もう10年以上も前のことですが、
毎日毎日、芋かりんとうやフランスパンを食べ続け、
とうとう顎関節症になって、
口が開かなくなってしまったことがありました。
その時歯医者さんから、
「こうなるまで硬いものを食べ続けるということは、
かなりストレスを抱えている証拠ですね。」
と言われました。
硬いものを噛むと、脳内物質セロトニンの分泌が高まって、
不安や緊張が軽減され、ストレスは緩和されます。
確かに、硬いものを食べ続けていた時期は
空腹を満たすためとか、
味わうためとかいうよりも、
噛んでいる行為そのものを楽しんでいたように思います。
そういえば、ペットのワンちゃんにも、
ストレス解消のために、硬いおもちゃを与えて、
それを噛ませたりしていますよね。
硬いものを噛むことが健康につながるということは
よく知られていますが、
やはりある程度の年齢になったら、
顎や歯に負担をかけないように、
いたわりながら、噛んで食べることが大切ですね。
顎関節症は、つらいですよ、ホントに・・・。