市議会リポートできあがりました

なかなかお天気がスッキリしませんね。もう8月になるというのに。
このまま夏も終わってしまうのでしょうか・・・

さて、市議会リポートの最新号ができあがり、本日事務所に届きました。
さっそく、配布ボランティアさんや会員の皆さんへお届けする分の封入れ作業開始！


私も少しお手伝い♬

今回は、リポートについて面白かったか読みやすかったかなど、アンケートも作りました。
集計結果が楽しみです。

もうじき皆さんのお手元に届きます。
今回も力作ですよ～

「バングラデシュと日本の手仕事」展

いちはら市民ネットワーク事務所内で月替わりに開催されるアートギャラリー。
7月は、バングラデシュの伝統工芸品や、ハーブクラフト、アクセサリー等の展示販売を行っています。







主催者の小田慶子さんによるワークショップの様子。ハーブボールを作ります。


ハーブボールって？？
私も今まで全く知らなかったのですが、チベット発祥のマッサージの道具だそうです。
何種類かのハーブを布でくるんだものを温め、肌に当てて使います。
血行促進・発汗作用に加えて、様々なハーブの効能が期待できます。自分の体調に合わせてハーブをブレンドできるところがイイですね！





7月29日(水)はキャンドル作りのワークショップが行われます。
ぜひお気軽にお申し込みを！

「女性参画状況見える化マップ」を見てみよう

今日は、昨日のブログの内容を、少し深掘りして・・・。

「市原市の女性参画の状況は、どうなんだろう？」
と思った方もいるかもしれないと思いまして(笑)。

内閣府のHPに「市町村女性参画状況見える化マップ」というものがあります。
ぜひ眺めてみてください。なかなか面白いですよ。

例えば、市原市の市議会の女性の割合は、周りと比べてどうなんだろう？
(マップが見えづらくてスミマセン。色が濃いほど、割合が高いことを示しています)

市町村議会議員に占める女性の割合


市原市は32人中6人で、18.8%。昨年の選挙で7人から一人減ってしまいました。
県内では、０％の長生村から38.1%の浦安市と白井市まで、平均は18.6%です。
市原市はまあまあ平均ということは言えるでしょう。

昨日、フィンランドとカナダと日本の内閣を比較しましたが、市町村で内閣にあたるものと言えば、行政職員の幹部ですね。
見てみましょう。

公務員の管理職に占める女性の割合


公務員の係長相当職に占める女性の割合


市原市は、規模の割には女性の幹部職員がすごく少ないんです。
特に、係長相当職19.3%は、県内市町村で下から6番目の低さ！（平均37.3%)

実は、このテーマで3年前に議会で質問をしたことがあります。
それ以来、市はメンター制度(若手職員を先輩職員がサポートする仕組み)を設けるなど、女性がその能力を発揮できるような職場づくりに取り組んでいるようですが・・・。
久しぶりにまた実態を調査してみようかな。

本会議場で登壇すると、向かい側にずらりと居並ぶ幹部職員が、見事に男性のみ。
その中に女性が混じってくるようになれば・・・。
それだけで、市原市は変わると思います。

女性の政治家を増やしたい

皆さんは、２年前に
「政治分野における男女共同参画の推進に関する法律」
(男女の候補者の数ができる限り均等となることを目指す法律　通称：日本版パリテ法)
ができたことを覚えていますか？

今日は改めて市民ネットの仲間と日本版パリテ法に関するZOOM学習会を開きました。
講師は、女性対象政治塾「パリテアカデミー」のトレーナーを務める伊藤智香子さんです。



ジェンダーギャップ指数2020では、日本は153か国中121位と、また最低記録を更新してしまいました。
経済・政治・教育・健康の４つのスコアのうち、いつも政治のスコアが足を引っ張っているのです。何と144位です。

一方これは、昨年末誕生したフィンランドの閣僚たち。

日本経済新聞からお借りしました

サンナ・マリン首相(34）を筆頭に、皆さんとても魅力的！
向かって右端の副首相の縦ロールが、逆にかっこよく見えるから不思議。。

こちらは、カナダのジャスティン・トルドー内閣（2015年）。

HUFFPOSTよりお借りしました

男性15人・女性15人。
年齢も様々、移民者や先住民、身体障がい者など、まさに多様な顔ぶれです。

そして、こちらがお馴染みの顔ぶれ。

ウィキペディアよりお借りしました
この時代遅れ感、どうなんだろう・・・。

台湾の蔡英文総統、ニュージーランドのジェシンダ・アーダーン首相、ドイツのメルケル首相・・・。
コロナの対応では、女性リーダーの決断や柔軟な指導力が目立った気がします。
「女性は政治に向いていない」などとは、もはや決して言えないでしょう。
女性議員が増えれば、女性の視点や母親としての声など、より多様な視点を議会に反映させることができます。

