今日は代表質問2日目、森山さんが登壇しました。
日本語を母語としない方々への支援のうち、学齢期の子ども達への支援について。
日本語指導を必要としている児童生徒数は、市内に188名。10年前から1.6倍に増加しています。
学校での日本語指導の体制はというと、
県からの加配6名と、市が独自に配置している指導協力者(時給の有償ボランティア)9名により、
子ども一人あたり週1時間ほど、取り出し授業(別室での個別指導)が行われています。
ここで留意しなければならないのは、
「生活言語」と「学習言語」の違いです。
日常会話は問題なくできる子どもでも、教科学習に使うような書き言葉になるとわからない。
(例えば「湯気」はわかるけれど「蒸気」はわからない、など)
一般に学習言語の習得には9年間もかかるそうです。
「取り出し授業週1回では足りないのではないか」との森山さんの主張に対し、
教育委員会の答えは・・・私も聞いて愕然としましたよ!
何と、取り出し授業で教えているのは、学習言語ではなく生活言語だと・・・
学習言語は、普通の授業の中で担任の先生が対応しているそうなのです。
ということは、日常会話ができる子どもは「問題なし」と判断されて、
取り出し授業も受けることができていなかったってこと??
おまけに答弁を聞く限り、市はこの状況を良しと考えているようで。
ウクライナの方々にはあんなに手厚い対応ができるのに、
学習言語がわからず授業についていくことができない子どもには、
なぜ手を差し伸べることができないのでしょう・・・。
ボランティアで日本語指導や学習指導を行う民間団体の方々にも、
丁寧に取材して質問を練り上げた森山さん。
今回も問題をあぶり出す厳しい質問でした。お疲れ様でした!
日本語を母語としない方々への支援のうち、学齢期の子ども達への支援について。
日本語指導を必要としている児童生徒数は、市内に188名。10年前から1.6倍に増加しています。
学校での日本語指導の体制はというと、
県からの加配6名と、市が独自に配置している指導協力者(時給の有償ボランティア)9名により、
子ども一人あたり週1時間ほど、取り出し授業(別室での個別指導)が行われています。
ここで留意しなければならないのは、
「生活言語」と「学習言語」の違いです。
日常会話は問題なくできる子どもでも、教科学習に使うような書き言葉になるとわからない。
(例えば「湯気」はわかるけれど「蒸気」はわからない、など)
一般に学習言語の習得には9年間もかかるそうです。
「取り出し授業週1回では足りないのではないか」との森山さんの主張に対し、
教育委員会の答えは・・・私も聞いて愕然としましたよ!
何と、取り出し授業で教えているのは、学習言語ではなく生活言語だと・・・
学習言語は、普通の授業の中で担任の先生が対応しているそうなのです。
ということは、日常会話ができる子どもは「問題なし」と判断されて、
取り出し授業も受けることができていなかったってこと??
おまけに答弁を聞く限り、市はこの状況を良しと考えているようで。
ウクライナの方々にはあんなに手厚い対応ができるのに、
学習言語がわからず授業についていくことができない子どもには、
なぜ手を差し伸べることができないのでしょう・・・。
ボランティアで日本語指導や学習指導を行う民間団体の方々にも、
丁寧に取材して質問を練り上げた森山さん。
今回も問題をあぶり出す厳しい質問でした。お疲れ様でした!