先日の夕方、庭木の剪定の下見に市のシルバー人材センターのおじさんがやってきました
いままでマザーの生前から頼んでいて、わが庵のガーデンのことは隅から隅まで知っている大変お世話になってべテランのおじさんが老化でリタイア、それを引きついだ新人のシルバーおじさんが下見に来たのでした
草々が豊富に存在しているのを目撃して、剪定とは別に三人ぐらいからなる草刈班にも来てもらいましょうかと打診されましたが、GGIとしましては草々も八重葎庵に必須のファクターでありますので「まあそこまでしていただかなくても、豊かに伸長している草々だけ剪定のついでにテキトーに刈ってもらえば結構とこたえて、わがサウス・ガーデンに案内いたしまた。
そうしましたらこの新人シルバーおじさん、ホトトギスがたくさん咲いているのを目にしてのたまいました
「わあぁ、これは凄い、ホトトギスがこんなにいっぱい密生して咲いているのは初めてみました、すてきですねえ、ホトトギスってお茶花ですよ」
この新人シルバー氏の言がほんとうであるかどうかGGIには分からないのでありますが、その言を信じて、ホトトギスがこんなに咲いているのが珍しいのであるのならばと思い、GGIはさっそくこのサウス・ガーデンをわが特定秘密に指定することにいたしました、特定秘密の花園です
ホトトギスなんか特定秘密でも何でもないだろう、何を大げさなこと言っているんだとおっしゃる向きもいらっしゃることでしょうけれど、一個人が何を自分の秘密として決めておくかは勝手でありますから、ここでホトトギスが密生するわが庵のサウスガーデンは特定秘密に定めると宣言いたしておきます。
個人の場合は、どのように己のプライバシーを保護するかは人によって様々です、固定電話と住所ぐらいなら教える、いや私はメールのアドレスだけ、いや私はメールのアドレスは教えない、携帯は教える、いや教えない、どうしようがまったく個人による特定秘密の指定はまったく自由であります
しかし国家が勝手に特定秘密を気分で決めてはいけませぬ、個人の気まぐれは許されますが、国家なるものが気まぐれに特定秘密なるものを密かに決めてしまうのはどうみても国家の傲慢というものでありませう
米国の諜報機関が同盟国も含めてあっちこっちの国の首脳の電話などを盗み聞きしていたことが最近暴露されましが、そのときに日本は大丈夫かと聞かれた官房長官、アベ君の電話は大丈夫などとまことにノーテンキなこと言っておりました
GGIの考えますところ、わが国は戦後、軍事的外交的には米国の属国みたいなものでありますから、おそらく日本の機密情報はふだんから米国側にジャジャ漏れでありませう
ですから特定秘密云々法制定を云々する前に、米国の猿マネの国家安全保障会議などという国家の飾り物をつくる前にまず、アベ君が本当に日本を取り戻したいのであれば、ノモホンのペイトリオットであるならば、違反者に重罰を科すことを内容とする「対米徹底防諜法」を制定すべきでありませう、そうでないといくら特定秘密保護法をつくっても、米国側への国家機密のジャジャ漏れ状態が続く限りは、せっかく密かに決めた特定秘密は保護されないことになるでありませう、これでは特定秘密時保護法とやらを制定する意味がありませぬ
なんて、こんやは若干マジメな話に脱線してしまいました、お許しください
よろしければ写真をクリックしてご覧くださいませ、わた庵の特定秘密の花園に咲くホトトギス君たちです
グッドナイト・グッドラック!