期的に報告会を開きながら実感しているところです。
一般的に、選挙の際の集会などには集まっても、当選したあとは知らんぷり、という印象が強い(市民ネットは違いますが(^_^;))。
自分が投票した議員が、議会でどんな発言をして普段はどんな活動をしているのかなんて、知っている住民はごくごくわずかでしょう。

一体どうすれば振り向いてくれるのか?
これは、住民自治の根幹にかかわる、とても重要で難しい問題です・・・。

八幡臨海まつり

2013-05-26 | イベント
第37回 八幡臨海まつり





例年雨天になることが多いそうですが、今年はいいお天気で良かったです。
臨海部の企業とともに歩んできた八幡地区。会場には企業の屋台もたくさん並んで、大変な賑わいを見せていました。
市のクリーン推進課もブースを出して、小型家電の回収受付やごみの分別クイズを行っていました。

佐久間市長と、市のマスコットオッサくんも駆けつけました!


保護司会の皆さんと、山本友子さん、山口勇議員と記念撮影。


憲法96条を変えるってどういう事?

2013-05-25 | イベント
昨日は朝から八幡宿駅でのチラシまき、事務所で木更津市民ネットとの合同会議、国分寺台公民館でキャラバン隊いちょうのリハーサル、災害に強い市原のまちづくりに関する調査特別委員会、と予定がギッシリ。
特に特別委員会は議論がかみ合わず、疲れ果てて持病の頭痛が出現したほどでした・・・。
私も弁が立つ方ではないので、「何かおかしい、こんなはずじゃない」と思いながらもうまく表現できず、結局余計に会議を混乱させてしまったような気がします。
情けないですが、今の自分ではこれが限界ですね。

でも、これは正しい(あるいは間違ってる)と自分の中で確信したことについては、相手が誰であろうが表現が稚拙であろうが発言するのが私の性分だし、議員としての務めだと思っています。


さて、この日最後の締めくくりは、憲法問題の学習会でした。
憲法改正手続 各国比較」。講師は大学教員の齋藤和夫さんです。
憲法の前文を、純粋な(?)市原弁で朗読するという面白い趣向もありました(^^)




安倍首相が改定に意欲を燃やしている憲法96条。憲法改正のルールを定めている部分です。
現行では、衆参両院で総議員の三分の二以上の賛成で国民投票へ。さらに国民投票で過半数の賛成が得られれば改正が成立する、とされていますが、「議員の三分の二以上」の部分を「過半数」に緩和する、つまり、憲法をもっと簡単に改正できるようにしよう、というのが安倍首相のもくろみです。

自民党は、「世界的に見ても、日本の憲法は改正しにくい」と述べていますが、果たして本当にそうなのでしょうか。
米国、フランス、韓国、中国など世界7か国との比較では、決してそうではないことがわかりました。むしろ過半数に緩和すると、日本は最も条件が緩い国になってしまう?

ではここで質問。
そもそも、憲法って、誰に対して定めたものでしょうか?

「もちろん、日本国民に向けて定めたものでしょ」と思われる方が多いと思います。
ところが実はそうではないんです。

答えは、
「国家権力に対して定めたもの」なんです。
つまり、権力者(政府)に対して、「国民の人権を守りなさい」「国民の自由を保障しなさい」「軍隊を持ってはいけません」と言っているんです。私たち国民に対してではないんです。

ちょっと意外だったでしょう?

そう考えると、縛られている側(政府)が、「もうちょっとハードルを低くしたいな」と思うのはわからないでもないのですが、だからと言って私たち国民がそれを簡単に許してしまってもいいのでしょうか。
普通に考えて、国会議員の三分の二の賛成も得られないような条文って、どうなんでしょう。法律の改正とはワケが違うんです。国の最高規範である憲法が、半分の賛成で変えることができちゃうなんて、やっぱり変ですよね。


さて、下の写真は、前回のブログでご紹介したタオル帽子の完成品です。事務所の仲間が私の分を仕上げてくれました。

この1枚のタオルが・・・


こうなりました!

命を紡ぐ「タオル帽子」

2013-05-23 | お知らせ
今朝、五井駅でチラシを配布した際に撮った、設置されたばかりの真新しい観光案内板。





圏央道が開通し、上総更級公園がオープンし、いちはらアート×ミックスの開催を約10か月後に控え、市外からの観光客を迎える準備が徐々に見えてきたという感じです。

来週29日は、東京丸の内のあの話題の「KITTE」内で、アート×ミックスのプレスリリースが行われます。
もちろん、私も出席する予定です。
この日を弾みに、3月の開催に向かって一気に盛り上がっていくのではないでしょうか。皆さんも、ぜひ期待してくださいね。


