市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

あの頃を思い出して

2011-06-29 | 選挙
朝6時。
起床して、支度して、朝食とって、子供を送り出して、家事をして。
午前10時。
PCの前に座って、資料読んだり、考え込んだり、ぼーっとしたり、原稿書いたり。
気づいたらなんと、
夜中の11時でした・・・

初めての議会質問の準備をしてます。
選挙の時の方がまだラクでした(T_T)

・・・というわけで、あの頃を思い出して。
選挙戦も大詰めのころの、選挙カーと私。
 

選挙カーは、なぜか田舎道のこんなトンネルも通りました。
屋根の上の看板がぶつからないかとヒヤヒヤしながら、ソロソロと・・・


狭くて急な山道でタイヤがスリップして動かなくなり、みんなで降りて後ろから押したこともありました。
すでに懐かしい思い出です・・・

一位の価値

2011-06-22 | 日々のあれこれ
蓮舫行政刷新相の「二位じゃダメなんですか?」発言で話題になったスパコン開発。
このほど計算速度の世界ランキングで、めでたく一位になったそうですね。喜ばしいことです。

でもやっぱり、蓮舫さんじゃないけど言いたい。
「一位と二位では、今後の産業界に対する影響にどれほどの差が出てくるの?」

・・・おりしも先月、
米ロサンゼルスで高校生を対象とした科学コンテスト「国際学生科学技術フェア」が行われました。
厳しい審査の結果、何と千葉県の高校生が
地球科学部門の3等と、特別賞の米国地質研究所将の一等をダブル受賞しています。
同じく参加した埼玉県の高校生の言葉が、実に印象的です。

「日本では研究の手法や過程が重視されるが、ここでは研究の生み出す価値が問われる」

スパコン開発も、もちろん一位を取ることが本来の目的ではないですよね。
その技術を日本や世界のためにどう生かしていくか。ここからが本当の勝負です。


さて、今日は午前中はキャラバン隊のリハーサルでした。
来週は松戸市の特別支援学校での公演が控えています。
メンバーたちはいつも、仕事やお子さんの事情などで
リハーサルはおろか本番にも出られるかどうか保障が全くない、というギリギリ綱渡りのなかで活動しています。

今回も、なんとか無事に乗り越えられますように・・・!



そして午後は市への聞き取りのあと議会会派室の整理をしました。
古~い書類や書籍などはどんどん処分!とってもスッキリしました。

岡村由美子議員、断舎利実行中。。

放射線量測定結果

2011-06-21 | 環境
先週行われた、簡易測定器による放射能測定。
このブログでもその様子に触れましたが、測定場所や値など、もっと詳しく知りたいとのお問い合わせが何軒かありました。
放射線は目には見えないだけに、特に小さなお子さんを抱えていると毎日が不安ですよね。

全体的な数値は、0.04から最大で0.20マイクロSV/hrでした。

参考までに
国の年間20ミリSVに相当する暫定基準は3.80
福島の校庭改善指標は1.00
放射線管理区域(身近な例では、病院のエックス線室や研究所などの放射性物質取扱作業室)の基準は0.59
さらに、国が目指す年間の目標基準1ミリSV/hrの相当する数値は0.19
です。

測定方法や結果の詳細は市民ネットのHPにありますので、そちらをぜひご覧ください。
http://www.i-shiminnet.org/1shiryou/housyanou6tuki.pdf

市原市では、6月17日に市内12校のプール水の放射性物質の測定を行いました。
その結果、放射性ヨウ素およびセシウムいずれも、どの学校からも検出されなかったとのことです。

そして市民ネットでは、7月に放射能のイロハについての学習会と実地測定会を予定しています。
この機会にぜひご参加くださいね。
19日(火)10:00からの予定です。市民ネットまでお気軽にお問い合わせください!

写真は家のフェイジョアです。

幸せのバナナクレープ

2011-06-20 | 健康
6月19日(日)

これ

今日のお昼ご飯がわり。
マイブームの「ドンレミー しあわせなバナナクレープ」です。

クレープとクリームとバナナの量のバランスが私好み。
甘さが控えめでバナナがほとんどだから、ヘルシー(のような気がする)。
スーパーで見かけると、素通りできません。

時間がなかったので、愛車のなかでパクつきました。


ヘルシーと言えば、いま美容と健康によいと一躍脚光を浴びているのが「酵素ダイエット」。
雑誌等でもよく特集が組まれているようです。

私たちが「酵素」と聞いてすぐに思い浮かべるのが「消化酵素」ですね。
酵素はもともと体内にある栄養素のひとつです。
消化酵素のほかに、細胞の修復や排泄、免疫などをつかさどっているのが「代謝酵素」です。
年齢とともに代謝が落ちていくのは、この酵素の量が減っていくから。
よって、食事で積極的に補いましょう!

