ふくろいファミリー・サポートセンター主催、高齢者サポーター養成講座で、
だしのお話をさせていただきました。
テーマは、「ふだんの食事をちょっとおいしくする『だし』について学ぶ」。
●ベジブロスのとり方
●だしのテイスティング、ブレンド
●2種類のだしでお味噌汁を作ろう!
の3本柱でやらせていただきました。
静岡の人は、煮干しだしが苦手なんですよ。
今回は、年齢が高めの方が多く、工夫してとった煮干しだしも
いやな顔をする人が続出。
何でも、子供の頃にさんざん飲まされたから、もう飲みたくないとか・・・。
で、実際にだしをとってもらいました。
かつお昆布だしと煮干し昆布だしです。
そして、2種類のお味噌汁の出来上がり!!
そして、お味噌汁の飲み比べをしてみたら・・・。
「煮干し昆布だしの方がお味噌汁の味が濃い。」
「煮干し昆布だしは、味噌に合う!」
と、やっと煮干しの価値とうまみの相乗効果を実感していただけました。
今回、参加者の中に、ずっと批判的な意見をいう男性がいました。
「ベジブロス?こんなに煮込んでる時間はないよ。」
「一人暮らしだから、野菜くずなんてたまらないよ。」
「俺には、だしの違いなんてわからん!」
「だしって、冷蔵庫で3日くらいしかもたないの?じゃあとっても無駄だな。」
こんなに文句ばかり言うなら、だし講座になんか出なきゃいいのに・・・
と思いましたが、
こういう意見がだしに立ちふさがる「壁」なのでしょう。
貴重なご意見だと思います。
だしを広めるためには、この「壁」を壊していかないと!!
ますますファイトが沸いてきました。
ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。
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