市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

団地再生へのプロジェクト

2022-10-30 | 市民活動
辰巳台まちづくり協議会の会合に出席しました。



14年前の発足以来、公園愛護活動、河川愛護活動、道路愛護活動をはじめ、
高齢者の健康維持のためのスポーツイベントやゴミ拾いイベントを仕掛けたり、
耕作放棄地を花壇によみがえらせたり。
中央公園で年に一度開くラベンダーマルシェも、もうすっかり地域住民に定着しましたね。

そして今回の会合では、今後の一大プロジェクトとして、
団地中央にある未利用市有地の活用を進める事を、皆で再確認しました。

地域住民でできること、行政がやらねばならないこと、民間の知恵と力を借りること。
連携しながらそれぞれ着実に前に進めていかねばなりません。

特筆すべきは、初めて10名もの職員が顔をそろえたこと。


しかも、
都市計画課、地域連携推進課、公共資産マネジメント課、土木管理課、交通政策課・・・
縦割り文化が根強く残る行政にあって、
これだけの多くの部署からの参加は、前代未聞と言えるかもしれませんね。

この活用放棄市有地問題(?)は長年の懸案事項で、
私も何度か議会で質問したのですが、行政の腰が重く、なかなか前に進みませんでした。
ようやくようやく、明るい兆しが見えてきた・・・かな?

職員の皆さんには、ぜひ自分ごととして職場に持ち帰って、
団地の活性化のために一丸となって取り組んでいただきたいと思います。


市原市が全国消防操法大会の会場に!

2022-10-29 | 防災
雲一つなく、暑くも寒くもなく、風もない、これぞザ・秋晴れ!の土曜日。
菊間の千葉県消防学校全国消防操法大会が開かれました。



それこそ北海道から沖縄まで、全国各地から予選を勝ち抜いた消防団45隊が集結。
コロナ禍を乗り越えての久々の大会が、ここ市原市で・・・。
滅多に観ることができないだけに、私も自ずと興奮気味に(^^ゞ

きびきびとして一糸乱れぬパフォーマンス。
緊張感も伝わってきました。


こちら山口県萩市の消防団の指揮者、凜々しい女性に目を奪われました。




各消防団の色とりどりの幟旗が、勇壮で美しかった!


出場者や関係者の皆さま、お疲れさまでした。
改めて、地域の安心と安全を守るために日夜活動されている消防団の皆さまに、
心から感謝したいと思います。


大人の社会見学 ~救命救急編~

2022-10-25 | お知らせ
またまた市民ネット主催のイベントのお知らせです。
今回は、ちょっと趣向を変えて・・・

大人の社会見学 ~救命救急編



消防局の全面協力を頂いて開催します!

第1部は「市原市の救命救急のリアル」と題して、
担当職員に救急や救助の実態をお話していただきます。
新型コロナウィルス感染症の拡大という危機にどのように立ち向かったのか?など、
ここでしか聞けない裏話や救急隊員の本音も聞けるかもしれませんよ~

そして第2部は「消防ロボット・スクラムフォースの訓練見学」です。
世界最新鋭のロボットシステムが市原市だけに配備されていること、ご存じでしたか?
東日本大震災で市原市内の石油タンクが爆発したことがきっかけで、
総務省消防庁が開発したのだそうです。
消防隊員が近づけないような危険な現場で、スクラムフォースの出番となります。




(市からお借りしました)

この4台のロボット達には、それぞれ役割があるんです。
当日は解説付きでその任務を間近に見ることができますよ。

そして何と!
12月にはスクラムフォースがミニカー「トミカ」として発売されるそうです^^
ちょうど良いタイミング!