・・・とだいたいこんなことらしいです。

で、どんな食事に酵素が多く含まれているのかというと、
生の野菜や果物、それから納豆や漬物などの発酵食品なんだそうです。

でも。。生野菜って、ついこの間までは
ヤレ体を冷やすだの、ヤレ食物繊維がそれほどとれないだの、すぐにお腹がすくなどと、美容とダイエットの敵のように言われてきましたよね。
さらにさかのぼれば、カロリーが低いからと、逆に体重を気にする乙女たちがせっせと生野菜サラダをとっていた時代もありました。

まさに、昨日の常識が今日の非常識という世界です。

別の例をあげると、
昔はバターよりもマーガリンの方が健康に良いなどと盛んに唱えられていたのに、
今ではマーガリンやショートニングに多く含まれているトランス脂肪酸が体に良くないと、
欧米では使用規制を設けている国もあるほど、立場が逆転しています。

栄養学は、日進月歩。
まだまだ解明されていないことがたくさんあるのでしょうし、
in vitro(インビトロ、試験管内)の実験結果が、in vivo(インビボ、生体内)でも通用するとは限らない、
いや、通用することの方が少ないのではと思います。
人体は、科学でやすやすと測れるほど単純なものではありませんから。

私たちも、専門家のいうことを鵜呑みにするのではなく、
自分なりの価値観や基準を持って、情報に踊らされないよう冷静に判断する姿勢が必要ですね。

これって、放射能問題についても遠からず言えることかな・・・

でも、
エラそうなことを言ってる私ですけど、今日のお昼の甘いもの食い、栄養学的にはどう考えてもバツですかね。
大満足だったから、精神衛生的に良しとしたいんですけどね~^^;

原発再稼働?

2011-06-18 | 環境
経済産業省は18日、現在停止中の国内の原発の安全対策が適正に実施されているとして、
再稼働を求めました。

海江田経産相は、
「原発が起動しなければ産業が停滞し、国民生活への不安が生じる」
とおっしゃっていますが・・・

このまま稼働させる方が、よっぽど不安なんですけど。
各自治体も、十分な説明を求めています。「はい、わかりました」なんて言うわけありませんよね。

仮に、各電力会社の安全対策が事故から三か月という短期間で本当に適正になされたとするならば、
一流企業の東電ともあろうものが、今までそれくらいの対策すらとれなかったということになります。
それはそれで、また大問題です。

政府も、
「電力の安定確保のために、リスク覚悟で再稼働したいんです」と正直に訴えればまだ信用できるのにな。
お抱えの保安院に安全性の評価なんてさせても、もう誰も信じちゃいません。

これでは、世界から信用される国にはまだ程遠いですね・・・

高濃度汚染水処理も、なかなか思ったように進みません。
汚泥の取り扱いに関しても、8000~10万ベクレル/キロのものは「管理型処分場」に仮置きできるとの基準が示されましたが、
適切に管理している業者ばりではないでしょう。
処分場が多い市原市に汚泥がひっそりと運ばれて置かれることがないように、監視していかなければなりません。


初登庁

2011-06-17 | 議会
今日は初登庁でした。
広~い議会室で、新人は末席だから市長のお姿が遠い・・・

会は、市長挨拶・職員の紹介・議員自己紹介・記念撮影・庶務説明と、一時間ほどであっけなく終了。
手渡された参考資料は、積み重ねると高さ20センチ以上にも^_^;
エンヤコラと必死で持ち運びました。

午後は、6月議会のための準備をしました。
議員になって初めて選んだテーマは、医療。
医療従事者の立場から、現在市原市で最も危機に瀕している、二次救急問題について取り組んでいます。
・・・でも、これがなかなか糸口が見つかりにくい厄介な事柄なのです。

夕方は、支持者であるSさんのお見舞いにT病院へ。
Sさんは、選挙のあいだ毎日事務所に来て下さっていたのですが、
途中で突然倒れてしまって私の当選を一緒に喜ぶことができませんでした。
そんなSさんを励まそうと、今日頂いた議員バッチを早速見せると、
「小沢さんなら絶対大丈夫。根性があるから」と言って涙を流して喜んで下さいました。

