市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

ふる里

2010-12-11 | イベント
今年も残すところあと20日あまりとなりました。
年末年始の休みに帰省するべく、久しぶりに故郷と連絡をとった、なんて方も多いのではないでしょうか。
クリスマスやお正月などのイベントには、生まれ育った土地の風土や各家庭の習慣が、特にくっきりとあぶり出されるように思います。
たとえ故郷へ帰らずとも、なにかと自分のルーツに思いを馳せる機会が多い今日この頃・・・。


さて、長野県出身の私、同郷の大?先輩でいらっしゃる上符玲子議員のお誘いを受け、
先日初めて「五井大市」での信濃県人会による出店に参加してきました。



五井駅西口にて毎年この時期に行われる「五井大市」。
なんと350年も前から続く伝統行事なのだそうです。
地元商店や露天商などの出店や大道芸などのパフォーマンス、フリーマーケットなどが、にぎやかに繰り広げられます。

私は、その一角にある信濃県人会のブースで、お雑煮や五平餅などの郷土料理を売りさばくお手伝いをしました。



その間、傍らのスピーカーから流れるは、県歌「信濃の国」。
あちらでは小学校に上がると校歌や君が代と同列で真っ先に教わり、だれもが歌える、全県民のまさに心の曲です。
久しぶりにこの勇ましい曲を聞いていると、なんだか雑煮を盛る手にも力が入るような気が(笑)
しかしながら、郷里の先輩方のパワーにはまだまだ勝てないとつくづく感じた次第です・・・

そしてもうひとつ。



見えにくくて申し訳ないのですが、ここは赤穂浪士が仇討を果たしたという吉良邸跡です。
暗闇のお屋敷の前で元気にピースサインをしておりますが、このときの時刻は真夜中の1時。

実は先月、首都圏に住む高校同窓生仲間による「大人の夜行軍」という恒例行事がありました。
夜中の24時に両国を出発して、吉良邸跡などの都内名所をおさえつつ、15キロほどの行程をひたすらもくもくと歩き、ゴールの築地でお寿司を食べ、始発電車で帰宅する・・・
という、はたから見ると意味不明で無茶苦茶な強行軍です。

「夜行軍」は、もともとは母校の伝統行事です。
大人になった今、あのころを思い出しながら都会の夜道を歩いてみようよ!という発想から、
「大人の夜行軍」が始まりました。
当日は、下は大学生から上は50代まで30名もの同窓生が集まり、
途中で若干名が道にはぐれたり(←実は私です。。)、警官に職務質問を受けたり(←これも私。。)しながらも、
みな無事に夜明けの築地でお寿司にありつく事ができたのでした。

私は恥ずかしながら?徹夜初体験でしたが、興奮していたせいか眠気も疲れも全くなく、終始写真のように元気一杯でした。

ただ、八幡宿駅に帰着したとき、朝日がやたらと目に眩しく感じましたが・・・^^;

いのちの山河

2010-12-08 | イベント


という訳で。
三男が作ってくれたフェイジョアジャムです!

制作中の図↓


朝、トーストにたっぷりつけたり、自家製のヨーグルトに入れたりして頂いてます。
なかなか美味しい・・・

ぼーっとしているハハなので、マメな三男には結構助けられています。
このまま精進して、ゆくゆくは弁当男子に。。将来はイクメンかな~(^^)

*****

さて、先週は映画館で涙しました。
最近涙腺がゆるい私。

いのちの山河 日本の青空Ⅱ
約50年前、岩手の豪雪・貧困・多病にあえぐ寒村で、
老人医療費や乳児医療費の無料化や、全国初の乳児死亡率ゼロを実現させた
一人の村長の生涯を描いた実話です。

生命尊重こそが政治の基本でなければならない」という政治理念、
誰でも(赤ちゃんからお年寄りまで、貧富の区別なく)、いつでも(24時間365日)、最高の包括医療サービスを享受できるように」という政治目標、
首尾一貫した決断と行動力。

ずしんと心に響きました。

そして、妻役のとよた真帆の押さえた演技も実に印象的でした。これまた泣けました・・・

幸せの見つけ方

2010-12-04 | 障がい者
先日何気なくつけていたテレビを見て、大泣きしてしまいました。
その番組は、三人の息子全員が障害児という一家のドキュメントでした。

長男は、脳の発育不全のため年ごとにからだが弱まり、いつ命が尽きるのかわからない。
次男と三男は、人と交わることが出来ない、自閉症児。
息子たちが、仲良く遊ぶ姿も、喧嘩をする姿も、見ることのない生活。
母親は、壮絶な子育てをしながら、
健常児を産めず、誰もが手にする幸せを家族に与えられない自分をずっと責め続けていました。

ところがある日、
施設から戻った長男の布団に、いつの間にか次男と三男がもぐり込んで川の字になって眠る姿を見たとき、心が震えるほどの幸せを感じ、それから考えが変わりました。
幸せは他人の物差しではかるものではない。自分の心の中にいつでもあるのだ、と。