市の資料より


この機会にぜひ実物をご覧になって下さいね。

大人の社会見学 ~救命救急編~
11月14日(月)
第1部 13時15分~ @消防局2階講堂
第2部 15時00分~ @市原市総合防災センター
*1部のみ・2部のみのご参加も可能です。
要予約。お問い合わせ・ご予約は市民ネットまでお願いします。


不登校カフェを開きました

2022-10-24 | 教育
開催のきっかけは、森山さんが議会で不登校について取り上げ、
その報告を市議会リポートに載せたところ、
その記事を見た保護者の方々や、不登校支援に造詣が深い大学教授から事務所に連絡が入ったこと。
その方々を交えてお話しする機会を何回か持つ中で、
悩みを抱える家庭がそれぞれ孤立していること、
情報がほとんど届いていない中、手探りでご苦労されていることがわかりました。
またその一方で、
この問題に関心を寄せ、何か自分にできることはないかと思っておられる方々もいます。

そこで、まずはこうした方々を繋ぐ場を設定しようと思ったのです。

当日は、親子連れやフリースクール・保育施設の運営者、カウンセラー、
子どもの頃不登校を経験した方など、様々な立場の方が集まり、
私たちの予想を超える人数となりました。





「情報の一元化や、サポートしてくれる場(人)がもっと必要」
「子どもが家にいると働くことができないので、経済的にも苦しい」
「ICT教育をもっと多様な学びのために活用してほしい」
などなど、体験や経験に基づく具体的な意見がたくさん集まりました。
これらのご意見を踏まえて、近日中に市長に直に要望をさせていただく予定です。

でも、何よりも保護者の方からこんな感想をもらえたことが、私の胸に焼きついています。
「ずっと、同じ境遇の方と話がしたいと思っていました
「無理に学校に行かなくていいと思うものの、
その一方で、高校は?その先は?と、将来が全くわからず不安でした。
今日は、未来を見せてもらえて良かったです

是非また次につなげていきたいと思っています!


**********因みに、令和3年度のデータですが、

市原市の不登校は小学生の約1%(138人)、中学生の約4%(279人)。
そのうち、市の適応指導教室(市内3カ所)に通えている子どもは、僅か21人です。
その他の子ども達は、それぞれの家庭でどのように毎日を過ごしているのでしょうか・・・。

行政(県・市)の対応としては、適応指導教室の他に、
・中学校では、県のスクールカウンセラーや
市のスクールカウンセラーアシスタント(全中学校に一人ずつ配置)
・小学校では、全小学校に県のスクールカウンセラー、小学校33校に心のサポーター
・市独自のスクールソーシャルワーカー2名
・中学校8校が不登校対策推進校の指定を受け、児童生徒支援加配教員1名
などとなっています。


市長と町会長で語ろう 未来創生ミーティング

2022-10-23 | 市民活動
市長と町会長の皆さんとの意見交換会『市長と町会長で語ろう 未来創生ミーティング』が
3年ぶりに開かれています。
市長が市内12カ所の公民館などを2週間くらいかけて回ります。

写真は、市原地区のミーティングの様子。八幡公民館でわれました。


私はこれまでに5会場を傍聴しました。地域性がよく見えて、とても勉強になりますね。
市原地区では、八幡宿駅西口に計画されている複合施設が焦点に。
辰巳台地区では、団地中央にある市有地の活用や防災について。
南総地区では人口減少問題など。
ちはら台地区は、
子どもが増えているエリアと独居高齢者が多いエリアが混在しているという難しさ。

今日の午後開かれた国分寺台地区では、
町会役員の担い手不足問題で本音トークが飛び交って、なかなか興味深かったです。
しまいには「そもそも市の職員の3割もが町会に加入していないなんて、おかしいじゃないか」
なんて意見も飛び出して市長もたじたじに・・・なんて場面もありました。

ともあれ、常日頃地域のために活動しておられる方々の生の声は貴重ですね。
私もノートにびっしりとメモしましたので・・・
これらがどう市政に反映されていくか、注視していきたいと思います。


議会倫理検討プロジェクトの報告が出されました

2022-10-22 | 議会
昨日、臨時議会が開かれました。
エネルギーや食料品などの物価高騰に、急きょ対応するための補正予算案の審議です。

生活困窮家庭、障害者や高齢者の福祉サービス事業所、保育施設、
農家、市内事業者、交通事業者などへの補助の、さらなる強化。
合計約7億8千万円で、その内訳は国からの臨時交付金62%、
あとは市の独自財源から前年度繰越金で補います。

