先日、おセンチの季節である晩秋を飛び越えていきなり冬になってしまったなあと思いながら湖畔を散策しておりましたら、冬の水鳥、岸部にカモ君たちが姿を現しておりました
カモ君たちが二羽、何か話し合っております
「あのなあ、国会で特定秘密保護法がもうすぐ成立するそうや、おまえ知ってるか?」
「特定秘密って何のことなの?」
「おまえもたまには新聞でも読めよ、特定秘密っていうのはなあ、他のヤツには絶対知られたくない、特別に秘密にしておきたい事柄のことや、おまえにも特定秘密があるやろ」
「特別に秘密にしておきたいことかあ・・・そやなあ、ボクなあ・・・実はなあ・・・実は水虫なんや、そやから水の中にいるの、ほんまは苦手なんや」
「なんやショモない秘密やなあ、あのなあ、水鳥が水虫になってどないするねん、水鳥が水を嫌がってどないするねん、水虫なんかなあ、風呂にはいったときに足をよく洗って清潔にすれば、水虫なんかにならへんのや」
「そんなこと言うけど君の特定秘密はどんなことなの?」
「オレの特定秘密か・・・オレのはほんまに他のヤツに秘密にしておきたい恥ずかしいことや」
「どんな秘密なの、さっきボクの秘密教えたのだから教えてよ」
「あのなあ、オレなあ・・・誰にもいうなよ、ほんまに恥ずかしいことやけど、毎年いまごろになると、冬が近づくと、オレなあ・・・むしょうにネギしょって歩きたくなるんや」
「ネギしょって歩きたいの!ほんまに特別に恥ずかしい秘密やね」
「そうや、毎年今ごろになると、あのGGIのおっささんがやってきて言うやろ、え~ネギはどうですか、今年も湖畔にいらっしゃったカモのみなさん、ネギはどうですか、背中にしょいやすいおいしい京野菜のネギはいかがですか、あのセールストークについ乗せられてしまいそうになるのや」
「自分からわざわざネギをしょいたがるカモなんて君だけや、これは特定秘密でなんかやあらへん、これは特定恥や、君はカモの恥さらしや!君のようなヤツのために特定秘密恥さらし法をつくったらええのや!」
よろしければ写真をクリックしてご覧くださいませ、互いの秘密を語り合うカモ君たちです
グッドナイト・グッドラック!