さて、今日は事務所内で「タオル帽子」の作り方講習会が開かれました。
講師は、西島一恵さん。千葉県骨髄バンク推進連絡協議会の運営委員でもいらっしゃいます。



タオル帽子の普及活動は、岩手県のホスピスの会から始まりました。
抗がん剤で髪の毛が抜け落ちても困らないように、また、少しでも闘病生活の心の支えになるように、との願いが込められた、手縫いの帽子です。
タオル1枚から簡単に作れて、汗を良く吸い、洗濯も簡単にできる、と実用性は抜群です。
西島さんは、ご家族を白血病で亡くされた後にこの活動を知り、ほどなくご自身も携わるようになりました。
制作された帽子は、県がんセンターやこども病院などに届けられ、多くの患者さんを励まし続けています。

私は残念ながら、型紙に沿ってタオルを裁断したところで所用のために中座してしまいましたが、それぞれが持ち寄ったタオル一本一本は、きっと素敵な帽子に変身していることでしょう。
明日事務所で完成品を見るのが楽しみです。




今日はこのほかにも、特定非営利活動法人「こころの相談室いちはら」の総会にも出席しました。
引きこもりやニート、うつなどのあらゆる相談を受け、そうした人々の居場所となって支え続けてきた活動も、10年目となりました。
ほとんど手弁当でカウンセラーを務めているスタッフの皆さんはじめ、事業を支える多くの方々の熱意には本当に頭が下がります。


西島さんといい、「こころの相談室いちはら」の皆さんといい、市原市には、強い志と行動力を持った方々がこんなにも活躍しているのだと改めて思い知らされ、私も心が熱くなった一日でした。

フル回転。

2013-05-22 | 日々のあれこれ
今日も昨日に引き続き、地方自治セミナーin明治大学。



夕方帰宅したのち、夜は市原市地域保健医療協議会の総会へ。
どちらもなかなか面白い内容で、報告したいことはたくさんあるのですが、
次の機会に譲って今夜はもう休みます。
明日は早朝から五井駅での通信配布なので・・・。

寝不足はお肌の大敵ですしね(笑)

慰安婦制度発言について

2013-05-20 | 日々のあれこれ
今日は地方自治の勉強会で、明治大学へ。



会場のほとんどは、全国から集まった地方議員たち。
震災復興から地方分権、税財政に介護保険まで、実にさまざまな分野での講演が行われました。
全体的に、話が総花的であったことと、特に演者が役人の場合、国の政策の宣伝っぽく聞こえてしまったのが少々難ではありましたが、最新の情報を知る良い機会となりました。




さて、最近世間を騒がせている日本維新の会の橋下共同代表の発言について、私も一言だけ。

彼の一連の発言を聞いていると、日ごとに巧みにニュアンスを変えているように思いますが、
やはり最初の発言の
「あれだけ銃弾が雨嵐のごとく(略)・・・どこかで休息させてあげようと思ったら慰安婦は必要なのは誰だってわかる」というくだり、
それから、米軍司令官に対する風俗業活用の進言、
以上の二点には、いくら彼が後に「当時の話だ」と強調したところで到底覆せない、本音が表されていると思います。
そして同じように考えているのは、決して彼だけではありません。
ですから私は、選挙のためのうわべの謝罪や撤回など、全く必要ないと思います。

むしろ私たちは、彼の発言から、戦争とはこんなにも悲劇を生むものなのだ、ということを素直に感じ取らなければなりません。

戦争はこのように、他人の命ばかりか、欲求の自由も、女性の尊厳も、簡単に踏みにじってしまうものである。だから、過去の過ちは深く反省し、このような悲劇を二度と繰り返さないよう、自分は断固として平和を希求する。

橋下さんがこんな風に締めくくってくれていたら、きっと評価が違っていたでしょうに・・・。

市原市と長野県 交流の歌声

2013-05-19 | イベント
今朝は姉ヶ崎駅で市民ネット通信を配布する予定でしたが、雨で延期。
今週から来週にかけて各駅に立つ予定なので、見かけたらぜひ手に取ってくださいね(^^)/

そうそう、
一昨日になるのですが、新聞に織り込まれた「議会だより」は、皆さんご覧になりましたか?
議員自らが編集している最後のページ「議員の小部屋」では、今回南市原のまちづくりについて特集しました。
そして、編集後記は私が担当しました。お恥ずかしい文章ですが、一読いただけると嬉しいです。


さて、今日は市原でとても楽しいイベントがありました。

歌声サミットin市原」。
歌い手&語り手は、長野県安曇野出身、ギタリストで歌手の堀六平さんです。



主催は「いちはら歌声を楽しむ会」「昭和の歌を歌う会」「歌声列車in小湊鉄道」「みんなで歌おう会」のみなさん。なんと堀さんの地元長野県からも、歌声サークルの皆さんが観光バスで駆けつけて下さっていました。
私は所属する信濃会の関係からこのイベントを知ったのですが、ここ市原市で、まさかこういう形で故郷長野県の皆さんと交流できるとは思ってもみませんでした。



堀さんの話術と歌声の素晴らしさは、綾小路君麿か牧信二を彷彿とさせるほど(決して大げさではありません)でしたし、次々と繰り出される童謡唱歌や懐メロの大合唱にはとても圧倒されました。
私は会場内では超若手(?)でしたので、知らない曲もあったのですが、場内の一体感がとても心地よく、充分楽しめました。

六平さん、長野県の皆さん、ぜひまた市原にいらして下さい!
その時はきっと今日よりもっと大勢の市原市民で歓迎いたします(^^)/

ノーサイド!

