”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

食育のゆくえ

2010-01-09 18:53:54 | 食育

「事務事業の点検 意見交換会」が

袋井市総合センターで行われた。

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これは、袋井市版事業仕分けが行われた事業のうち、

市民の意見を聴いた方が有効と判断された44事業について、

市民参加者を交えて意見交換を行うというもの。

この事業の中には、「食育クッキング事業」も入っている。

食育クッキングは、4~5歳児が対象で

管理栄養士の先生による食べ物のお話と調理指導から成る。

私も、ボランティアとして、3年ほどお手伝いしてきたので、

傍聴させていただいた。

「食に関心のある家庭が、食育クッキングに参加希望している。

 しかし、関心すらない人たちをどう取り込んでいくのか?」

「食の問題は、子供だけに限ったことではない。

 なぜ、もっと年齢層を広げて行わないのか?」

「目標設定を明確にして、きちんとした効果を出すべきでは?」

様々な意見が飛び交った。

食育の目指すものは、多岐に渡っている。

子供たちの健康を守りたいのか、

生活習慣病を予防したいのか、

地産地消を推進したいのか、

それによって、担当課が異なるのも仕方がないと思う。

しかし、目的が多岐に渡り、なお且つ

効果が数値化しにくい食育というものに効果を求めるのなら、

グサッと横串を刺して、それらを束ねる時が来ているのではないか?

最後に、グサッともう一言。

事業説明資料によると、この食育クッキング事業は

「安全に教室を開催するため、クッキングボランティアの

 見守りのもと調理体験を行っています。」となっていますが、

この会場に、クッキングボランティアの姿は見られませんでした。

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