昨日は朝からお天とうさまがギンギラギン、これじゃ正真正銘の夏じゃないか、いつになったら梅雨明け宣言するんだよおと思っておりましたら、お昼のニュースで「大阪気象台は午前11時、近畿地方の梅雨は開けたものと思われると発表しました」と言っておりました、
・・・ったく、この頃の気象台は歯切れが悪いよなあ、どうして「なぜか本日11時、はっきり申し上げますと、梅雨が明けました、ウソでありません」と自信をもって言えないんだよお!
しかしテレビのニュースに毒づいてもおられません、今日はこのクソ暑いのに午後若干のミッションがあるからです
湖国の弁護士会主催の新安保法制反対の集会とデモが午後、近くの城跡の公園であり、GGIはおじゃますることにしていたからです
礼儀正しきGGIはおじゃまするからには多少の手土産を持っていくのが礼儀であろうと某チラシを用意いたしました、アベ君宛てのファックス送信用紙です、「アベ君、あのアホな法案、廃案にしなさい」と印刷して、そのほかにめいめい好き勝手なことを書くための余白を設けたチラシです、消息通に何人ぐらい集まりそうなのかたずねましたら「まあ1000人は優に超えるだろう」と強気の返事がかえってきましたので、GGIはなんとなく、それならチラシはその半分ぐらいでいいだろうと賢明なる判断をいたしまして、500枚のチラシを用意しました
これを安物のボストンバッグにいれると結構重い、でもこれだけはダメ、老人は熱中症になりすいとのことですのでペットボトルのお茶を1本、それにこの暑さではタオルが必要、それに途中でとつぜん喘息の発作が出たらお陀仏でありますので喘息の吸入薬・・・
わが庵からテクテク、庵から1キロ以上あるいて午後2時少し前に会場の公園に到着、さっそくチラシ配りを開始いたしました、500枚を一挙に手に持って配って歩くのはたいへんでありますので、数回に分けて配ってあるきました、
これは一人で配るのはタイヘン、誰か顔見知りに出会ったら手伝わせようと思っていましたが、出会った顔見知りのみなさん「やあ、ごくろうさん、久しぶり」などといって涼しい顔してチラシを受けとるだけ、「お手伝いしませう」などと気の聞いたことをいう人物はおりませぬ
背中を汗がタラタラ、暑さはいや増す一方、鼻水もタラタラ、でもまだやっとこさ半分しか配っていない、まったく嫌になるなあと思っておりましたら、会場の片隅、石段のところにGGIが「三馬鹿大将」と呼んでいる三人組がノンキに座っているのに気づきました、月一回GGIらがやっている集まりの芳しくない脱原発デモに義理堅く参加してくれる連中です
「おい、君ら、何をそこでノンキな顔してバカ話しているんや、このチラシ、配るの、手伝え!オレはもうぶっ倒れそうや、年寄りの言うこときけ!」
三人の中で一番聞き分けのいい人物がすぐに石段から降りてきて、チラシの束を受け取り、さっさと配りはじめました、なかなか慣れた手つきであります
やれやれ、これで大助かり、何とか全部配り終えることができるだろうと思っておりましら、三馬鹿大将のなかで一番声が大きく、いつも威張っている人物が石段の上から申しました
「GGIよ、あんたなあ、粛々とチラシを配っているなあ、そんなことしてるから配るのに時間かかるんや、あいつを見て見ろ、パッパッと手際よくくばってるやろ、GGIよ、チラシ配るのにいちいち挨拶なんかせんでもええのや」
「悪かったなあ、オレは君らと違ってお育ちがええから粛々としかできんのや」
かようなしだいで、ほぼ全部配り終えて一息ついておりましたら、アナウンスがありました
「ええ、本日の参加者や約1300人です」
おいおい,ほんとかよお、もしほんとうならチラシを配ったのは参加者の半分にも達していないことになるやないか、どう考えてもそんなはずはないよなあ・・・
まあ、こういう集会の主催者発表による数字は水増しされているのが常でありますから、このようなことになるのでありませう
GGIのチラシ配りの実感がら申し上げれば、どう見ても、せいぜい1000人弱ぐらいが真実に近いというべきでありませう
デモはこの公園からパルコさんの広場までです、結構な距離、2キロ以上はあるでありせう、GGIの庵はデモの進路の途中に位置しておりますので、このクソ暑さ、最後までつきあう義理もなかろうと考え、最後尾からついていって途中で脱落することにいたしました
今日の写真は湖岸道路を行くデモ御一行様の最後尾を撮ったものです、よろしければクリックしてご覧くださいませ
画面左端の旗は虹を模した五色の旗です、GGIはこの旗を風になびかせて優雅に歩いていたのでありますが、途中で突風が吹いて、旗竿から旗が吹き飛ばされて舞い上がったあと車道で乱舞することにあいなってしまいました
しまったなあ、しょうがない,あきらめるかと思っていましたら、近くいたお巡りさんが身を挺してこの旗を取り戻してくれました、いいお巡りさんであります、まことに感謝でありました
グッドナイト・グッドラック!