「事務事業の点検 意見交換会」が
袋井市総合センターで行われた。
これは、袋井市版事業仕分けが行われた事業のうち、
市民の意見を聴いた方が有効と判断された44事業について、
市民参加者を交えて意見交換を行うというもの。
この事業の中には、「食育クッキング事業」も入っている。
食育クッキングは、4~5歳児が対象で
管理栄養士の先生による食べ物のお話と調理指導から成る。
私も、ボランティアとして、3年ほどお手伝いしてきたので、
傍聴させていただいた。
「食に関心のある家庭が、食育クッキングに参加希望している。
しかし、関心すらない人たちをどう取り込んでいくのか?」
「食の問題は、子供だけに限ったことではない。
なぜ、もっと年齢層を広げて行わないのか?」
「目標設定を明確にして、きちんとした効果を出すべきでは?」
様々な意見が飛び交った。
食育の目指すものは、多岐に渡っている。
子供たちの健康を守りたいのか、
生活習慣病を予防したいのか、
地産地消を推進したいのか、
それによって、担当課が異なるのも仕方がないと思う。
しかし、目的が多岐に渡り、なお且つ
効果が数値化しにくい食育というものに効果を求めるのなら、
グサッと横串を刺して、それらを束ねる時が来ているのではないか?
最後に、グサッともう一言。
事業説明資料によると、この食育クッキング事業は
「安全に教室を開催するため、クッキングボランティアの
見守りのもと調理体験を行っています。」となっていますが、
この会場に、クッキングボランティアの姿は見られませんでした。
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