特に異議なく、すんなり可決されました。

それぞれどんな対象者にどの程度の補助金が出るのか、詳しい情報をお知りになりたい方は、
お気軽に市民ネットまでお問い合わせ下さいね。


********閉会後は議会改革推進協議会が開かれ、
議会倫理検討プロジェクトチームによる答申が承認されました。
(私も委員として出席しました)

答申の中身は、
「議員の政治倫理条例を制定することなどを目的とした特別委員会の設置が必要」というものです。
プロジェクトチームといういわば"内輪の場"から、
特別委員会という”公式の場”へとステージを移すことで、
基本的に協議内容が公開され、議事録が残ることになります。
目的を果たすまで時間は多少かかるかもしれませんが、
公平公正・活発な議論が展開されることを期待したいと思います。


********早朝、八幡宿・五井・姉ヶ崎の3カ所で通信を配りました。
写真は姉ヶ崎駅にて、ゆるキャラあねぼんに癒やされている森山さん(^^ゞ




We are Buddies! 大人と子どものフラットな関係。

2022-10-20 | 子ども
五井駅西口のアーケード「シンコ-プラザ」にある
コワーキング兼イベントスペース「Co-saten(コーサテン)」。
オープンロード合同会社さんが次々と地域おこしのイベントを仕掛け、
今やまちづくりのイノベーションの原動力として、すっかり定着していますね。

そんなコーサテンさんでこのほど始まる取組、これがまた注目ですよ。

『We are Buddies』

Buddiesとは「仲間」とか「相棒」といった意味だそうですね。

赤の他人の大人と子どもがペアになって、月に2回ほどのペースで一緒の時間を過ごす。
何処で何をしても基本的に自由。公園、博物館、カフェでも。
二人で相談して決めます。


ぱくたそ(www.pakutaso.com)

フラットな信頼関係」が鍵となるこのプログラム。
オランダではもう40年も続いていて、
社会のセーフティーネットの一つとして機能しているのだそうです。
日本では東京と群馬で始まっているそうですが、
今回ここ市原市でも取り組まれることとなりました。

これまでの例では、子どもバディは何かしら支援が必要なご家庭のお子さんが多いようですね。
大人バディは大学生も多いようです。

なんとなくイメージは掴めたかしら?
詳しく知りたい方は、こちらを是非  『We are Buddies』

一般社団法人「We are Buddies」代表理事の加藤愛理さんからのメッセージの抜粋です。
「一人の子供を育てるには、一つの村が必要」という、アフリカのことわざがあります。
かつては日本でも、多くの大人が子育てに関わっていたはずです。
「私が頑張らなくては」という想いで子育てをされている保護者の方が
たくさんいらっしゃるような気がします。
寂しい思いをしているお子さんも、いらっしゃると思います。
苦しい思いをしている方が楽になり、子どもと無縁に生きている人が子育てに関わり、
登場人物みんなが優しい気持ちになれるような社会を目指し、このプロジェクトを発足しました。


コーサテンさんによる紹介はこちら
  「10歳も20歳も年の離れた"相棒”と出会う、バディプログラムはじめます!」

コーサテンさんでは
10月28日(金)10:00-11:30 と 18:00-19:30
に説明会が開かれます!
 We are Buddies説明会参加申し込み


大人バディや子どもバディに登録してみようかなとか、プログラムにちょっと興味のある方、
どなたもまずは気軽に参加してみては如何でしょうか^^


「いちはら子ども未来ワークショップ」第2回目を傍聴しました。

2022-10-15 | 子ども
国分寺台のウエルコミにて


YOUホールを「(仮称)子ども未来館」にリニューアルするための意見交換。
第1回目の様子はこちらのブログです  【子ども未来ワークショップ】

今回の参加者は、保護者や小中学生や高校生。
それぞれテーブルに分かれて、活発な意見が交わされました。









私が聞いていて気づかされたのは、
「点の見方だけで考えてもダメだな」ということ。
つまり、建物だけを見て機能を考えるのではなくて、
周辺の公共施設(上総更科公園、図書館、保健センター、アリオなどの商業施設)との関連性、
それから人の流れをどう見込むか。
地域全体を見て考える必要がありますね。