励ますつもりが、逆に励まされました・・・

そうそう、新人だから、恥をかいても失敗してもナンボ。
体当たりで行くしかありませんね。

バトンタッチ

2011-06-17 | 選挙
6月16日
今日は改選後の新市議の正式なスタートの日です。

当選してからというもの、挨拶やら6月議会の準備やらで、一日も心休まらない日々が続いています。
むしろ選挙期間中の方が、体を動かせばいいだけだったのでラクだったのかもしれない・・・と思うくらい。

あまりにもバタバタしていたため、松本の実家と連絡を取ったのも、当選後一週間を過ぎてからでした。
田舎の両親はインターネットをするわけでもないので結果を知るすべもなく、何度も私に電話しようとしたものの、
「いや、知らせてこないということは、ダメだったんだ。かわいそうだから、こちらから連絡を取るのはやめておこう」
と、じりじりと過ごしていたとのこと・・・ああ、猛省。

それでも、良かった良かったと手放しで喜んでくれました。
「よそ者のお前を、市原の人たちはよく選んでくれたものだね」とは母の言葉。
それだけの期待を裏切ることのないようしっかり努めなさいと、諭されました。

しかし今回の票は、私個人にというよりも、
今までの市民ネットの誠実な市民活動の評価が結果として現れたのだと思っています。
そして、選挙など手伝った経験すらなく、右も左もわからなかったこの私にバトンを渡すべく、
母親(姉?)代わりとなってこれ以上ないほどに強力にサポートして下さった、上符さん、桑田さんお二人の力でもあります。
子育てをしながら議員活動を続けてこられたお二人のパワーは、並ではありませんでした。
市原の市政を良くしていきたいとの強い信念があってのことなのでしょう。

写真は先日行われた、市民ネットワーク千葉県の臨時総会にて。
市議として長い間活躍されてきたお二人には花束が贈られました。



上符さん、桑田さん、本当にお疲れ様でした!

しかしながら、このリレーのレース、私はまだスタートを切ったばかり。
バトンタッチゾーンから抜け出して完全に自分の足で疾走するまでには、もうしばらくかかりそうです。

いちはら放射線量測定隊

2011-06-14 | 環境
福島第一原発事故以来、
「自分の畑の土は大丈夫?」
「公園の砂場で子供を遊ばせても大丈夫なのかしら?」
と市民の間にも不安の声が多く飛び交っています。

そこで今回、県ネットが所有する空間放射量測定器を二日間だけ借りて、さっそく市内の何ヶ所かを実際に測定してみました。
考える前にとにかく行動、の市民ネットです。

ポツポツと小雨が降るあいにくの天気でしたが、
12名のにわか調査隊員が出動しました。

使用したハンディサーベイメーター。かなり高価です・・・

 
国分寺台中央公園                         私も真面目に記録中。
   


臨海競技場


そのほか、八幡スポレクパーク、若宮や辰巳台の公園、ちはら台でも計測しました。
何と言っても気になるのは子供への影響ですから、いずれも地表に近い地点(0センチ、50センチ、100センチ)を測定ポイントとしました。
私たちが測定しているのに気づくと、何人もの方が近寄ってきて話しかけてきたり、覗き込んだり、じっと見守ったり。
やはり関心の高さがうかがえます。

市臨海部の県環境研究センターも訪れました。
文科省が発表している千葉県の値は、ここの地上7メートル地点で測定されています。
アポなしの訪問にもかかわらず、職員の方が丁寧に説明・案内して下さいました。

ここが測定ポイント!


同じ位置で、私たちが持参した簡易測定器でも測ってみました。一定の整合性が確認できました。
 

こちらでは、空中の定時降下物を集めています。
採取した降下物中に核種(放射性ヨウ素、セシウムなど)がどの程度含まれているかを分析しています。


今回の測定はあくまでも簡易に行ったものなので、素人の私たちが個々の数値から結論を導き出せるようなレベルには到底至りませんが、
例えば、
・窪地では値が高く、反対に小高い丘の上などは値が低い(雨などによって下へと流れていった?)
・地表に近いところほど、値が高い(放射性物質はすでにその多くが落下済み?)
・今回の測定ポイントでは、いずれも心配するような高い値は出なかった(公式に発表されている値を信じてよい?)
などの考察ができました。

目に見えない放射性物質を表現するのによく使われている、「花粉のようなもの」であるという言葉は、感覚的には確かに合っているなと感じました。

さすがに疲れはしましたが、さながら理科の観察実験みたいで学生気分にちょっぴり浸ることができました。

皆さま、お疲れ様でした!

