UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

湖都警察署の驚くべき生態、あるいは白昼堂々大癒着物語

2014-10-16 01:41:40 | 日記

先日の日記に、デモの届け出のために湖都の警察署に行ったときのことを記しましたが、湖都警察署の建物はなかなかリッパと申しますか、6年ほど前に建てられた総工費240億円ほどの湖国県警本部の建物ほどにはピッカピッカで派手ではないものの、ヒカリモノで飾った結構派手めの建物であります

 今夜の写真はこの派手めの警察署を撮ったものです、大きなガラス張りの壁面に青空が映って、なかなかの光景であります、よろしければクリックしてご覧くださいませ

 GGI、ときおりデモの届けに参りますので、その折には係のお巡りさんが受付に姿を現すのをロビーで待っているあいだに、湖都警察署1階の様子をなんとなく観察いたします

 そうしましたら、あるときトンデモナイ事実を発見したのであります、

 湖都警察署の玄関に入りますと、奥の方に続く受付用の長いカウンターが左右に設けられています、カウンターの上方には係の名前を記した表示板が吊るされています、向かって左側のカウンターは警備関係の係の受付、右側のカウンターは交通関係の係の受付になっています

 あるとき、ロビーの奥にあるソファに座ってなんとなく交通関係のカウンターを眺めておりました、車庫証明、免許証、道路占有許可など、いろいろな係が並んでいるのですが、このカウンターの中央に位置するあたりに座を占めている係の名称を目にして、一瞬、絶句いたしました,目がテンになりました

 これは何や、何のコッチャ、なんでこんなものが警察署のカウンターのど真ん中にあるのや!

 係の名が示されている表示板には「湖国警察証紙売りさばき所:湖国県交通安全協会 会長 へのへのもへの」と記されていたのです

 「証紙」というのは、お役所などで何か事務手数料を払うときに購入して、料金を払ったことを証明するために書類に張り付ける紙切れのことであります、警察証紙というのは免許交付手数料など警察関係の手数料を支払うときに必要とされています、

どうやら、湖国交通安全協会なる民間団体が警察署のど真ん中に店舗をかまえて警察証紙を「売りさばいて」いるようなのであります、おそらく、この団体は市民に証紙を「売りさばく」ことにより何がしの口銭を得ているものと思われます

おいおい!交通安全協会って警察組織の一部ではないやろ、財団法人に過ぎないやないか、税が優遇される公益財団法人かもしれないが、お役所である警察とは別個の組織、団体であることは明らかやないか、それがどうして警察著の建物のなかで、そのど真ん中で店を構えて商売を営んでいるのや!

これは庇を貸して母屋を取られるどころの騒ぎではありませぬ、湖都警察署ははじめっから、「さあ、どうぞ、どうぞ」と言わんばかりに母屋のど真ん中を提供しているのであります

 何と気前のよいことかと言いたいところですが、これは冗談ではありませぬ、

これが極めて違法の疑い濃厚の利益供与でなくて何でありませうか!これが官民大癒着でなくて何でありませうか!

 いくら交通安全協会が警察のキチョーな天下り先であるからとって、このような癒着が許されるはずがありませぬ

最近は、東京都をはじめ、証紙の制度を廃止して、手数料などは直接現金で払う制度に切り替えているところも出てきています、証紙の制度はただただ二重手間に過ぎないムダそのものの制度ですから当然のことであると言ってよいでありませう

湖都警察署は、このムダな制度を後生大事に温存しているだけではなく、交通安全協会なる民間団体との大癒着を白昼堂々と敢行して、警察署のなかにお店まで設けてやって、稼がせてやっているのであります、

 警察だけではなく、いずれのお役所においても未だにこのようなデタラメぶりが横行しているのでありませう、巨人軍だけではなく、お役所のデタラメぶりも永遠に不滅なのであります・・・

グッドナイト・グッドラック!