2013-05-18 | イベント
このところ、5月らしい爽やかなお天気が続きますね。スポーツにはもってこいです。
・・・ということで、今日は幾つかのスポーツイベントから。


石塚小の運動会



大玉ころがしって、頭上の玉を落とさないように送っていくイメージしかありませんでした。地面の上を転がすやり方に、ちょっとビックリ。

続いて、八幡小の運動会


ここでは、ミストシャワーを発見!

写真ではわかりにくいのですが、ホースから絶え間なくミストが噴出しています。
確か昨年の議会質問で、熱中症などの対策として学校施設へのミストシャワー設置についての質問が出て、検討する旨の答弁があった気がするのですが、いつの間にか設置されていたのですね。
ちょっと能力が小さいかなと思うのですが、有効に活用されているのでしょうか・・・?


そしてこちらは、「ゼットエーオリプリカップ 市原市ラグビーフェスタ」


ラグビー協会会長の捧議員はじめ皆さんのご厚意で招待していただき、日本IBMビッグブルーVSヤクルトレビンズの試合を観戦しました。





近くによると、バシッ!ガシッ!という激しい音が聞こえてきて、ものすごい迫力です。
私はかつてラガーマンだった及川議員から丁寧に解説をしていただいたのですが、仮にルールがよくわからなくても、たくましい筋肉と筋肉のぶつかり合いを感じるだけで、(特に女子は)気分がアガると思います(笑)。
と言っても意外にルールはシンプルですし、格闘技の要素を持ちながらも、イギリスが発祥の地というだけあって紳士的で高い精神性が要求されるというところも魅力の一つです。
走る、投げる、蹴る、飛ぶ、組む・・・いろいろな技が詰まっているので、誰でも楽しめますよ。
皆さんもぜひ一度、生でご覧になってみてください!

市原市には、せっかくこんなに立派な競技場もあることですしね(^_-)。
ゼットエー オリプリスタジアム

魅力満載の外房を訪ねて

2013-05-17 | 日々のあれこれ
長男と家で二人きり。

パソコンで作業をしていてふと気付くと、家の中が不気味に静まり返ってる!!!
ついさっきまで、長男が広告をビリビリ破いてシャカシャカ振っていた音がやかましく聞こえてたのに・・・。

「しまったっ!」と慌ててつっかけを履いて外に飛び出しました。
何しろ今まで行方不明は数知れず。蘇我、船橋、都内と、見つかった先も半端な距離ではありませんから。。
ドキドキしながら、どっちの方角へ探しに行くべきかきょろきょろししていると、
道の向こうにこちらへ向かって走ってくる長男を、無事発見!

嬉しそうにジュースのペットボトルを3本抱えていました。それと、お財布も。
近所の自動販売機で買ってきたようです。
すぐに見つかって良かった~と、胸をなでおろしました。

ジュースが飲みたかったのではなく、彼が欲しかったのはペットボトルのキャップ。
たくさんため込んで、キムチの入っていた空容器に入れ、救い上げては落としてジャラジャラと音を鳴らして楽しんでいます。
彼独特の感覚遊びです。




さて、下の写真は、前回のブログに載せた海洋生物環境研究所への視察の帰りの寄り道にて。

いすみ市 太東岬(恋のビーナス岬)


残念ながら、霧に閉ざされて海がほとんど見えませんでした。
太平洋に向かって絶叫したかったのに~(笑)。

飯縄寺




初代「伊八」武志伊八郎信由の彫刻。これは実に圧巻でした。


波を彫っては天下一といわれ、あの葛飾北斎の「富嶽三十六景」の波に大きな影響を与えたのだそうです。
肝心の最も有名な彫刻は撮影禁止の本堂内にあり、ここではご紹介できないのが実に残念です。
興味のある方は、ぜひ実際に訪ねてみてください。この目で確かめる価値は、絶対ありますよ。

お茶に立ち寄ったのは、ここ。

睦沢町 「自力の楽園 まことの里」。
以前市原市で自力整体の教室を開いていらっしゃった真栄城さんという方が、古い一軒家を改装し、自然食のランチを提供しています。



縁側から見える、のどかな風景に癒されました♪

皆さんの応援が励みになっています


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