先日の深夜、電話がかかってきました、
「あんニャー、おれニャー、今夜はニャー・・・それでニャー・・・」
この遅くに誰からだろうと思いましたらGIA長官のニャーニャでした、昨年末以来のミッションの知らせでありました
昨年末、湖北の小さな町での原子力村とかいうヴィレッジの強力な手先とのバトルは、この日記にかつて記しましたようにいちおう勝利したと言えるものでありました、しかしながら、このたびはちょっぴり厄介で長引きそうな案件に関係したミッションであります
このたびのミッション、若干心身に危害が及ぶ可能性なきしもあらずであるためミッションに必要な装備をしっかり整えておくようにとのニャーニャの指示でありましたので、ミッションの前日、準備にとりかかりました
ここでいつもながらお手数ですが写真をクリックしてご覧ください、このたびのミッションに必要な品物を撮ったものです
お帽子、クリップボード、クリップ、メジャー(3.5メートル、10メートル)、温度・湿度計、スコップ、軍手、使い捨て手袋、マスク、方角を知るためのコンパス、雑巾、タオル、ティッシュぺーパー、マーカー、ボールペン数本、ポリ袋大小数枚、輪ゴム、デジカメ、携帯、メガネ、ハサミ・・・
まあ、あとはできればゴーグルと風向計があればいいのですが、だいたいは準備OKというところです、これらの品々をご覧になると、ホッホウ、GGIが珍しく屋外で何か肉体労働とまではいかなくとも、何か労働まがいのことを行うのか、とお思いになる方もおられることでありませう
だいたいはアタリであります、でも一つだけ最も必要とする、肝心の装備が欠けているのであります
欠けているのはシンチレーション・カウンターなる放射線計であります、でもこれは現地の我が頼もしきエージェントが準備してくれることになっているので心配無用・・・・^これでミッションの内容がだいたいお分かりになったことでありませう
そうです、某所における放射線の量を測ることがミッションの主な内容です、普通の場所であればこのような大装備は不要、放射線計さえあれば他にたいしたものは必要としません
ところがこのたびのミッションを果たすためにGGIが赴きます場所は明らかに放射能で汚染されているのであります
GGIがわざわざ福島へ出かけるのか、ほんとうか、ほんとうなら感心なことであるよなあ、とお思いの方もおられることでせう・・・でも、GGI、みなさんもご承知のとおり、それほど感心な人間ではありませぬ、ではどこへ赴くのか?
実はわが麗しの湖国に突如、放射能汚染地帯が出現してしまったのであります、正確に申しますと今春、密かに湖国の某河川敷に出現したのです、福島県で発生した放射能で汚染された木材チップをこの湖国に誰かが持ち込んだためであります、県はこのことを察知していたのですが、「線量も低いし、ちょっぴり汚れているかもしれないけど、まあいいか、それに悪質業者を見つけ出して法的な責任を取らすのは法律的にまことにヤッカイだしなあ」と数カ月間、地元の自治体に知らせずに、ほったらかしにしていたのでした、ところが最近になって、週刊誌ダネになるなど、この不法投棄物を県が放置していることが発覚してしまった、というしだいです
これはまことにヤッカイな話なのありますが、今後、全国のあちこちで似たような事態が起きるのではないか、いや、もう既に起きているのではないかと懸念されます
GGIがこのミッションを無事に終えたとしても、そんなことぐらいでコトがすんなり治まるわけではありませぬが、まあニャーニャ直々の指示でありますからミッションを果たすべき、GGIは県内某所に出向く所存であります
(この日記、続くかもしれません)
グッドナイト・グッドラック!