昨日、豊橋でお仕事を終えた後、
かつぶし屋丸文岩瀬商店の4代目女将に、
花芳さんという日本料理のお店に連れて行っていただきました。
花芳さんは、丸文岩瀬商店のかつお節をお料理に使っています。
ご主人は、まだ37歳という若さです。
では、お料理を順に紹介していきましょう。
●紅菜苔と鮎の甘露煮 食前の柚子ジュース
鮎は白焼きにしたものを甘露煮に。
紅菜苔のおひたしには、少量の油が使われていました。
●お造り
●さわらと胡麻豆腐のお椀
40分かけて練り上げる胡麻豆腐は、なめらかでした。
かつおだしの上品なこと!!
●かますの塩焼きと鰤の幽庵焼き
●海老と里芋、姫くわい、しいたけの炊き合わせ
冬茹のだしの割合が絶妙でした。
●生湯葉といくらの醤油漬け
生湯葉が溶けていくようでした。
●きのこの炊き込みご飯とお味噌汁
お味噌は、八丁味噌と田舎みそを合わせて使っていらっしゃいます。
かつら剥きした大根の皮の味噌漬けも香りが豊かでした。
●黒糖プリンきなこソースかけ お抹茶
甘いものが苦手と言う方でもぺろりと食べられる甘さです。
適度な硬さがあり、それが口の中で溶けていくと、
きなこの香りが余韻として残ります。
花芳さんのご主人は、とにかく「だし」を大切になさいます。
だから、どのお料理も「だし」を隠してしまうような
調味料の使い方はなさらず、
お仕事のひとつひとつがとても丁寧でした。
「主婦の方は、こんなこと、家庭でやる必要はありませんよ。
お金をいただいてお料理をお出ししているのですから、
手間をかけるのは当然のことです。」
本当に贅沢な時間を過ごさせていただきました。
また、伺えるように私も一生懸命、仕事をしようと思います。
花芳さん、そして連れてきてくださった丸文岩瀬商店の若女将、
ありがとうございました。