在来蕎麦たがたで、今年最後の「オクシズの夕べ」が開催されました。
今回のテーマは「井川に伝わる雑穀を楽しむ会」。
井川は全国有数の焼畑地帯です。
生業としての雑穀栽培は昭和50年代に終わりましたが、
今でも10数種類の雑穀が残り、焼畑で栽培されています。
今回は、そんな雑穀と在来のお蕎麦(そば粉)を使ったお料理を
いただきながら、勉強させていただきました。
●雑穀おにぎりの食べ比べ
左がヒエ
右がモチキビ
井川在来のこんにゃく芋で作ったこんにゃくも!!
●雑穀スイーツ
・焼き餅(コウボウキビを白玉粉で練ったもの 中のあんこも井川在来小豆)
・グリッシーニ(コウボウキビとモチキビ)
・パウンドケーキ(コウボウキビとホモロコシ)
ケーキのクランブルがコウボウキビです。
●コウボウキビのそば粉焼き
これは最高においしかった!!
そとはパリパリ、中はそば粉特有のとろみがありました。
●井川なめこのちゅるりんめん
ちゅるりんめんは、足久保在来茶で練った麺
●玉川在来のお蕎麦を塩で
井川の人々の食を支えてきた雑穀はヒエ。
でも、神様にお供えするのはアワだと言います。
人々の暮らしや神事に雑穀が溶け込んでいます。
そんな民俗学的見地からも雑穀は興味深いです。
来年も在来作物の勉強は続けていきます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます