某日、熱心に生協の活動にたずさわっている知人が申しました
「GGIさん、ひごろちゃんと食べてますか、ろくなもの食べてないんじゃない?」
「ごあいさつですなあ、GGI、結構ろくなモノ食べているつもりやけどなあ・・・」
「一度、生協のお弁当を試されてはいかがですか、新店舗を開店して、ヘルシーなお弁当に力を入れているのです、事前にお弁当に入れてほしいものを言っておくとその通りのお弁当を作ってくれたりもするのですよ、どうですか?」
というしだいで某日、生協のお弁当なるものを試食してみることになってしまいました
今日の写真はそのお弁当を撮ったものです、よろしければクリックしてご覧くださいませ
「このお弁当、サバの煮つけとまったけご飯を入れてと事前に係の青年にお願いしたのです、なかなか上手にできているでせう」
GGIは戦後、アメリカさんに敗けてしまってロクな食べ物がない時期に育ちましたので、食べ物について、うまい、まずい云々、グルメぶってあれこれ言う趣味はありませぬ、でもスーパーで売っているお弁当のように脂ぎっていることはなく、なかなかヘルシーであり、それに手作り感もありましたので、おいしくいただきました
「どうでしたか、GGIさん、おいしかったですか?」
「そやなあ、ヘルシーやし、すくなくとも高齢者にはグッド、見てくればかりの新幹線の弁当よりはグッド、これでいくらするの?」
「700円です、新幹線なら1000円はするでせうね」
「そうかあ、リーズナブルなお値段やなあ、そやけどなあ・・・」
「そやけどって、何か気に入らないことがおありなのですか?」
「気に入らないというわけやないけど、できればこれに・・・まあ、なんとなく画竜点睛を欠くというのかなあ・・・」
「何か足りなかったものがあるのですか?」
「いや、足りなかったというわけやないけど、これに缶ビールがついていたら言うことないけどなあ・・・」
「こらっ!調子に乗るな!」
かようなしだいで、たいまい一千円を支払い、心から謝意を表しました
グッドナイト・グッドラック!