UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

ほし柿つくり名人のゴローさん

2013-11-17 01:11:15 | 日記

今夜は昨日の日記の続きです

むべの実をポケットから取り出してGGIにお恵みくださってから、ゴローさん、わが庵のサウスガーデンに出て柿の実を取りはじめました

GGIさん、今日はほし柿をつくってあげます」

それでは少しは手伝わなければおもい、枝ばさみで柿の実を一つ、切り取りましたら声がかかりました

「そんな取り方したら失格、ヘタの部分をTの字の形に残して切り取らないと紐で吊るときに、紐をヘタに結びつけることができんでしょう」

まことにそのとおりであります、ゴローさんは十数個、渋柿をとると居間にやってきて皮をむきはじめました、小さなナイフで一度も途切れさすことなく皮を見事にむいていきます

 その器用さに感心して「ゴローさん、上手やなあ、皮むくの」とて申しましたら、九州は天草で11人兄弟の五男坊として育ったゴローさん曰く

「小さいころは干し柿つくりで毎年、いっぱい柿の皮をむくのを手伝わされたものです、ノルマがあって、決められた個数を向き終わらないと夕飯食わせてもらえませんのや」

あれこれ話しているうちにゴローさん、いつのまにか十数個の柿の皮むき終わっておりました

 よろしければ写真をクリックしてご覧くださいませ、柿の皮むきに勤しむ御年八十数歳のゴローさんです

 グッドナイト・グッドラック!

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これはむべなのかな?イエス、これはむべなるかな、むべなるかな

2013-11-16 00:46:54 | 日記

先日の午後、元大工さん、元天才バカボンのお父さんそっくりであった、五郎さんがやってきました、

 今年は柿の生り年でありますので、わが庵のノース・ガーデンにたくさん柿の実がなっております、毎年この頃になると五郎さんが収穫に参ります、五郎さん、ポケットから小さな包みを取り出して曰く

 「いつも柿の実をもらってばかりですので、今日はほんのちょっぴりお返しです」

 ここでいつもながらお手数が写真をクリックしてごらんくださいませ、ちょうど玉子ぐらいの大きさ、何か果物の実のようです

GGIさん、これは何だと思いますか?」

「う~ん、これはむべなのかな?あの昔のナントカ天皇さまのお気に入りだったという・・」

「そうです、これはむべの実です」

「なるほど、この姿、形、確かにむべなるかな、むべなるかな」

グッドナイト・グッドラック!

 

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二年寝て、また二年寝てました・・・でも元気そうでよかった・・・

2013-11-15 00:31:26 | 日記

先日、お昼前、玄関でとつぜん大きな声がしました、

GGIさん、元気?お久しぶりで~す!」

知人の某氏でありました、年齢は六十数歳というところ、ほんとうに久しぶりです、このまえ会ったのはいつのことだったか、もう何年にもなるはずです、いつのまにか消息不明のような状態になっていた人物です

 さっそく居間に案内しました、声も大きく思いのほか元気そうです

「このまえ会ったの、いつやったかなあ、君はこの新八重葎庵に来たことある?」

「ある、あのときは建ったばかりで、まだカーテンがなかった」

「そうか、そうすると5年ぶりということや、いったいどうしてたんや?」

「あれから二年寝て、それからまた二年寝てた・・・」

「寝てたって?入院してたのか?」

「そやない、家に閉じこもっていたんや」

「そうか、いつのまにか音信普通、心配してたんや」

「その間、近くにいる妹に助けられました」

この人物、中年になってからずっと精神を病んでいるのですが、いったいどのような病気なのかGGIにはよく分かりませんので聞いてみました

「いったい君の病気、何なのや、躁うつ症か何かか?」

「先生は《非定型精神病》と言うてはる」

「非定型って何や」

「よう知らんのやけど、いろんな症状がまじりあっていて、それが不規則に現れる病気らしい、ボクの場合は統合失調と躁うつがまじりあっているのや」

「そうか、それで今は大丈夫なのか」

「今は調子ええのや、先生もできるだけ外に出たほうがええと言わはるので、今日とつぜん思いついてGGIさんのところへ来たんや」

「そうか、よかった・・・もう病気が進んでどうにもならなくなっているんじゃないかと心配してたんや、よかった、安心した・・・調子がいいなら今週の土曜日にデモやるから来ない?」

