今夜は昨日の日記の続きです
むべの実をポケットから取り出してGGIにお恵みくださってから、ゴローさん、わが庵のサウスガーデンに出て柿の実を取りはじめました
「GGIさん、今日はほし柿をつくってあげます」
それでは少しは手伝わなければおもい、枝ばさみで柿の実を一つ、切り取りましたら声がかかりました
「そんな取り方したら失格、ヘタの部分をTの字の形に残して切り取らないと紐で吊るときに、紐をヘタに結びつけることができんでしょう」
まことにそのとおりであります、ゴローさんは十数個、渋柿をとると居間にやってきて皮をむきはじめました、小さなナイフで一度も途切れさすことなく皮を見事にむいていきます
その器用さに感心して「ゴローさん、上手やなあ、皮むくの」とて申しましたら、九州は天草で11人兄弟の五男坊として育ったゴローさん曰く
「小さいころは干し柿つくりで毎年、いっぱい柿の皮をむくのを手伝わされたものです、ノルマがあって、決められた個数を向き終わらないと夕飯食わせてもらえませんのや」
あれこれ話しているうちにゴローさん、いつのまにか十数個の柿の皮むき終わっておりました
よろしければ写真をクリックしてご覧くださいませ、柿の皮むきに勤しむ御年八十数歳のゴローさんです
グッドナイト・グッドラック!