「もしこの子たちを産んでいなかったら、また別の出逢いがあって、幸せな人生があったと思います。
でもそれはきっと、この子たちがいる今の幸せほどではないと思います。」

静かに微笑んで語る母親の表情はとても穏やかで、何の気負いも感じられませんでした。

一方、
昨年話題になった、超難関コンクールで見事優勝した盲目のピアニスト。
彼の母親はマスコミにこんな事を語っていました。
「『この子にはピアノの才能がある!』そうわかったときに、目の前にパッと光が差してきたように感じました。それまでの私達は、将来になんの希望もない深い暗闇の中にいました。」

二人の母親の幸せの見つけ方は実に対照的です。


私の長男が三歳のころ、知能検査をした施設の職員に、
「将来、この子が私を『お母さん』と呼んでくれる日は来るのでしょうか?」
と泣きながら質問したことを今でもはっきりと覚えています。
あれから14年、長男からはまだ一度も「お母さん」と呼びかけられることはないのですが、
今の私は、そんなことはもうどうでもいいと思っています。

ピアノが弾けなくても、生涯「お母さん」と呼べなくても、
決して暗闇の人生なんかではない。
それなりの幸せは、きっとどんな人の周りにもゴロゴロ転がっているのでしょうから。

*****

さて、写真は、
うちの玄関先で実ったフェイジョアです。二つに割ると、こんな感じ。
生で食べると、少しキーウィに似た感じの酸味があります。
ちょっと珍しいでしょう?



フェイジョアは6月ごろに咲く花もとてもかわいらしく、私の大好きな木です。
これから、この収穫した実を使って三男がジャムを作るそうです。
楽しみだな~♪

アクシデント

2010-12-01 | お知らせ
病院での仕事を終え、施設に寄って長男を引き取っての帰り道、
三男のお誕生日ケーキを買おうとお店に寄り道しました。

ところが、お店の駐車場に車を止めるや否や、
いきなり長男がドアを開けてお隣の車にぶつけてしまいました。
幸い傷は見当たらず、相手の方も怒るどころか逆にこちらを気遣って下さって事なきを得たのですが・・・
冷や汗ものでした。

長男はまだ「隣の車に気をつけながらドアを開ける」ということが理解できてない・・・
そのことは十分承知しているので、
普段はなるべく隣に車がないスペースに停めるようにはしているのですが、
混んでいたりしてそうもいかないときは、本当に困ります。

よく、お店に近い位置に身体障害者用の駐車スペースがありますよね。
車椅子が操作しやすいように広めに確保されているこの場所、
知的障害者も使えたら便利なのにな~とこんなときに思います。
スペースの広さだけでなく、お店に近いというのもいいのです。
車を降りたとたんにダ~ッと駆け出していってしまうので、お店までの距離があると事故に遭いそうで怖いから^^;

ともあれ、苦労して?手に入れたケーキは、皆で美味しく頂きました。

*****

時間の合間を見て、ネット通信秋号をポストインしています。
100件に1件くらいの割合で、初対面の方から「応援するから、ぜひ頑張って!」と声をかけていただくことが♪
本当に嬉しく、ありがたく思います。
このネット通信、季節ごとに発行されていますが、
市会議員による議会報告やネットの活動のエッセンスがギュギュッと詰まっているので、ぜひ皆さまに目を通して頂けたらと思います。
秋号1面と4面には私の記事も載っています。
自宅には届いてないよ~という方、
こちらからもご覧になれますので、是非!(^^)v

≪目次≫

1ページ
 ひろがれ、つながれ、市民が主役のまちづくり
 来春の県議選・市議選  候補予定者決定!
     http://www.i-shiminnet.org/1shiryou/tuusinn81no1.pdf

2ページ
 ~競い合いだけでは、心を枯らします。あらためて「分かち合い」の社会をめざしたい~
 競争社会から「分かちあい」へ
    http://www.i-shiminnet.org/1shiryou/tuusinn81no2.pdf

3ページ
 今だからこそ、やっておきたい!(9月議会決算委員会より)
   ◇21年度市原市決算状況から考える◇ うわぶ玲子
 決まってからでは遅すぎる (9月議会代表質問より)
   ◇「情報の共有」は市民参加の基本◇ 桑田なお子
 子どもたちの学ぶ機会を保障して!(9月議会個別質問より)
   ◇就学援助制度の充実を◇ 岡村由美子
    http://www.i-shiminnet.org/1shiryou/tuusinn81no3.pdf

4ページ
 みんな違ってみんないい 「キャラバン隊いちょう」~知的障がいの理解を求めて~
 ボランティアさん紹介、いちはらネット掲示板
    http://www.i-shiminnet.org/1shiryou/tuusinn81no4.pdf

皆さんの応援が励みになっています


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