「行く、行く!」

「無理するなよ」

「大丈夫や、あのなあGGIさん、以前、年末ジャンボ一枚、毎年くれたやろ、ボク、あれ楽しみにしてたんや、またちょうだいな」

「そうか、じゃあ忘れんようにするゎ、今日はジャンボないから、これ、もらい物のお菓子だけど持っていけよ」

二年寝て、また二年寝てた・・・そのあいだ彼はどのような思いで時を過ごしていたのでしょう 、GGIには想像が尽きません、今日は調子がよさそうだったのですが、いつ調子がくずれるか、本人にも予想がつきません、GGIには話を聞くことぐらいしかできることはありません、なんとか一日一日生きていってほしいと願うしかありません、今後、北向きお地蔵さまにお参りするときには彼のこともお願いすることにいたします

 グッドナイト・グッドラック!

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雑草問題特別委員会・・・・

2013-11-14 00:24:04 | 日記

【議長】定刻になりましたので、あの~議員が11月5日に提起されました雑草問題の審議を開始いたします、あの~議員、まず問題の概要を説明してください

【あの~議員】あの~でございます、あの~ですね、 独居老人性イチャモン課のGGI課長が、かつてそのブログにおいて雑草なぞないと明言しておりましたのに、去る10月31日に「わが庵の庭に雑草が生えていた」と記しておりました、この記述はあきらかにかつての発言と矛盾しておりますので、私は11月5日にこの日記のコメント欄に「やっぱり雑草はあったのだ!と題して以下にように記しました

《いつぞやブログオーナ様は「雑草なぞ無い、すべての草には名前が在る」
とおっしゃっていたのでは?》

あの~、この私どものコメントを記しましてから十日近くが過ぎておりますが当局からは、GGI課長からは何の反応もなく、この問題をうやむやにしようとしているのではないかと疑われるために本日質問いたすしだいです

【議長】GGIイチャモン課長、逃げずに答弁しなさ~い

GGIGGIでございます、何も逃げているわけではございません、この間、身勝手なニューニャ・GIA長官の命で命がけのミッションに携わっておりましたのでお答えするのが遅れたしだいです、それにこんな大きな問題になるとは思っておりませんでしたから

【議長】世の中に雑草なるものが存在するか否か、それが問題だ、ではないというのですか?

GGI】いいえ、決してそういうわけではございません、ですからこの一週間ばかり雑草問題のことで頭がいっぱい、私なりに雑草問題の歴史的背景を研究させていただきました、そうしましたら意外な事実が判明したのです、ものの本によりますと昭和天皇も生前GGIと同様のことを、すなわち「雑草なぞ無い、すべての草には名前がある」とおっしゃっていたのだそうです、ですから私が天皇が申されたことを無意識にパクッタのか、それとも天皇が私の言葉をパクッタのかははっきりしないのですけれども・・・

【議長】GGI課長、何を言いたいのですが、天皇がパクッタなどというのは不敬罪疑惑だぞ!天皇もそう言っているのだから自分の言動は絶対に正しいとでも言いたいのか?

GGI】いや、天皇を後ろ盾にしてコソクな言いわけをするつもりなど毛頭ございません、ただ事実関係を知っておいていただきたいと思いまして・・・

【議長】天皇のことはともかく、他の事実関係について説明しなさい

GGI】では申し上げます、私どもの調査結果に基づけば、雑草なるものはれっきとして存在しているともいえるのです、たとえば雑草を研究対象とした学会、「日本雑草学会」なるものが存在しています、来年2月には日本雑草学会第53回大会が開催されるとのことであります、学会があるくらいでありますから、雑草なるものの学問的定義も存在しております、ですから私が11月5日の日記に確かに「雑草が生えていた」と書きましたが、当の草々が雑草の定義に該当するものであれば、私が記したことは間違いでないと言えるのです

【あの~議員】そうなるとあなたの過去の発言はどうなるのですか「雑草などない」という発言を取り消しますか?