さらに視点を五井駅周辺に広げると、
市は西口のサンプラザ市原五井会館もリニューアルを検討している最中で、
特に五井会館で想定されている機能には
「子どもの学びや遊び」「子どもの居場所」も含まれているんです。
(仮称)子ども未来館と、これらの施設の機能をどう棲み分け、連携させるのか・・・
今後どう整理されていくのでしょうか。

さらに、視点を市原市全体に広げましょう。
ワークショップでは
「せっかく施設ができても、子どもだけで来ることができない」
「周辺の子どもしか使えないのであれば、公民館や児童館と同じではないか」
「巡回バスを出して欲しい」
というような、アクセスに関する意見がとても多かったんです。ごもっともです。
これも重要な検討課題ですね。

次回3回目は、市長との意見交換が行われるそうです。
どんなやりとりがなされるのか、引き続き注目したいと思います。

※写真は許可を頂いてスタッフのIさんからお借りしました。
ありがとうございました♪

縁側でお茶、ならぬ駄菓子屋。

2022-10-12 | 市民活動
五井駅西口・駅前通り沿い、上宿公民館のすぐ隣。
古民家風の一軒家に、昔懐かしい駄菓子屋さんがオープンしました!

その名も「駄菓子屋 ごい商店」
この日は秋祭りということで、子どもから大人まで、たくさんの人が詰めかけていました。



駅近なんですが・・・この軒先の感じ、懐かしい・・・


店主(?)の小川さん。
実はこの家はシェアハウスで、一緒に暮らす仲間とごい商店を立ち上げました。
3歳児のママです。


子どもも大人もお年寄りも外国人も、
ご近所さんが気軽に立ち寄ってつながる場所を作りたいという思いから始めたとのこと。
ユニークで素晴らしい発想ですよね。



山形の郷土料理の芋煮。
この日のために、お知り合いがわざわざ山形から駆けつけて下さったそうです。
大鍋でグツグツ煮込んだお料理を、皆でシェアして思い思いに庭先で食す・・・
この感じがまた良いですよね。


他のお店とコラボした食べ物や雑貨もたくさんありましたよ。





「SEGAREセガレ」さんのフレッシュフルーツシロップ、紅茶割り♪


「駄菓子屋 ごい商店」は、毎月第一・三金曜の11:00-17:00の営業だそうです。
縁側でゆったりとしたひとときを過ごしたい方、ぜひ訪ねてみて下さいね。




「小さなフリースクール ひゅっげ市原」さんを訪ねました

2022-10-10 | 教育
先日告知した「不登校カフェ」、来週の水曜日です^^
予約は要りませんので、関心のある方はぜひ足を運んで下さいね。
不登校カフェを開きます

参加して下さった方それぞれが何かしら希望が持てて、
次に繋げることができるような集まりになると良いなぁと思っています。

当日は、一般の保護者の方々以外にも、
公認心理師や教育の専門家など、
アドバイスしたり支援したりする立場の方々にもご参加いただける予定です。

現在市内で唯一、フリースクールを運営しておられる杉山優美さんも、そのお一人です。
先日森山さんと、ちはら台にある『小さなフリースクール ひゅっげ市原』さんを訪ね、
杉山さんから色々とお話を伺いました。



学校になじめない・行きたくない、という想いは決して悪いことでも恥ずかしいことでもない。
その子に一番あった学びの場の選択肢が、学校以外にあっても良い。

自分で決める事ができて、自分の「好き」を見つけることができる、
「ひゅっげ市原」さんのような居場所が、市内にもっと増えると良いですね。

小さなフリースクール ひゅっげ市原
※(HPより)
様々な理由により学校に通っていない、小学校1〜6年生のためのまなびとあそびの居場所です。
定員が一日に4人なので、落ち着いた環境で学びや遊びに取り組めます。



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