でも、日本ではなかなか増えない。分厚いガラスの天井が幾重にもあるのです。
今の若い女性たちが少しでも政治に興味を持ってもらうためには、どうすればいいのだろう。
なかなか答えは出ません。

個別質問の報告です

私が個別質問で登壇した際の録画が、こちらに公開されました。
　「市原市議会　議会中継」

「7月1日　一般質問(個別）」をクリックして下さい。
トップバッターですので、1分半くらいから始まります。持ち時間は30分です。

最初の質問は、新型コロナウイルス関連で医療政策に対する市の姿勢について。
感染拡大期には、市の対策本部会議が計10回開かれたのですが、そこに市医師会は一度も呼ばれなかったというのですから、それがまず驚きです。
対策本部が医療現場の状況を把握せず、情報交換もせず、適切な対策が打てるものなのでしょうか？
実は現在、市内へのPCRセンター設置の動きがあるのですが、それも市医師会が危機感を感じて独自に奔走された結果です。
市がもっと主体性を持って医療政策にかかわる必要があるのではないか、と訴えました。

医療については、通告した時点ではもっと質問する予定だったのですが・・・
原稿を練っている間に、紗花ちゃん衰弱死事件で市の落ち度が次々と明るみになってきたので、急きょそちらの質問のボリュームを増やすことにしました。

事件の経過や担当部署の問題点などについては、すでにある程度マスコミ報道や常任委員会で確認済みでしたので、個別質問ではもう少し大局的な視点を中心に、庁内全体の内部統制についても切り込んでみました。

事件が起きたのは今年の1月だから、十分検証する時間はあったはずなのに、なぜ6月に明るみになってから右往左往することになってしまったのか。
担当部署の報告に不備があったためなのか、それとも市長が判断を誤ったためなのか？

なぜ過去の児童虐待事件の教訓を一つも生かせなかったのか。
結局は責任の所在が曖昧なため、他人事という意識や、何も変えたくないという行政組織の文化が問題の根底にあるのではないか？



市長にも答弁を求めました。


市長は、答弁を通じて何を市民に伝えたかったのか・・・
ぜひ動画で確認していただきたいと思います。

またマスコミを騒がせています

今日、本会議の個別質問で登壇しました。
そのことについては、また答弁書が来てから改めてご報告するとして・・・

実は、市議会で新たな問題が起きてしまいました。
紗花ちゃんの事件から、連日マスコミを騒がせてしまっています。

昨日、市議会はS議員に対し、議員辞職勧告を決議しました。
以下、決議文からの抜粋です。

S議員は、令和2年3月4日に県外転出をしており、本件について令和2年6月29日に説明を求めたが、
答える必要はないとの発言に終始し、市民の代表である我々議員への説明はなかった。
住民登録は選挙人名簿への登録の要件であり、地方自治法第127条第1項では、被選挙権を有しないものであるときは、その職を失うとしている。
市民の負託に応えるべき議員が、個人の都合により住民登録を移動し、またその理由について市民への説明責任が果たされないことは、市原市市議会基本条例第2条第4項及び同条例第4条に規定する規範を逸脱したものであり、断じて許されるものではない。
市議会議員という公職にあり、ましてや議長といった要職を歴任した者の行為は、市議会の品位を失わしめるとともに、市議会に対する市民の信頼を著しく裏切るものであり、厳しくその責任を問われるのは当然である。
よって、当議会はここにS議員に対し、議員の辞職を勧告する。

昨日付けの報道も合わせてご覧ください。
　NHK NEWS WEB「市原市議 転出届で辞職勧告へ」

ただし、勧告には強制力はありません。

そこで本日、市議会に「資格審査特別委員会」が設置されました。
ここでの審査を経たのち、仮に本会議で、S議員に被選挙権が無く議員の資格がないと議決されれば、S議員は失職となります。
但し、これも不服申し立てができるのですが・・・。

S議員はこれまでにも2度問題を起こし、会派代表者会議でその行動について弁明を求めたことがあります。
それが三たびこんなことに・・・。

コロナに紗花ちゃん事件、そして辞職勧告騒動。
私にとって、まさに怒涛の日々が続いています。

せめて花で癒しを。
カラーがこんなにたくさん咲いてくれました。嬉しい♬