GGI】あの~ですね、あの~先生さま、前言を取り消しますと、天皇のお言葉を否定することになります、そんな畏れ多いことは・・・あの~ですね、この問題は雑草の定義しだいでどこへ転がっていくかわからない非常に複雑極まるセンシティブな問題なのです、ですから一言で申し上げれば、「雑草は存在する、しかし雑草は存在しない」というまことに不条理とも言うべき、サルトルさんもカミュさんもお悩みになった世界なのです

【あの~議員】サルトルとかカミュとか言ってあなたは問題をごまかそうとしているのでしょう、そんな手にはのりませんよ、はっきり答えなさい、雑草はあるのですか、ないのですか

GGI】ですから申しあげているではありませんか、雑草はあるけれどもない、ないけれどあると・・・もう少し正確に申し上げますと、定義は様々でありますけれども「雑草」なる概念は明らかに存在しており、その概念に属する草々は確かに存在している、つまり雑草は存在していると言えるのです、しかし「雑草」という名の、つまり「雑草」を固有名詞とするところの草は存在していない、だから雑草は存在していないということもできるのであります、おわかりですか?

【議長】なんだか分かったような分からないようなインチキの臭気がプンプンする話や、あの~議員、騙されなるな!

GGI】それにですね、雑草問題が厄介なのは、雑草の定義が実に様々であるということであります、

【あの~議員】あの~、たとえばどのような定義があるのですか

GGI】そうですね、これも若干曖昧な定義なのですか雑草学会あたりでは、人間に有用でない植物を雑草としているのではないでしょうか、でも「有用」の中身はどのようなものかという問題があります、たとえばタバコは有害と考える人々にとってはあんな雑草なんか、といことになりますが、スモーカーにとっては有用中の有用植物であるからです、農学的には、「作物に直接または間接的な害をもたらし、その生産を減少させる植物(荒井:1951)」という定義がありますが、この定義は農地以外にはあてはまりません、「雑草とは、人間の生活範囲に人間の意図にかかわらず自然に繁殖する植物」という定義(ウィキペディア)もあります、でもですね、たとえば日本雑草学会の研究所の圃場で研究のために「雑草」をたくさん栽培している場合は、これらの雑草は、研究所にとっては有用な植物でありますらから、雑草ではないということになります、この場合は雑草学会の圃場に咲いた雑草でない美しい花はいくら美しかろうが雑草学会にとっては邪魔っ気なものでありますから、逆に雑草と見なされることになるのです、ウィキペディアの定義も完璧なものではありません、人間の意図にかかわらず美しい花を咲かせる草花を目にしたとき、人は果たしてそれを雑草と感じるでありませうか、大いに疑問であります

【議長】もうそんなウダウダした、わけのわからん話をよろしい、さっと結論を述べなさい

GGI】ウダウダかクダクダか知りませんが、これが現実なのです、それに忘れてならないのは、何を雑草と定義するのか、定義を下す人物の立場や教養などにも左右され、個人差がとても大きいということです、ですから気まぐれに自分の気に入らない草を、「あれは雑草」だと言っても決して間違いではないのです、ですから雑草はどこにでも存在しているとも言えるのですが、すべての草々を気にいっている人物にとりましては雑草を存在していないと言えるのです、すなわち、これまでの私の説明でお分かりと思いますが、雑草が存在するか否かは極めて相対的で主観的な問題であるというのが私の結論です、

ここで一枚の写真をお見せいたします、わが八重葎庵のサウス・ガーデンの秋の景色です、よろしければクリックしてご覧ください、さてみなさん、このガーデン、雑草だらけで見苦しいとお感じなるでしょうか、いや雑草など存在しないまことに麗しきガーデンとお感じになるでせうか、それはみなさんのご自由であります、私どもは、私に癒しをもたしてくれるこれらのすべての草々の存在に感謝しております。ですから、先日は赤い花を咲かせているハーブの立場を考慮して雑草云々と申し上げたのですが、、本日は、ハーブの立場からではなくわたくし個人の立場から申しあげさせていただきますと、わがガーデンには雑草なんか存在していないのであります。、あの~議員、どうか雑草を取り巻くこの複雑で不条理かつセンシティブな現実をご理解ください、物事、すべての複雑なのであります、二者択一の単純思考では解決できないことが世の中、大半なのであります、これが本日の教訓であります、ご清聴ありがとうございました・・・

【あの~議員】あの~、あの~ですねぇ、おっしゃることは結局はコソク極まる言い訳に過ぎないようにおもわれますが・・・・

グッドナイト・グッドラック!