お疲れさま会、そして研修会

2011-06-12 | 障がい者
9日の午後は、国分寺台の事務所にて「お疲れ様会」でした。

正式な祝賀会は、7月に臨時総会と合わせて行う予定なのですが、
とりあえず、喜びの冷めないうちに締めくくりとしてやりましょう、と急きょ開かれたものです。

いらっしゃった支持者の方数名と、一つのテーブルを囲んで、ささやかに・・・
と思っていたら。



あらあら何と、次から次へといらっしゃること!

60名くらいの支持者の方々で、事務所内が埋め尽くされてしまいました。これは、嬉しい想定外でした(*^_^*)
けれど同時に、市民の皆さまの期待の大きさを改めて感じました。身が引き締まる思いでした。

支持者の方によるトランペットの生演奏や手品なども飛び出して、
暖かで和やかな、市民ネットらしい会となりました。

**********

明けて10日の午前中は、市民会館で開かれた学童保育指導員の研修会に参加してきました。

テーマは「発達障害への理解を深め、指導員の働きかけ・関わり方を学ぶ」。

私自身、自閉症児の親として、
日々子供たちと格闘する先生方のご苦労は想像するに難くないのですが、
それにもめげず?扱いにくい子供たちを切り捨てず、正しい認識を持って積極的に関わろうとしてくださるということは、本当に願ったり叶ったり。ありがたいことです。

でも、将を射んとすれば・・・ではないのですが、
ポイントは子供よりもむしろその親御さんへの対処の仕方なんですよね。
悩んでいるお母さんを周囲の人が受け入れてあげることで、お母さんがわが子を受け入れる道が開けます。
決して平坦な道ではありませんが、先生方にはぜひ、困っている子供や親にあきらめずに寄り添ってほしいと思っています。


今回の研修会では、講師のお二方ともに、子供へのやさしい眼差しにあふれた、温かいお話をしてくださいました。

元小児科医の弥富先生の絵本の朗読には涙をこらえることができませんでした。
小児科医って、読み聞かせも上手なんだーとすっかり感心してしまった私。。
『おこだでませんように』。ぜひ、皆さんも手に取ってみてください。
 

そして、もうお一方の講師、発達支援センター所長の森さんからは、研修会のあと、
「小沢さん、○○くん(長男)のお母さんでしょ?これから期待していますよ」
と、逆にお声をかけて頂きました。

もちろん、問題山積みのこの分野、しっかり頑張ります!

県庁へ

2011-06-11 | 防災
選挙が終わっても、慌ただしい日が続きます。

辻立ちは、八幡、市原インター東、姉崎の三か所。
選挙が終わると、名前のたすきが妙に恥ずかしい・・・




8日は、岡村さんとともに、山本さんの待つ県庁へ。

東日本大震災から、ちょうど3カ月が経ちました。
市原市では、石油コンビナートの爆発事故で多くの市民が不安と混乱に陥りました。
今回のような大規模なコンビナート火災時での県の指揮系統はどうなっているのか?石油コンビナート防災計画の見直しはなされるのか?
県の消防課と防災危機管理課への聞き取りをしました。

防災計画の見直しは、事故調査委員会による今回の事故の原因調査の結果を待ってから。今年度中には何とか・・・とのことでした。
でも、事故調査委員会の構成メンバーはといえば、事故を起こした事業者の役員と大学の教授のみ。
う~ん、身内同士っぽいなー。。
ここでの調査結果が今後の防災計画に直結するのだから、県や市がもっと発言権を持ってしっかり関わってほしいと思います。

行政への聞き取りは、市民ネットの運営委員の時に何回か経験はしていましたが、県庁は今回が初めてでした。
山本さんが県議になったことで、県との情報のやり取りが俄然スムーズになるんだな~と実感しました。
良かった良かった。

それから・・・
3年前、
当時の勤務先の雇用主が給料未払いで逃げ回ったのに腹を立て、
組合の仲間達と県庁の記者クラブで記者会見をして訴えた時のこと、
ちょっと思い出してしまいました。

写真は、日本機械工業(株)製の大容量泡放水砲。浮き屋根式の石油タンクの全面火災時の頼みの綱?です。
同様の放水砲システムは事業者が共同で所有していて、最寄では袖ヶ浦で一台待機中だそうです。



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