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宇宙人たちが窓からのぞいているヘンな電車・・・

2013-11-12 00:29:01 | 日記

先日、ウィークデイの午前十時ごろ、京阪電車さんの石坂線に乗っておりました、二両連結の小さな車両は朝の通勤通学の時間帯がおわってガラ空きです、GGI、少し眠気がして目を閉じて静かに座席に腰をおろしておりました

 しばらくして、何か人の視線を感じたような気がして、そっと目を開けましたら、なんということでしょうか、窓の外に何人もの人影があり、じっとGGIのほうを見ております、逆光のせいで表情は定かでありません

 ここでお手数ですが今夜の写真をクリックしてご覧ください

 窓の外から、えたいの知れない人物が4人、じっとGGIの方を見つめています、走っている電車にずっと、いつまでもついてきます、とても変な気分です

 GGI、これはユメだろうと思いました、きっと今ユメを見ているんだ、いまに夢からさめるだろうと思っていましたが、いっこうにその気配はありません、それであわてて頬をつねってみましたら十分に痛いのです、ですからユメではないのです 

 GGI、少し気味悪くなって、少し離れた席に座っていた人物に声をかけました

「とつぜん失礼いたします、ちょっとお尋ねしたいのですが、あなたは窓の外から誰かがのぞいているのにお気づきでしょうか?」

「ああ、あの人たちですか、私も気づいております、近頃よく見かけますね」

「そうですか、じゃあユメなんかじゃないんだ」

「私も最初はユメかと思ったのですが、ユメではありません、ひと月ほど前からよく見かけます」

「そうですか、ところであなたは彼らが何者かご存知でしょうか?」

「ええ、知っております、偶然知ることができたのです、いつだったかこの車両に私一人しか乗っていなかったときに、思い切って彼らの一人に聞いたのです、そうしましたら・・・・」

「そうしましら?」

「実は自分たちは宇宙人だと申しておりました」

「ほんとうですか、それでは彼らはあんなところで何をしているのでしょう?」

「人間の仕草などを観察しているのだそうです、人間そっくりになるために観察しているのです、彼らの話では、地球にはもう結構な数の宇宙人が人間そっくりになって暮らしているとのことです、今では地球人のおよそ三分の一は宇宙人だということです、宇宙人などというとみなさん気味悪がったりしますが、彼らは人間以上に人間味があったりして、なかなか魅力的なのです、彼らが人間に害を及ぶようなことは決してありません」

「それをお聞きしてすこし安心いたしました」

「それにですね、米国のネバダ州の砂漠にある米軍の秘密基地《エリア51》、あの基地では密かに宇宙人の研究を行っているとされていますが、あの基地で働いている人間の半分以上は、実はすでに宇宙人に入れ替わっているのです」

「えっ、そんなことになっているのですか、それでエリア51のその宇宙人たちは何をしているのですか」

「宇宙人のことを研究するふりをしながら、人間と言う奇妙な生き物について研究しているのです」

「ほんとうですか!でもあなたは宇宙人のことにとても詳しいですね、何か宇宙人のことを研究しておられるのですか」

「いや研究というほどのものではありません、実は私はずいぶん長いあいだ宇宙人をやったいるのです・・」

「えっ、あなたも宇宙人なのですか!いったいなぜあなたは地球にやって来たのですか?」

「私たち宇宙人は争いの絶えない地球の人々に平和をもたらすためにやってきたなどとキレイごとを言いたいのですが、そうではありません、GGIさんが何年か前に打ち上げられた冥王星お見舞いロケットのドンドン22号さんにお出会いしましたときに、地球も結構サケはうまいし、ネエちゃんも結構キレイとお聞きしたものですから、事実確認のために地球にオジャマしに来たのでございます、GGIさん、これから仲よくしませうネ!」

 グッドナイト・グッドラック!

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